2003年11月
★闘龍門ジャパン 焼津市民体育館★

もう毎度毎度の闘龍門ジャパンの観戦記です。

今回は11月29日の焼津市民体育館での興行。
ここのところの県下の
闘龍門興行は月一ペース、12月にもまた浜松で興行が予定されている。

実はもとちー焼津市民体育館と言う場所は初めて。
「いつもの行き当たりバッタリなんとかなるだろう」などどタカをくくっていたが、当日は仕事帰りでしかも大雨…そして意外にも焼津は遠く、あまつさえ
市民体育館が見つからずに30分ほど市街をウロウロする有様で、結局興行開始に10分ほど遅れてしまう。

会場で待ち合わせしていた
まきおん氏も「遅刻」に付き合わせる形になってしまった…ゴメンなさい><;

どうも最近静岡での興行と言うのはビッグマッチのスグ後日というのが多く、中休み的な内容の興行が多いような気がする。
では以下に軽くレビュー


●第一試合 タッグマッチ●
望月成晃    vs    新井健一郎
セカンド土井        ドラゴン・キッド


会場入りしたときにはチョッピリ始まっていた試合。
セカンド土井に徹底的に経験をつませるという意味では良い第一試合だと思うが、モッチーとかは第一線に絡めなくて、ちょっと勿体無い気もする…まぁ後輩育成も大事な仕事だもんな。

試合はキッドと
土井クラッチホールドの切り替えし合戦でアッサリ3カウント。「あ…3っつ入っちゃった」って感じで観客はあっけに取られる。


●第二試合 シングルマッチ●
ストーカー市川 vs マイケル岩佐


アメリカ武者修行中だった元「岩佐軍団」岩佐&三島がアメリカンテイストを引っさげて
フロリダブラザーズとして日本に逆上陸。
この前日の後楽園からのお披露目みたい。

ま、つかみとしては悪くない。

そう言えば第2試合でもとちはやっと気づいたのだが、
ベーカリー八木がレフェリーやってるじゃん^^;
そっか…
ドッティ−らにレスラー失格の三行半をつきつけられて、結局レフェリーにまで墜ちていたのか。
まきおん氏の話しによると、もうずっとレフェリーやってるそうだが…ホントにレスラー辞めちゃったの?

で、そのレフェリングなんだけど…どっかユルくて不透明。

試合は売り出し中の
マイコー(マイケル)岩佐が勝利。
イッちゃんダシに使われた。


●第三試合 シングルマッチ●
ダニエル三島 vs 高木省吾


続いてセコンドについていた
フロリダブラザーズの片割れダニエル三島がそのまま高木(元ベルリネッタボクサー)と試合。

マスクしてたときは何となく迫力に欠けたボクサー(高木)なんかコワモテな感じが漂う…(が、プロレス頭はナンか悪そうな感じ…ゴメン)せっかくマスクを脱いで、
ドッティヤッシーニ大鷲らのアウトロー部隊(はぐれ軍)に合流したのに、今回はナゼかフロリダブラザーズの当て馬。

ロープを利用したフォールで三島に負ける。
ベーカリー八木のこれでもかというユルユルのレフェリングが3試合続く。


●第四試合 6人タッグマッチ●
JUN     vs  YASSINI
SUWA       ドッティ修司
CIMA        大鷲透
 

前日の後楽園興行ではC−MAX(今回と面子が違う)とUWA6人タッグのタイトル戦を行い、まんまと防衛に成功した
はぐれ軍の3人、まぁ波に乗ってるよな。
個人的にはダイッキライだがね。

さて、今日は昨日のリベンジと言うコトで、
C−MAX側のモチベーションも上がっていることだろうと期待しました。

今、闘龍門セカンド土井
JUNはとても大変で過酷な時期だと思う…格上と当たることも多く、集中的に狙われてローンバトルになることも多い、しかしこの試練を乗り越えられればもうひと回りビッグなレスラーに成長できると思うので、素直に頑張って欲しいと願う。

で、C−MAX側のモチベーションも上がっているというのに、ここでもベーカリー八木がユルユルの不完全燃焼のレフェリング。
乱戦の最中、はぐれ軍レフェリー八木へ暴行、これによりあっさりはぐれ軍の反則負け裁定を下す。

これにはお客さんも、
CIMAも呆れ帰り「何やってんだお前!?」ベーカリー八木に詰め寄り、お客さんを煽って再戦要求するも、ドッティ達は無視して退場。(そりゃそうだね…ドッティ達には都合が良い)

2年前ですか?
モッチー率いるM2Kリングアウト推進委員会を発足し、「不完全燃焼・不透明決着」をスローガンに活動していたが、実際の内容的にはちゃんとメリハリの効いたプロレスの試合をやっていた。だからこそウケていたし、M2K人気にも火が付いたが、ベーカリー八木のレフェリングにはこの「メリハリ」がなく、本当に不完全燃焼の不透明決着なのだ。

これが最初から4試合続いてしまうのはいくら地方興行とはいえどうかと思う。
せっかくスタッフを増やして地方での興行に臨んでいるのに、肝心の興行の中身がこれでは…
これが続かなければいいが…


●第五試合 セミファイナルタッグマッチ●
スペル・シーサー  vs  TARU
マグナムTOKYO      ドン・フジイ


もー何ていうかね…マグナム楽しすぎよ^^;
そういうキャラクターだしさ、ビッグマッチ控えてるのも判るわさ…でもタマには試合して欲しいなぁ…と。

今は
シーサーとしか組めないって事もあるんだろうけど。

面子が面子だから、及第点な試合はやるんだけれど、ナンか想像がついちゃう試合ってのはイマイチだよな。
前の4試合がイマイチ釈然としないのも手伝ってるよね。

ドリラーTARUさんがシーサーをピン。


●第五試合 メインイベント6人タッグマッチ●
アンソニー・W・森        斎藤了
YOSSINO        vs  堀口元気
ミラノコレクションA.T     横須賀享


前回もチョッと書いたが、ミラノがさわやかキャラ過ぎるのがどうも気になる…。
マグナムとのUDGタイトルマッチも決定し、話題の中心に返り咲いてきているのは喜ばしいが、やっぱりトップどころ(メインイベンター)は良くも悪くも「アク」ってのが必要に思う。
今のミラノは妙にさわやか過ぎて、たとえタイトルを獲ったとしてもその後を引っ張っていくことが出来ず、とても短命で終わるような気がするのだ。

試合の話に戻ろう。

この面子での
もとちーの楽しみと言えばやはり横須賀享クン
相変わらずグッドレスラーであり、楽しい。
何気ないひとつひとつの動作が良い。

堀口のキャラって言うのは自分で作り上げて来たもので、それはそれで素晴らしいし、面白くもある。(堀口のキャラってプロレスの実力がはかりにくいキャラではあるな)
横須賀クンのは天然のキャラなんだけど凄い味があるんだな、そしてプロレスに関しては真面目で黙々とキッチリこなす仕事師。これは本当に彼の武器だと思うから、これからも末永くレスラーを続けて私を楽しませて欲しい。

斎藤了…君はそれでいいのか?
確かに堅実なポジションではあるが、そろそろ何かしないか?

ンソニー王子…そろそろ自分のユニットのロイヤルブラザーズを何とかしてやってくれ。

ヨッシーノ…うん、実力とセンスはあると思う、でも自分は好きでも嫌いでもない。でも、彼が居ると確かに試合がスピードアップするつーかビルドアップするっつ−か、それは大事だよね。

で、試合は
さわやかミラノ君A.Tロックで勝利。
最後のマイクもさわやかに決める。

う〜ん、なんかさわやかスギ。


総評なんだけど、ビックイベントの後、そして4試合連続の不完全不透明裁定でナンとも間の抜けた興行って感じ。
ちょっとお金を損したかな?という感じは否めなかった。

次回に期待。(←これいつも書いてないか?)

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