文字書式の変更を次の段落に影響させない

 段落記号を除いた段落の文字列をすべて選択してから、その文字列の文字書式
を変更した場合、変更した文字書式が段落記号にも自動的に適用されるので、
その後[Enter]キーを押して新しい段落を始めると、同じ文字書式が後に続くすべ
ての段落の文字列に適用されます。

 これは、段落の書式設定が、段落の前の段落記号に含まれるているためです。
このように次の段落へ書式が影響しないようにするためには次のように操作します。


●操作方法●

(1)段落記号と後続の段落を除いて、書式設定する段落の文字列すべてを選択し、
   設定を適用します。

(2)段落記号を選択し、[Ctrl]キーを押しながら[Space]キーを押します。

*これによって段落記号から文字書式が削除されます。


 以上の操作で、新しい段落を始めるとき段落記号に文字書式が含まれません。
 文書に段落記号が見つからない場合は、段落記号が隠し文字になっていますの
で、[ツール]メニューの[オプション]をクリックし、[表示]タブの[段落記号]と
[隠し文字]の両方のチェックボックスをオンにします。

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