●氷魅華●

●基本設定●

両親が共に元プロレスラー(日本人の母と米人の父、二人共それなりに有名)だった為、自然と父親が興した団体(NWL)に就職するのだが、本来は幼い頃より習い、今も続けているシュートボクシングがベースで、プロレス技は後から付いたテイスト。
従って、蹴り技は一撃必殺の威力を持ってはいるものの、試合では隠し玉としてあまり披露しない。

NWLマットで、氷魅華がフィニッシュホールドとして使用している技はジャックハマー(ハーフハッチ)で、相手の力量によってはテキサスクローバーに移行する。(関節技が得意なレスラーに対してはこの技でフィニッシュする場合もある)
打撃技のクラックシュート(反転ニールキック)からフィニッシュに繋げるのがNWLマットでのパターン。

氷魅華の持ち技の中では、最大の威力を誇るサイクロンハンマー(反転クローズライン)はまさに伝家の宝刀と呼ぶべき技で、よほどの事(相手)でないと絶対に出さない。

また、インサイドワークも得意としており、凶器を巧く使うと思えば、ローリングクラッチ等のクラッチ技も難なくこなす。

NWLマットでは一応ヒールなので、殴る・蹴る・叩く等の技の組立がメインだが、もともと身体能力が高く、器用な人なので対戦相手は選ばない。

母が日本人なので、本当は日本語はペラペラなのだが、来日する時はいつも日本語がわからないフリをしている。(ハイパーと喋る時だけ日本語…他の人間が来ると、とたんに「ワタシ、ニホンゴ、ワカリマセ〜ン!」)

とにかくのんびり屋でマイペースで淡泊で、日常生活でも、プロレスでも人を喰ってる人だが、これを全部「地」で全く意識してやってないトコロがまた…(コレでまた試合に負けても全然悔しがらない、ニコニコして「あ〜負けちゃったぁ…」とか言っちゃうから相手としては張り合いがないし、拍子抜けしてしまう)

日本の武術、合気道に興味を持っていて、日本に来日した時には必ず道場に通う。

ちなみにトレーニングは人の倍はするぞ!(しかし彼女の場合それさえもライフワーク感覚だけど)

●位置づけ●

団体抗争の中で、必死にしのぎを削ってるレスラー達の中にまじり、野望や覇気の全くない変わり者の天才レスラーを一人置いたら面白いだろうな〜と思ったのです。(氷魅華にとってのプロレスは週末のスポーツみたいなモノ…)まあ、そういうヒトだから勝敗にはムラがあるんだけどね…あ、プロレス自体はとっても大好きらしい。

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