●ジェニー・サモアン●

●基本設定●

現NWL王座のジェニーはレスラーとしては決して恵まれた体格はしていない。

氷魅華が彼女をNWLのトップとして迎えたのは、その内側からみなぎる闘志と可能性を感じたからであった。

かつて、インディー団体WCAのトップだった頃の彼女はまだまだ粗野で粗削り、力任せのファイトが「売り」であった。
しかし、己より体格の大きい選手が多く存在するアメリカマットにおいて、いつまでもそれは通用するハズがなかったのだ。

ジェニーが自らのファイトスタイルに疑問を感じ始めていた頃、彼女は「レスラー」としての氷魅華の試合を観る事となる。
(氷魅華もジェニーもこの当時は面識はない)

それは今までの自分とは全く違うプロレスだった…確かに、今までも違う感覚を持った相手とは試合をしたことは少なからずあった、しかし氷魅華のソレ(プロレス)は自分の持つものとはまるっきり違っていたのだ。

その日を境にジェニーはさまざまな選手の試合を観察するようにないっていた。

どの選手も自分とは違う色を放ってはいるが、それらは紛れもない「プロレス」であるのが解ったのだ。

 ジェニーにはそれが面白かったし、その中で徐々に自分が求めるプロレスが見えてきた気がしたのであった。

ジェニーのプロレスが内側から弾けて、より力強く、そして柔軟なものへと変わり始めた頃、NWLのプロモーターとしての氷魅華がジェニーのスカウトに動いた。

…氷魅華がそこに見たジェニーは、まさしく将来のNWLヘビー級王者であった。

●位置づけ●

自分のイメージではジェニーってレスラーは凄く「強くてカッコイイ」んですよ。

だからとにかく強くてカッコイイを意識して描いて行きたいと思います。

イメージとしては体格的ハンディがあるにも関わらずアメリカで常にトップレスラーだったダイナマイトキッドとかクリス・ベノイとか…まあ持ち技は上の2人とは違う(カルガリーではない)ものにしてあるけど。

NWLヘビー級(ローカルベルトだけどさ)の王者は基本的には彼女しか考えられないし、彼女のベルトって印象を付けれたら良いなぁと思っています。

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