OME Disc Master 2


製造元 Opto Media Electronics
型番 DM 619/Green
再生フォーマット MP3/VCD/CD-DA/Karaoke
サイズ 205mm(L) x 155mm(W) x 32mm(H)
重量 550g


●はじめに

MP3の再生も出来るVideoCDプレイヤーが1万円(2000/09)と安く販売していたので、購入してみました。

今までも、MP3が再生できるプレイヤーはいくつか発売されていましたが、どれも¥30,000-近くしましたので、この値段は格安ですね。

ただ...安いだけあって、いろいろと不具合がありそうですが...

●外観

DM2本体

本体は結構小さいです。おまけに軽いです。
言い方を変えると作りがチャチいです...スケルトン仕様だし。

これ、スケルトンケースで無い方が良かったんじゃないかなぁ。

DM2背面

背面のVideo/Audio出力コネクタの部分です。
左からACアダプタのコネクタ、S-Video出力、Video出力、Audio(R/L)出力コネクタです。

DM2側面

側面のコネクタ部分です。
左から Volume、EarPhone出力、Mic1、2(Karaoke用)、主電源スイッチです。

DM2リモコン

付属のリモコンです。
これもスケルトン仕様...(^_^;)

●使用したDisc

MP3 Disc
データ構成 ディレクトリ 34個、ファイル 148個
フォーマット Joliet形式
CD-Rメディア MaxMedia 650MB / Phthalocyanine
書き込み速度 1倍速

ディレクトリを作って階層構造にしても大丈夫みたいです。

ただし、Longファイル名は認識出来ません。
Joliet形式で書き込めばISO9660レベルのファイル名に変換して表示されます。

VideoCD Disc
Capture形式 MPEG-1(VideoCD)
Capture I/O VCP-2 でリアルタイムキャプチャー
フォーマット VideoCD形式(B's Recorder GOLDで作成)
CD-Rメディア MR.DATA 650MB / Phthalocyanine
書き込み速度 4倍速

MPEG-1形式だと、650MBで約60分入りますね。

MP3の場合は、4倍速で書き込むと音飛びが酷かったんですが、VideoCDの場合は大丈夫でした。

●画面

DM2起動画面

電源を入れた時の画面です。
Discが入っていると、自動的にデータフォーマットを認識します。

DM2一覧1

MP3データのルート(ディレクトリ)表示画面です。
ディレクトリを作成して、その中にMP3ファイルを入れてあるので、ここではディレクトリ名の一覧が表示されています。

MP3データDiscは、Joliet形式でCD-Rメディアに書き込みをしたものです。
DM2では、ISO9660レベル(ファイル名8文字まで)でファイル名が処理されているようですね。

DM2一覧2

MP3ファイル一覧の画面です。

あとはファイルを選んでPLAYボタンを押せば、MP3が再生されます。

●使用感

MP3の再生音ですが...あんまり良くないですね。
いまいち、音が軽い気がします。

あと、たまに音飛びします...MP3だと、この音飛びが結構気になるんですよね〜。
4倍速で書き込んだ時、特に音飛びが酷かった事からCDのピックアップの性能はあまり高くないようですね。

ACアダプタは入力110Vの仕様です。それが原因か分かりませんが、うちではクーラーを付けていると音飛びがさらに酷くなります。
100V仕様のACアダプタに変えた方がいいかも...

●おわりに

音飛びとか、気になる所はいくつかありますが...なにより、安いので割り切って使う分には良い製品だと思います。

あとは耐久性が心配ですね。
見た目から、かなりチャチな作りなので...

最近、今まで¥30,000-ぐらいしていた他のプレイヤーも¥10,000-台にまで値下がりしてきたので、今度他のプレイヤーを買って試してみたいと思っています。


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