★2002年9月21日 闘龍門 ９．１５きらメッセ沼津★
今回の闘龍門興行は地元静岡県沼津市の興行、例によってまきおん氏と一緒の観戦。
闘龍門ジャパンはこの一週間前の9月8日に有明コロシアムでのビックイベントを盛況のうち終了させており、ここきらメッセからまた新たに来年にかけて、闘龍門の方針が打ち出される最初の興行になるハズなので、それなりに楽しみにしていた興行である。
ざっと９．８有明コロシアムでのおさらいをすると、闘龍門ジャパンｖｓＴ２Ｐの抗争が主体となっており、メインはＣＩＭＡらＣ−ＭＡＸとミラノ率いるＴ２Ｐイタリアンコネクションの６人タッグ選手権、この試合ではミラノ達Ｔ２Ｐ勢が勝利、ドラゴンキッドｖｓダークネスドラゴンのマスクをかけた戦いではドラゴンキッドの勝利、ウルティモドラゴン校長はエキビジョンでの復帰、神田の引退宣言ｅｔｃ…
様々なドラマが生まれたようだ。
沼津での見所はそれらをふまえたこれからの闘龍門の「指針」であったが、ビックイベントの後の地方興行ということで、残念ながらあまりそういった部分は打ち出されず、もっぱらその日限りの単一興行的なカードが中心でチョット残念だった。
試合にはＴ２Ｐ勢も参加、ジャパンに混じって戦いを繰り広げたが、ジャパン勢に混ざるといかんせんＴ２Ｐのレスラーがまだ身体が出来ていないのが露呈される。
特に背筋、セカンド土井もこの日は散々ジャパン勢のレスラーに背中を攻められて悶絶するシーンを見せた。
第一試合からマグナムらＭ２Ｋが出場、前回引退表明をした神田と負けたダークネスドラゴンに「クビ」を宣告。
イナカで何も娯楽がナイ静岡の沼津ファンの為に試合後、堀口＆横須賀と共にダンスを披露して下さる＾＾；
アンソニーＷ森とフィリップＪ福政のロイヤルブラザーズｖｓペスカトーレ八木とベルリネッタボクサーのイタリアンコネクションによる純正Ｔ２Ｐ対決は予想に反してイタリアンコネクションが勝利。
「アンソニー！」「フィリップ！」と試合中の掛け声で呼び合うのがナンか笑える…
ベルリネッタボクサーは妙に弱そうな雰囲気がプンプンしているのが逆に楽しいので、あまり強くならなくて良い。
イっちゃんはＴＡＲＵシート（ＴＡＲＵのミニ版・Ｔ２Ｐレスラー）の扮するＴＡＲＵティモドラゴン（シート）と対戦。
ＴＡＲＵ本人もＴＡＲＵティモドラゴンをやってイっちゃんと迷勝負を演じたが、ＴＡＲＵシートのＴＡＲＵティモはパチもんとしても見せ方もイマイチ…
まんまＴＡＲＵシートでやったほうが良かったかも知れない。
ウルティモドラゴン校長は現役復帰宣言。
まずはメキシコやアメリカで、来年には日本にということだ。
年齢的にも今が円熟期だし、復活は嬉しいが、大丈夫かな〜
マスクを賭けて敗れたダークネスドラゴンはマスクを被って入場、噛み付いた三島にマスクを投げつけてサックリ秒殺して帰っていく…どうなる？クネス！
でも三島はまるっきりかませ役で可哀想。
メインはＣ−ＭＡＸと正規軍の８人タッグ。
前回の有明で、ＣＩＭＡがミラノのＡＴロックで負傷（脱臼）してしまい、その関係で無理のないカードを組んだのだと思われる。
試合前にミラノらイタリアンコネクションが乱入、Ｃ−ＭＡＸをコキ下ろし、正規軍に
「望月（成晃）さん、普段正規軍は弱いですけれど、今日はＣＩＭＡさん負傷しているから勝てるかも知れないですよ」
とイヤミたっぷりのマイク。
実際に正規軍がコレに反論できない（実力を持ってない）のがチョット悲しい…
ＣＩＭＡは「脱臼」ではなく、「亜脱臼」と、強がってみせるものの、実際試合で脱臼している右肘を攻められると悶絶、ほとんど試合が出来ない状態で戦力になってない。
結局ミラノの予想通り正規軍の新井健一郎（アラケン）がＮＥＷフィニッシュのタイガー（阪神）スープレックスで勝利。
でもアラケン、そのフィニッシュは売り込むほどインパクトない＾＾；
そんな訳で、無難にそれなりに面白い興行ではあったが、まぁ次への展開を見たかった気もする。
ビックイベントの後の地方だし、ぜータクかなぁ＾＾；
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