HP-320LXについて


HP-320LXについて

HP-320LXはHP-300LXシリーズとしてリリースされました。その後、HP-340LXやHP-360LXなどが売り出されたようです。私の持っているHP-320LXはWindowsCE1.0英語版です。HP-200LXに比べ、キーボードの一つ一つのキーは大きくなったんですが、テンキー、ファンクションキー、アプリケーションキーなどがありません。だいたい、“LX”の由来が“Lotus Extend”の割に、HP-320LXにはLotusのカケラもないという…。


HP-320LX分解方法

ここで、述べる分解方法に沿って分解した結果、取り返しの付かない事態になったとしても、私は一切責任を持ちません。私はタマタマ、本稿を書いている時点で3回分解し、3回とも復活していますが、あなたのHP-320LXが同じように復活してくれるかどうかを補償することは一切できませんので、御了承下さい。
まずは、裏返します
外せるものを外しましょう。もちろん、写真では外されていませんが、単3電池とリチウム電池(CR2032)も外してください。
電池を外したら、その下側の2本のネジを外します。
PCカード排出用ボタンの付近から、こじ開けてください。
その後、スタイラスペンを入れるあたりをこじ開けます。
ちょっと固いですが、スタイラスペンを入れるあたりから、徐々にこじ開けていってください。
そうすると、背面パネルが開きます。この状態では、スピーカーコードがつながったままです。コネクター部を外してください。
とりあえず、完全に背面パネルが外れました。
液晶画面のクラッチを抑えているネジは写真の通り、もう一カ所あります。とりあえず、このネジを外すにはメイン基板を外さなければなりません。基板へのキーボード接続用フレキシブル基板は、取り付けに非常に困難を伴いますので、今回は外しません。
液晶とメイン基板との接続部分を精密ドライバー等で慎重に外します。くれぐれもフレキシブル基板に傷を付けないようにしてください。
フレキシブル基板が外れました。
おもむろに液晶を開き、写真の通り、円筒部を開きます。
写真のように手で円筒部を持ち上げながら、液晶部を写真の向きで言うと手前から奥に向かって押します。
クラッチが外れました。
フレキシブル基板を傷つけないよう注意して引き抜いてください。これで、本体部と液晶部が分離しました。
組み上げる時は、これまでの順序の逆で良いのですが、背面パネルのはめ込み方に、ちょっとしたコツがあります。写真の通り、電池ボックス側ではない長辺を先にはめ込むのですが、この際、写真のような角度でパチッと音がするようにはめ込んでおき、その後、他の辺をはめ込んでいくと良いようです。


HP-320LX日本語化

未稿

私宛ての連絡は naoto@thn.ne.jp (@は半角にしてください)まで。