★2000年3月9日 女子プロレスラーの「変わる」★

最近分裂が続いて、ちょっと低迷気味の女子プロレス界…

実際に試合を観たり、プロレス雑誌を覗いてみると、最近女子プロの選手に対してよく使われている言葉だなぁ…と思うのが

「変わる」「変わった」

って、言葉…でも、その「変わった」と呼ばれる選手のほとんどがヒール傾向のラフファイトスタイルに「変わった」だけで、その本質的は何も変わっていないように思うのは私だけだろうか?
別にヒール傾向のラフファイトが「悪い」という訳ではなく、女子プロ界全体を見ても「同じカラー」を持つ選手がゴロゴロいるのだ。

プロレスは色々なカラーがあってしかりだし、それが面白さの一つだと私は思っている。
それは団体としてのカラーだったり、選手個人としてのカラーだったり…それを見て「あの人は好き、あの人は嫌い」などと、あーでもない、こーでもないと勝手に「のたまう」のがプロレスファンには楽しいのだ。

今の女子プロにはその「カラー」が希薄な気がしてならない、私自身のの単なる思いこみかも知れないけれど、そう見えるのだ。

少なくとも私にはちょっと前までの女子プロの方が楽しかった(激しかったではない)のは事実だ、私にとっては今の女子レスラーの「変わった」はあまり有り難くはない。

先輩のレスラーがそんなだから、教わるレスラーもマズかったりする傾向が強い…しかも「マズイ所」ばっかり見習っているような気が…

女子プロレスの低迷はまだまだ続きそうな予感がする。


★2000年4月11日 魅力のあるカード★

最近新日本プロレスのカード編成に不満がある。

「プロレス」ってジャンルはかなり特種で、人によっていろんな見方が出来るし、好きなファイトスタイル、レスラーも人によりそれぞれ違うと思う。

前回も書いたが、プロレスファン(私も含めた)は知った風な口ぶりであれこれと「うんちく」を垂れたがるし、レスラーや試合を観てあ〜だこ〜だと偉そうに言ったりするのが「楽しみ方」の一つなのだと思う。^^;

しかしながら…

ここからはあくまでも私個人の「プロレス論」であり、意見なのですが、極論を言ってしまえば「プロレス」は最終的には「面白い」「つまらない」の2種類で区別がつく。

「面白い」モノは面白いし、「つまらない」モノはつまらない、ホントに当たり前のコトだが、「プロレス」において、コレは重要な要素の一つなのではないかと私は思います。

この「二元論」で観た時に、新日本プロレスのカードはやっぱり「つまらない」のだ、そこに「細かい理屈」はいらない…つまんないんだもん^^;

まあ、ちょっとだけ「つまらない」理由を考えてみた…別に綺麗な技を観たい訳ではない(観たいけど)、激しい試合が観たい訳でもない(観たいけど)
要するに、「ときめき」や「わくわく」するようなカードが少ないのが、私にとって「つまらない」理由なんだと思う。

その部分(カード編成)でどうも「ハズレ」が多いような気がする、特にドームなどの大きい会場のカードであればある程にその傾向は強い。

親日本の場合、プロレス(興行)の方向性に迷っているコトも手伝って、団体自体が中途半端で浮き足立っているようにも感じる。

もちろん、個々のレスラーの努力や頑張りをあからさまに否定する訳ではないが、何せ「つまらない」のだから仕方ない。

とにかく次は「ときめく」「わくわくする」カードを期待したい。


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