2003年02月
★闘龍門ジャパン 清水マリンビル興行★

昨年12月から連続3ヶ月の静岡での闘龍門の興行…静岡はウケがいいみたいね。

今回の興行会場も清水はエスパレスのドリームプラザ…の横にある清水マリンビルという小ぢんまりした会場だか、それでもそれなりの客入り。
静岡での
闘龍門興行にいつも来て思うことは、お客さんの半分が多分は生粋の闘龍門ファンで、あとの半分は闘龍門興行は初めてっていう人じゃないかなぁというなかなかに面白いバランス。

さて、いつもならここで、少しずつ試合のレビューをするところだが、長らくのサイト休止で今回はもう興行から1月経っているので、試合の雰囲気をほとんど忘れてしまっている^^;

もっとも、興行内容的には1月に行った静岡興行よりは面白かったという程度で、凄く良かったというほどではなかった。

専門誌でも取り上げられていた
SUWAコンドッティ修司の試合が闘龍門にしては珍しく荒れに荒れたくらいである。

あとはまだまだ前回と同じく動き始めといったところか?

去年抗争で負けて消滅してしまった
「T2P」だが、何からの形でこれからも継続していって欲しい気がする。
ジャベは見ていて楽しい。

ミラコレはスッカリ元気(勢い)がなくなってしまったし、モッチ−の新M2Kはお荷物を背負い込んだ感がしてならない…。

今年の闘龍門C−MAXの動きに期待か!?


2003年07月
★闘龍門ジャパン ツインメッセ★

いやぁ、もうなんか静岡に来る度に恒例になってしまった闘龍門ジャパンの観戦記です。

1月と2月の静岡県興行では、まだ2003年のテーマみたいなものがなく、イマイチ消化不良の内容でしたが、今回はある程度テーマのある興行が見れそうなので、チョッと期待していました。

現在はどのプロレス団体のユニットも選手も、
「ベビーフェイス」または「ヒール」という明確な枠付けがないように思う。
それ自体は私もそんなに悪いことではないと思うのだが、明確な枠付けがないことによって、団体内やユニット同士の戦い(試合)にいまいちメリハリがないという弊害も少なからずあるように感じられる。
これは
闘龍門にも言えることで、正規軍C−MAXDoFIXERイタリアンコネクションとユニットは多いが、最近のユニット同士の抗争に関しては何となく「メリハリ」に欠けるなぁというのが私の率直な意見だ。
個人vs個人ということでは割と話題が多い
闘龍門だが、折角それぞれが程よい(?)バランスのユニットなので、もうちょっとユニット単位で絡むことが出来る話題も欲しいところではある…まぁ難しいんだけどね。

さて、以下はツインッセ興行のレビュー

●第一試合 タッグマッチ●
JUN     vs   斎藤了
CIMA         堀口元気
(C−MAX)     (DoFIXER)


今年初めの静岡興行で
CIMAが「C−MAXに一人入れる」と言っていたが、それがまさか小川内潤(JUN)だとは…てか、C−MAX入りが効いてるのか?意外と人気者になってたJUN、女性客からの黄色い声援も飛ぶ飛ぶ。
でもやっぱり他の
C−MAXのメンバーから比べるとチョッと格落ち…ま、比べちゃ悪いか。

この静岡での興行の前に大御所、
天龍源一郎とのシングル戦を経験していた堀口天龍スタイルで攻撃すれば、それをまたCIMA天龍スタイルで返す。

斎藤了サイクリングヤッホーがスッカリ決まらなくなったというか、もうホントにタッグ専門の面子になっちゃった感じ。

初めて
CIMA「シュバイン」を生で観た。(フィニッシュで勝利)なかなか地方じゃやってくれないからなぁ…

●第二試合 シングルマッチ●
ストーカー市川 vs BATAやん


個人的に是非観たかった
BATAやん
コミカルレスラーってのはネタ作りが大変だ…年間200試合(?)やっていく中で、次々と話題を提供しなければならないし、お客さんも飽きが早い。
どうしても「ネタ」だけでプロレスをやっていると、マンネリ化してくる…そこは
イっちゃんも苦しい所だ。
ただ、こういう試合の場合は相手によっても状況が色々と変わってくるものだ。

さて
BATAやんだが、「夢芝居」の曲にのって登場、しかも自分で歌いながら^^
完全な演歌キャラかと思っていたが、思ってたイメージとチョッと違って、イヤミ系(でも弱い)と言ったカンジのキャラで、これから先どうなっていくのかわからないが、この試合はナカナカ楽しめた。
イっちゃんもウカウカはしてられない状況ではあるが、低いレベルで(弱さを)競える相手が多い方が良いのではないかな?

●第三試合 シングルマッチ●
アンソニー・W・森   vs   SUWA
(ロイヤルブラザーズ)     (C−MAX)


これは最初にまず「試合になるのか?」と…^^;

案の定、
SUWAの力が圧倒的に勝るのは当たり前で、アンソニー王子がどこまで頑張るかって事なんだろうけど…う〜ん…あからさまにSUWAが抑えているのが伺えちゃう内容。
王子も悪くないんだけど相手がSUWAだしね、シングルでSUWAとマトモに絡める選手っていうと闘龍門では限られちゃうし仕方ない所か?

最後は
SUWAジャベが売りの王子余裕と屈辱の肩固め(かな?)でギブアップ勝ち。

●第四試合 セミファイナルタッグマッチ●
TARU    vs    横須賀亨
ドン・フジイ       マグナムTOKYO
(C−MAX)      (DoFIXER


普通に考えたら良いカードだが、
フジイさんとマグナムは2日後に日UGDタイトルマッチを控えており、とてもビミョーな時期。
早速
マグナムが試合前のMCで「今日の試合は亨(横須賀)に任す」とスカし宣言。
事実この試合は殆ど
横須賀が独りで頑張る内容。

ちなみにチョッと話はそれるが、この
横須賀亨はナカナカにグッドレスラーで私も好きなのだが、実はこの選手、試合中の独り言やTVに写っていない所での言動が非常に面白いのだ。
みなさんも是非
闘龍門の試合をライヴで観て、横須賀亨の映像では写らない言動を観察してほしい^^
「独り言」のクセなんかは本人も気づいていないんじゃないか?

試合は
横須賀が独りで奮闘するも、TARUフジイさんに立て続けに大技を食らって、最後はフジイさんナイスジャーマンで轟沈…だったかな?^^;
マグナムはホント楽をしていました。

ところで各ユニットにはそれぞれセコンドがつくのだが、どうも
CIMADoFIXERのペットゴリラ(という触れ込みのミゼット選手)ヴェネツィアがキライなんじゃないか?
ヴェネツィアに絡まれると妙にヒートしているように思える。

試合後定番の
DoFIXERの「踊り」最中も横須賀はフラフラ。
横須賀亨…お疲れ様^^;

●メインイベント 8人タッグ
コンドッティ修司     vs     セカンド土井
ベーカリー八木             新井健一郎
YOSSINO               ドラゴンキッド
ミラノコレクションA.T.        望月成晃
(イタリアンコネクション)       (正規軍)


英連邦のベルトも手にして今勢いに乗るコンドッティ修司はご当地静岡県出身だがあまり地元ファンが居ないらしい(私もあまり好きではない^^;)
漁師だったペスカトーレ八木パン屋に転身、パン屋キャラの方が何故か生き生きして見えるので、これは正解だったと思う。
YOSSINOも最近上がり調子…でもリーダーのミラコレが最近あまり元気がないのが気になる。
確かに現在絡んでいる相手が居ないのだが、実力的に今のポジションに甘んじている選手ではないと思う…
T2Pが消滅して、イタコネというユニットは残ったものの、イヤミ系のキャラが薄れてしまっていて、ただ日々の試合を淡々とこなしている現在の状況はチョッと残念。
もっとも、今までは
闘龍門JAPAN勢に比べると格下感が否めなかった他のT2Pメンバーが今必死に上に行こうとしている所なので、それらがある程度食い込んで来るまでミラコレの出番はお預けという事なのかな、うん。

欠場中の
ブラザーYASSINIが巡業でMCコーナーを作ったらしくて静岡でも披露、初めて&ノリの悪い静岡ということで、反応はイマイチだった。
しかし
闘龍門はもともとMC多いし、堀口「H・A・G・E」コールなど、それらが会場(試合中)で自然発生するのならいいが、これから先お客さんにやらせる事が多くなって行くのはどうだろうとも思う。

対する
正規軍はまぁ代わり映えぜず。
というか、
正規軍メンバーはピン(一人)でリングに上がってくるにはチョッとキャラが弱い人が多い。
正規軍メンバーはどうしても6人とか8人とかのタッグ戦がメインになってしまうのは仕方ないのかな?

正規軍に入っからセカンド土井が集中的に狙われているみたいだが、それがかえってセカンド土井の成長を促進しているようで良い傾向なのではないかと個人的に思った。

試合そのものはそんなに印象に残ってない^^;

いや悪い試合じゃなかったけど…
良い試合でもなかったけどね。

確か
モッチーツイスターで勝利だったかな?
(って位の印象しか残ってない^^;)

総評として1月2月の興行に比べて格段に良かったが、前置きで書いたように「メリハリ」って部分が欲しいなぁとも思った。

次回の静岡興行は9月だ。

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