★2002年3月3日 みちのくプロレス観戦記★

と、言う訳で「めぐちぐ」サイトのまきおん氏と2人で観戦に行ってきました!
一年ぶりかな?…いや、1年半ぶりなのか?みちのくが静岡に来るのは。

ひな祭りでお休みって事もあってか、試合会場のツインメッセは超満員、静岡では滅多にみられないであろう座席の追加まであったくらいだ…今回の客入りはホントにスゴイ。

第1試合
折原昌夫vsサイキック

いきなり大爆笑!
何故って、サイキック、つかみ所がなく訳がわからん変なヤツ。
キャラクター者なのだが、一体ナニをしたいんだか良くわからないし、怪しいキャラなのに試合運びはいたってフツ〜で、その訳解らなさに私もまきおん氏も大ウケ。

第一試合で不満バリバリの折原のサンダーファイアーにアッサリ3カウント…入場時間の方が長かったんじゃないかって程に。

第2試合
海援隊道場の誰かvsスーパーボーイ

ごめ、名前忘れた…TAKAみちのくが経営している道場の生徒と一応みちのくでは常連らしい小太りのスーパーボーイ。
試合はベテランと新人の差が大きく出た内容となった。
この差はレスラーの「強さ」とういう部分ではなく、試合の「魅せ方」という部分での大きな差であった。

小太りなワリに動きが良いスーパーボーイはそのアクションでドンドンとお客さん引き込んでいき、試合を自分のペースに持っていってしまう。
海援隊道場の彼もその中で自分の見せ場を作れればよかったのだが、結局良いところナシで、美味しいところを全てスーパーボーイに持っていかれてしまった感じ。

新人だからこれも良い経験だ。
仕方ないよ、スーパーボーイはホント魅せ方上手かったもん。

第3試合 3weyマッチ
北海珍念
マッチョ・パンプ
ツボ原人

もとち待望のカード、だってつぼ原人ファンだから。
3wey形式となっているが、基本的にフォール、ギブアップ、KO、オーバーザトップロープありのバトルロイヤル。

珍念
みちのくのグリーンボーイ、相変わらず肌が白い…試合するとその白い肌が真っ赤に染まるのが結構楽しげ。

マッチョバンプ
どんなキャラクターだと思ったら、結局はWWFのロック様のそのまんまコピーキャラだった。
ロックボトムやピープルズエルボーを出したが、悲しいかな会場に来ていた客の反応はイマイチだった。
ちなみに個人的にもまんまコピーキャラはどうかと思うぞ。

ツボ原人
今回も魅せてくれました*^o^*
入場するやイキナリ会場の子供を誘拐してそのまま去っていこうとするし〜

さて、「この3人のバトルロイヤルってど〜なるんだ?」とか思っていたが、何か妙にかみ合う^^
ポイント、ポイントでツボがチャッカリ美味しいところを持っていくようなカンジで、まずマッチョバンプが失格。

珍念vsツボ…好機を得たツボがパワーボムの体制で合掌!「おおっ、ツボが拝みパワーボムかっ!」と会場がドッと沸く。
が、ツボはそのまま珍念のタイツを捲り上げてオシリをバシバシ叩き出した^^

「拝み連続オシリペンペン」の攻撃にたまらず珍念の腰が落ちて行き、自然と押さえ込みの状態になった所をツボがチャッカリ3カウント奪取。

これは木戸クラッチなみの上手さだ!!*^o^*

いや満足行く試合だったよ。

第4試合 6人タッグ
西田秀樹      石井智宏
石川雄規  vs  カレーマン
グラン浜田     日高郁人

もとち〜の注目はこの日初めて見るカレーマンだった。
いや〜よかったっす、カレーマン!
もとち〜が見た感じではグットレスラーとしての雰囲気をプンプン発散させておりました、やっぱり華があって存在感がある。
オマケに技の組み立てがもとち〜好みで、もう一瞬にしてファンになってしまいました。

そんな訳でこの試合はずっとカレーマンを追ってました。
他はほとんど見てないです^^;
あ、この試合でもリングサイドで良くわからんアクションしていたレスラーがいましたね…第一試合のサイキックです^^;
彼はナニモノでしょう?

とにかくこの試合はカレーマンです!
何か浜田のオヤジさんが石井あたりをフィニッシュに決めて試合に勝利したっぽい(もう覚えてない)けど、そんなのはど〜でもイイ!
カレーマンの勝ち!!

第5試合
獣神サンダーライガーvs湯浅和也

タイガーマスクの欠場で急遽参戦が決まったライガーの相手は湯浅。
湯浅の頑張りが良し悪しを左右する試合だ。

個人的には今のライガーなんて、掌打しかしない勝つことだけに執着したショッパイレスラーでしかないから、何の期待もしていない。

実力的には格段の差があることもあり、序盤は余裕ブッこいているライガー、最近のライガーにしては珍しくオーソドックスなレスリングを湯浅と展開。
その様は何となく試合と言うよりは先輩レスラーと後輩レスラーの実戦稽古(あるいはスパーリング)のようなカンジ。
でも今のライガー、相手が湯浅でなければレスリングなんてやりゃぁしないだろう…きっと。

さて、そこから先は湯浅がどれだけライガーに「技」を出させて、どれだけ返して行くかと言う所がポイントになってくる。

湯浅の技を一通り受けた後、ライガーのランニングライガーボム!
湯浅ここまでか?!

が、湯浅は返して更に向かって行く。

次にライガーのフィッシャーマンバスター!
湯浅、良くやった! 良く出させた! 上出来だ!!

が、湯浅、これも返す!
でもこれは返しただけではダメだ、フィッシャーマンバスターを返したからには何か自分の見せ場を作らないと…
すると湯浅はこれにシッカリと応えて反撃を開始、今日2度目の好機のトップロープからのダイビングエルボー敢行!
しかし惜しくもかわされる。

ここに来て余裕をブツこいていたライガーのファイトスタイルが豹変、「ああ、もうカウンターの掌打やって3カウントとるな」と横に居たまきおん氏に呟いたとたんに出しました…掌打

ハイ3カウントです。
格上の大ベテランのクセして芸がないのぅ…海援隊道場の生徒相手にスーパーボーイが魅せた試合の方が遥かにベテランとしての上手さが光っていたぞ。

湯浅はナイスファイト。

第6試合 NWAミドル級タイトルマッチ
ザ・グレート・サスケvsリッキーフジ

めずらしく静岡でのタイトル戦。
リッキーフジは好きなレスラーなので、結構期待はしていたのだが、セミファイナルの湯浅の頑張りの方が勝った。

結構サスケも飛んでくれたし、悪い試合ではなかったが、チョット無難すぎたのかも知れない。
リッキーにはもう一回返して欲しかったが、まぁ若手じゃないしリッキーだからアレでいいのか?^^

と言うわけでハイアングルパワーボム〜ツームストンパイル〜ダイビングヘッドでサスケが見事にNWAミドル級防衛。
(フィニッシュは確かそうだよな^^;)

試合後のMCでフリーのリッキーがみちのくに正式に所属することが決まって、まぁマズマズの興行でした。


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