2004年7月
★行きました報告★

と、言う事で。
スッカリサイトの更新が滞ってしまいまして、こちらのコーナーも手つかずでしたね。

前回のレポートが1月の
闘龍門ツインメッセでした。
で、その後に2月(だったかな?)の
みちのくプロレス静岡巡礼を観戦、こちらは久しぶりの友人に誘われまして、半分乗り気じゃなかった(つぼ原人は好きなんですが…)のですが、これは意外と面白かったです。チケット安めだし。

最近思うのですが、根本的に自分は中規模団体(メジャーとインディーの中間ぐらい)の団体が好きみたいですね。
ヘビーよりはジュニアより(ライトとかウェルター?まぁそういうはっきりとしたウエイト階級がプロレスにはないわけですけど)が好きみたいですし、どうもルチャ系が性にあってるっぽいです。

4月にはチョット遠出して、
浜松アクトシティで行われた闘龍門ジャパンの興行観戦。
「まぁ少しはまともな内容のものが観れるかな?」と期待したものの、内容はやはりイマイチ。
最近はプロレス関係の情報を追っていないのですが、
闘龍門って社名変更したんですって?(←ってくらい追ってない)
最近の
闘龍門は各ユニットの戦力バランスが悪過ぎて何処かが出てきてもそれと争えるだけの「対抗勢力」が出来ないから盛り上がらないのではないかと思ったりしています。

まぁ、またこれからちょくちょく何処か観戦して、勝手気ままので独断と偏見込みのレポートしたいと思います。

今回はいじょ〜



2004年1月
★闘龍門ジャパン 静岡ツインメッセ★

いつもは昨年のプロレス総括なんかやってますが、今年はナシです。特に書きたいことがないので。

と、言う訳で、今年もしょっぱなは、闘龍門静岡興業レポからスタートです。

年末で一区切りついた後の年明け最初の興業ということで、この時期は団体や各選手ともまだテーマや方向性がハッキリしていない事が多く、興業内容もイマイチ(特に地方では)だったりするケースが経験上多いので、今回金欠気味のもとちは観戦しようかしまいか会場前で1時間ぐらいウロウロして迷っていました。(馬鹿)

しかしながら、闘龍門の2003年末の締めくくりの大きな興業が代々木で行われのですが、これがもとちにとってはあまり喜ばしくない試合結果が重なって「2004年の闘龍門の方向性は大丈夫なのかよ?」という不安な気持ちもあったので、結局それが気になって入場してしまいました。

閉鎖的でイベントでのノリがイマイチ悪く、財布の紐が堅い傾向のある静岡県民ですが、闘龍門興業ではいつも盛況、この日も大人から子供、老若男女世代を問わず大勢の来客です。
ただ、試合中の反応はヤッパリ冷めているので、選手側としてはチョットやりづらいのではないかなぁと会場に来る度に思います。
勿論お客さんを湧かせてナンボのプロレスですが、もともとの雰囲気が悪い場所というはやはり難しいと思うのです。

私自身も今よりプロレスが盛り上がっていた頃は、女子プロの各団体、全日などにも足を運んだ(新日以外は…)ものですが、最近はどうも他の団体は行く気になれず、もっぱら闘龍門みちのくプロレスの出稼ぎ興業に赴くくらい…静岡では珍しく集客力がある闘龍門ですら、実際のノリはあまり良くないので、他の団体の静岡での興業なんてもっと冷めているのでは?などと考えると少々怖い部分があります。
ちなみに私は結構叫ぶ方です^^;

では簡単にこの日のカードのレビュー



●第一試合 6人タッグマッチ●
高木省吾    vs  アンソニー・W・森
ドッティ修司      YOSSINO
大鷲透         ミラノコレクションA.T



去年末勢いに乗った「はぐれ軍」コンビと、頑張ったが結局あまり成果を出せなかったイタコネアンソニー王子の6人タッグマッチ。
ドッティ大鷲闘龍門の中にあって、特に闘龍門らしからぬレスラー(まぁだからこそのはぐれ軍なんだけど)、それが組んじゃってるから始末が悪い…もとち自身ははぐれ軍というユニットはあまり好きではないのだが、それを押さえつけるだけの勢いのある対抗ユニットが残念ながら今の所闘龍門にはない。
一応C−MAXと抗争という形なんだけれど、どうにも長く引っ張って行ける話題には思えない。
C−MAXにははぐれ軍なんかじゃなく、そろそろもっとこう団体の中心としてのアクションを起こして欲しいもんだ。

試合はアンソニーが狙われる。まぁオーソドックスな展開で、アンソニーが負けたんだっけ?いやホントにもうその位の印象しかない試合。
ミラノ〜、もっと頑張ってくれよぉ。



●第二試合 シングルマッチ●
ストーカー市川 vs 斉藤了



毎回毎回ネタを仕込んでの「楽しい試合」。
もとちはそういうプロレスかなり好意的な方なんだけれど、最近の闘龍門はこのネタの「仕込み」が増えすぎているきらいがある。
BATAやん(川畑)や年末にはフロリダブラザーズ(岩佐&三島)の誕生があり、堀口HAGEネタなど笑いをとる場面が多くなって、それに伴って物凄く試合の中での「仕込み」が増えたのだ。

常日頃口にしているが、試合には「メリハリ」が必要だ…色々な形があってこそのプロレスだが、試合ごと・選手ごとにこの「メリハリ」を大切にして欲しいと思う。
どこもかしこも「おちゃらけ」では駄目なのだ。あくまでも「プロレス」「プロレス」であって、純粋な格闘技でもなければ、アトラクションショーでもコメディショーでもWWEの謳っているエンターティナーやソープドラマでもない。(WWEはそう宣言しているけど、他がそうである必要はない訳で)その辺が非常に微妙で難しい部分でもあるのだろうが、それでも行き着く先はやっぱり「プロレス」「プロレス」であってほしい。

「プロレス」がどんなものであるか、定義は人それぞれだし、自分自身も本当はどんなものであるか明確な答えは出せないが、少なくとも今の闘龍門のネタの「仕込み」は鼻につく…それは事実だ。

さて、試合の方はなんだかんだ言っても面白かったです^^;

斉藤とセコンドについた横須賀君の仲間割れ&小競合い(この試合でのみ)から始まり、今回のイっちゃん「仕込み」はマスク下のロードウーリーアー(リージョンオブドゥーム)のメーキャップをさらけ出して、横須賀君とのダブルインパクト(失敗)

イッちゃんはともかく、斉藤自転車兄弟以降スッカリ定位置に落ちついちゃってる感がある。下の世代も台頭してきているのに、このままじゃ消えちゃうゾ。



●第三試合 シングルマッチ●
ブラザーYASSINI vs TARU



勢いに乗る「はぐれ軍」Brヤッシーニと思いきや、年始早々の興業(岐阜?博多?)でC−MAX連中のリンチにあって泣いて詫びを入れた経緯があったらしく、「オドオド怯えたキャラクター」で登場!?

他の「はぐれ軍」の面子がセコンドに入り、怯えるヤッシーニを無理矢理リングイン、TARUやセコンドに付いているC−MAXの面々の細かいアクションに一々ビビって見せるヤッシーニ。
しまいには、試合中C−MAX連中の放った空砲(火薬のピストル)に驚いて逃走、試合放棄。

・・・・・そのキャラクターはどうよ?

Brヤッシーニに酷くミスマッチな上、芝居も物凄くわざとらしいのだが…。


一体これからどうしたいんだ?ブラザー!!

今日最悪の試合。



●第四試合 タッグマッチ●
新井健一郎    vs  マイケル岩佐
スペルシーサー     ダニエル三島
              (フロリダブラザーズ)
 


年末から絶好調のフロリダブラザーズ
ベーカリー八木不完全燃焼レフェリングもこの試合でならOKってなモンだ。

実際試合前の2人のMCや、試合中のリアクションは悪くない。
今の所「椅子(を持ち出して相手に持たせ、痛がる素振りで反則勝ち)」ネタで連勝街道まっしぐらなのですが、いつまでもソレで試合を引っ張るってのもどうかなぁと思うのですが…。

今回の結末もヤッパリ「椅子」。
しかも何回もやっているネタなのに、どうもタイミング(ベーカリー八木も含めての)が悪い。
「最後の締めはヤッパリ上手く決めないとダメだな」というのが率直な感想。でもフロリダのキャラ自体は悪くないとは思うので、磨きをかけて欲しい。



●第五試合 セミファイナル シングルマッチ●
望月成晃  vs  セカンド土井



迷走モッチー何処へ行く?

オーソドックスな普通の試合。相手がセカンド土井だから、スパーリングのようなカンジの…でも土井にまで負けちゃうようじゃホントにマズイので、そこはキッチリと勝ちを収めたけど。(と、言っても最後はただ蹴り倒しただけだけど)

ん〜試合自体は可もなく不可もなくだけど、本当に「見えない」…本人も見えてないから苦しんでいるのか?



●第六試合 メインイベント6人タッグマッチ●
ドン・フジイ     横須賀享
SUWA   vs  堀口元気
CIMA        マグナムTOKYO



今回の試合で一番緊張感が漂ったのがこのメインの試合。

いつものようにマグナム達の入場〜ダンスで始まる。
地方にはあんまり来てくれないマグナムお付きのバックダンサーも今日は来ている(もとちは初見)

が、ダンス途中にC−MAXが攻撃を仕掛けてそのまま試合開始。
今回、マグナムCIMAに今年にかける意気込みを感じました。その証拠に、普段地方では「ラク」宣言をするマグナムもこの日は真面目に試合をしている^^

途中、昨年恒例の堀口HAGEコールのシーンになって「ああ、今年もこれをやるのか?」と思ったが、CIMAがブチ壊す。うんうん、これで良いのだ。

この時期はテーマも方向性もハッキリしないんだから、試合自体で魅せてくれないとね、地方でも一応メインイベントなんだから。

最後もSUWA堀口に対しFFFでキッチリ決めて、まずまずの内容で終了。

その後負けたDoFIXERのダンスで興業の締めとしたが、このダンスでも三文芝居の「仕込み」が導入されていて、「ウ〜ン」となってしまった。

ホントに「仕込み」が多いのも考えものだと思う。



さて、入ろうか入るまいか迷ったこの日の興業の総評。
とにかくメインがナカナカの内容だったので、まぁトントンだったかなぁと。

気になるのはモッチーの動向・ユニットとしてのイタリアンコネクションの行方・C−MAXのアクションといった所か?

夏までには何か魅力的な話題が展開して、大きなイベントを観に行けたらなぁと考えております。

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