B.普段から気をつけよう



1.IDやパスワードの管理
 パスワードには電話番号や生年月日など、他人に推測されやすい番号は
避けましょう。またパスワードの管理は、パソコンに貼っておくなど、他人に
見られやすい場所を避け、また番 号を時々変更するなど、管理には十分
注意して下さい。 

2.個人情報の管理
 事業者が個人データの充分な安全対策をとっている場合を除き、インター
ネット上では、自分の住所や名前などの個人情報を安易に公開しないよう
にして下さい。悪質な事業者がアン ケートやプレゼントと称して、氏名や住
所、メールアドレスなどを収集し、目的以外に利用するケースがあります。 

3.迷惑メールを受けとったら、どこかで電子メールの名簿を入手して、頼ん
でもいない広告や爆弾メールなどのいたずら、儲け話の勧誘など、「迷惑メ
ール」を送りつけてくる事例が見 られます。そのような迷惑メールが送られ
てくる頻度の多い時には、駆除する為のソフトもあるようですが、プロバイダ
ーで受信を止めてもらえる場合もありますので、まず相談して みて下さ
い。 

4。消費者は、相手が信頼できる事業者かどうか判断しなければなりませ
ん。その為の基準としては、信頼できる人から勧められた事業者であった
り、既に取引経験があり安心できると判っている事業者であることなどがあ
げられます。また、日本でもEC事業者の信頼性を判断するマーク制度が普
及し始めています。これは、第三者機関をその事業者が信頼できると認定
した場合だけ、マーク表示を認可するもので、マークの意味をよく理解した
上で、判断材料の1つとして下さい。 

5.うまい儲け話の勧誘にはご注意を! 
 最近、ホームページや電子掲示板を使ったサイドビジネスなどへの勧誘
で消費者が被害に会うケースが多く見られます。有利なサイドビジネスの
紹介といったものや、サイドビジネス をしたいと掲示板に出した人に電子メ
ールで勧誘がくるものもあるようです。インターネットの取引以外でも同様の
事例が見られますが、インターネットの世界では、悪質事業者は簡 単に消
費者と接触ができ、立場がまずくなれば簡単に撤退も可能となっています。
消費者はインターネット上の広告や宣伝について、正確な判断力をもち、安
易な契約をしないことが 大切です 

                 
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