Sound Blaster Live! Value


製造元 Creative Lab.
搭載Chip EMU10K1
Bus Type PCI
サポート規格 DirectSound / DirectInput / MPU-401(UART mode)
付属品 マニュアル / CD-ROM(Win95/NTドライバ)
購入価格 ¥8,000-


●はじめに

Creative Lab製チップEMU10K1搭載のサウンドカード、Sound Blaster Live!です。3D EffectにはEAXが対応しています。

廉価版のLive! Valueの方です。デジタル光出力を使用する場合は、別売のサブボードを購入する必要があります。8,000円('99/5)で購入。

●ボード外観

ボード前面 ボード背面

カード上にサウンドチップが1つ、他に小さなチップ(詳細は未確認)がいくつか載っています。

内部コネクタは、TAD in (TelephoneAnswerDevice)、CD-ROM in(MPC-3)、AUX in、DigitalCD in、S/PDIF Digital I/Oコネクタがあります。

EMU10K1 コネクタ部

Creative製チップEMU10K1です。

外部コネクタは、Mic in、Line in、Line Out(front)、Line Out(rear)、MIDI/Joystick portがあります。

●評価

1.動作安定性

Slot1(Tekram P6B40D-A5)のマザーボードで正常に動作しました。

Socket7のマザーボードでは未確認です。

2.音質

ゲーム「Vantage Master」で使用しているMIDIファイルを再生してみました。

CD-DAと聞き比べてみても、奇麗に音が出ています。

ただ若干、音(特に高音)に伸びがない感じがしました。

各楽器での音の評価は、以下の通りです。

Acostic Grand Piano ・・・ 良い。
Syn Bass 1 ・・・ 良い。
String Ensemble 2 ・・・ 良い。
Syn Brass 2 ・・・ 良い。
Alto Sax ・・・ 良い。
Shamisen ・・・ 良い。

どの楽器も奇麗に音が出ていたと思います。

ただ、Alot Sax、Syn Brassのパートの音に伸びがないのが気になりました。

●おわりに

さすがにサウンドカードの中では高価な部類に入るだけあって、音はなかなか奇麗です。またCreative製という事もあり、Windows以外のOSでも大概使えるようです。

デジタル光出力用のサブボードはHOONTECH社からも3,000円ぐらいで発売されています。これを付ける事により、光ケーブルでMDなどに接続する事ができます。

メジャーなメーカのカードなので、トラブルが発生しても比較的早急に対処できると思います。

ちょっと高めですが、買っても損はないカードだと思います。


OS分類 OS/Server名 対応状況 Driver
Windows Windows95/98 付属ドライバ(CD)で対応
WindowsNT4.0 付属ドライバ(CD)で対応
Windows2000 Beta版ドライバ有り
Linux Kernel 2.2.x Creativeのサイトにドライバ有り
BeOS R4.0 使用不可  
R4.5 R4.5.2にUpdateすれば使用可能


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