11/6(水)  「水戸ホーリホックVS大宮アルディージャ」

今回は某管理人が写真撮影で忙しい為、私が観戦記を書き上げることになっていました。BY みんくくじら どえす。というわけで、水戸観戦記 

今年もいよいよ残り3節、前節山形戦の敗退により事実上J1昇格はほぼ絶望的となったが、安藤選手の意地そして来期へのアピールを見る為に
私たちは笠松へと向かうこととなった。今回のアウェー遠征隊は、アルパパ・さき・kibra・みんく・29ヅラーズ(2号&9号)の7名。
更に現地においてLILY&水戸君が合流する予定である。いざっ 目的地を目指し、試合開始2時間前には 本日の戦地、笠松に無事到着した。

開門と同時入場。弾幕その他応援グッズの準備をしている最中、突然の強い雨が降り始める。この季節の夜の雨は冷たい。
雨に打たれながら応援の準備を早急に整えた我々は、暖をとる為、各自荷物をまとめ足早にバックスタンド下に逃げ込んだ。 そしてLILY氏&水戸君も
合流し、この時期においても一緒に安藤選手を応援出来る事を祝し乾杯。まず話題になったのは やはり前節山形戦についての再考。しかし
会話も進みメンバーの緊張がとけると、何故か話題の中心は、29ヅラーズ結成のなれそめから、当コンビの今後の展開についてへ移行。
照れまくるお二人。やはり人気者だ。その場にいてくれるだけで場が和やかになる不思議な魅力を持ったご夫婦だ。

雨もほとんど止み、スタンド上に人が戻り始めた試合開始30分前、両チームのスタメン発表がされた。発表を聞いた瞬間我々遠征班一同は顔を見合わせる。
GK:白井 DF:岡本・奥野・松本・氏家 MF:安藤・トニーニョ・小阪・原崎 FW:バレー・外池  通常Wボランチの一角氏家がDF,。DFのトニーニョがMF。
FWの小阪がMF・・・ なんだこりゃ?ま・まっじっすか?今日って茨○大学との練習試合ですか? 三浦監督の真意も計れない我々は、とうとう捨て鉢に
なってしまったかとも思ってしまった。さて、この選手起用が吉と出るか、凶と出るか・・・いよいよキックオフである。

試合開始直後、我々は前節山形戦後半の攻撃的サッカーが繰り広げられる事を予測し 早い時間帯でのゴールシーンを夢見る。しかし今日の大宮の
選手の動きは固い。つまらないパスミスや、相手のいないロングキックからすぐに水戸にボールが渡ってしまうが、前線からのプレスは一切行わず、
ボールを持った相手選手と正対しながら、ズルズルと後ろに後退していく光景が幾度となく繰り広げられる。やばいっ、この展開は負けだ。誰もが思う。
私もこの段階で既に、勝てても0-1?というスコアが頭に浮かんでしまう。 となると、勝負の鍵は、大宮の守備がどこまで踏ん張ってくれるのか?なのだが・・・
うーーーん。 すっきりしない思いを胸に秘め、ふと夜空を見上げたそのとき 地上でそう大きくない歓声があがった。???・・・ふと気づいたらゴール。
大宮外池のゴールによる先制(らしい)。どうやら、その前のバレーの動きが良かった(らしい)。
それにしても・・・盛り上がらない。これが少し前まで首位だったチームなのか!?

何はともあれ先制ゴール。棚ぼた状態ではあるが、偶然でもこの優位な状況を後ろ盾に、大宮怒涛の攻撃サッカー劇場が開幕!と思いきや あいも変わらず
ダラダラしている。多くの選手がボールを持ってから出し所を探してる。動きも遅いが判断も遅い。疲労なのか?有利なポジションに動いてからパスを貰ってないから
パスを受けてもすぐに水戸の選手に簡単にプレッシャーをかけられてしまう。すると慌ててしまい、ひとまず逃げる為のバックパスか 受取り手のないロングキックを
繰り返す。一切 挑戦はしない。やってる選手達も辛そう。やはり変則的な用兵はうまく機能してるとは言い難い。トニーニョは我慢出来ずDFラインに吸収されて
しまうし、氏家も動きがぎこちなく、見てるこっちが歯がゆくなる状態であった。と、そんな状態の中、水戸があっけなく同点ゴールを叩き込む。
そして、そのまま前半終了。気温も寒いが試合も寒い。

ハーフタイム中 応援掲示板を見ると、なんとKENさんからの真新しい書き込みが・・・「仕事上がったので、今水戸に向かってるよー」・・・ってまじっすか?

さて、後半開始。大宮は多少のポジショニングの調節は行っているが。あい変わらずプレスはしない。前半戦とそう変わり映えしない展開が延々と続く。
冷え込んだ試合内容、時と共に冷え込んでいく外気温の影響もあり 大宮サポの声だしも それに比例して小さくなっていく・・・。
「大宮、当然90分で勝つんだよな」私は 監督や選手に、そしてサポの若者たちに問い掛けたかった。 確かにJ1昇格の道はほぼ絶望的だが このまま
終わってほしくない。安藤選手にとって、これからもサッカーは続いていくのだから。 もっとファンに もっとマスコミにアピール出来る内容を見せる
試合であって欲しいと切に願ってしまう。 一方 水戸もやはり下位チーム。ボールキープ力は低く、一つ一つのパスの精度も低い。
大宮が中盤でボールを奪う事も少なくない。そんな中 後方からのロングパスを受けたバレーが強引に水戸DFをかわして 勝ち越しゴールを決める。
すごいぞ、バレー。頭は悪いがその愚直なプレーは素晴らしい。大宮に他にいないぞ。

そんな最中不意に携帯が鳴る。KENさんからだ。競技場まで到着したらしい。入場券売場は既に閉まっており 今係員と交渉中とのこと。私は
バックスタンドの入場口を伝え 急いでKENさんを出向かった。入場口で待っていると、暗闇の中から徐々に浮かび上がるスーツ姿の会社員が!
KENさんだ。左手にビジネス鞄右手に入場券を持ったKENさんが入場し いざ階段を駆け上がろうとしたその瞬間 スタジアム内部までそう大きくない
よどめきが・・・階段を上がり立って応援してる水戸サポーターの方に 尋ねると「水戸が点入れて同点になりました」と説明してくれた。
後になって考えてみれば オレンジ色のTシャツを着た私に、敬語で教えてくれるなんて・・・おそらく 水戸の人は元来いい人たちばかりなのだろう。
同点とされたゴールについては・・・あえて触れないでおこう・・・。今年の大宮を象徴するものだったらしい。

KENさんの合流を皆で祝福し また新たな気持ちで安藤選手そして大宮への応援を再開した。しかし大宮は攻撃の形が作れない。やはり 山形戦から
中2日のコンディションではきついのか? 後方からのパスを受けたバレーの強引な突破も 徐々に切れを失い創め 点を取れる気がしない。
水戸もサイドチェンジこそ試すものの やはりゴール前に至る前迄の精度が低く 簡単にボールを奪われてしまう。結果的に攻守の切り替えは
見た目上早く それがより一層選手達を疲れさせる。 そんな試合展開のまま 90分は終了する。

延長に入ってからも展開は変わらずであったが 延長後半水戸ゴール前での混戦状態からこぼれたボールを横山がボレーシュート。
やった、大宮Vゴール勝ちだ!と思いきや 審判のジャッジは何故かオフサイド。その刹那 私の背の後ろでいつも冷静なkibara氏が叫んでいた。
「どこがオフサイドだ」と。kibara氏によると 一度水戸の選手がクリアしそこなったボールを押し込んでいたのだから違う。らしい。
しかし残念なことに判定は覆らず、試合は引き分けに終わった。非常に悔やまれるシーンであった。大宮アルディージャのJ1昇格への夢が
完全に消えた瞬間でもあった。試合終了後 アルパパが 「今日こそ引き分けだったけど 今年頑張った訳だから迎えてあげよう」と声を
掛けてくれたので 遠征班一同フェンス際迄乗り出して選手達を拍手で迎えた。ずぶ濡れの選手達を見て少し涙が出た。

席に戻り荷物をまとめスタジアムを出ると 我々遠征班一同はバス待ちをして選手を待った。数分後安藤選手が現れるが 我々には気づかず
バスに乗車。よしっ我々も帰るかっ、と思った瞬間、安藤選手がこっちに気づいた。そしてフロントガラスの向こうに満面の笑み。
その瞬間 さき氏、29ヅラーズご両名は魂を抜かれてしまったらしい。その場で固形状に変化していたもの。
試合内容も試合結果も合点のいかぬ水戸遠征でしたが あの一瞬の笑顔でみんな許してしまった様です。
ちなみに、わたしはその時 またよそ見をしていたので見れませんでした・・・がっくり。
(今年一年のお礼を是非言わねばと ス○ーィさんを探していたので・・・)

わたしとしては よそ見をしてる間にやられる そんな少し後悔の残る遠征でした。  


以上 管理人に代わってみんくくじらさんがレポして下さいました。

<管理人より一言> あの笑顔は 男女年齢問わず 魂を抜かれる恐れがあるので お体が弱い方はお気をつけ下さい。