□ 固定キャラクターガイド □

 グレッグ=メランド  G-NIN (主人公がEならNに)
 仲間になる条件:依頼 『恐怖を乗りこえたい』を引き受ける
 物心ついた頃より忍者として厳しく育てられ、”恐怖”をも克服した一流の戦士として戦場にその身を置いていた。
 だが、彼の所属していたパーティが全滅し、自らもまた迫りつつある”死”に直面した時、彼は死に対する恐怖を覚え、また同時に忍者としての誇り(勇敢に戦う術)までも失ってしまった。
 ゲーム序盤から忍者がパーティに加わるのは、大変心強いだろう。
 また、レベルが低いうちからも”一撃必殺”を繰り出してくれるので、この発動確率を上げる為にも、彼には攻撃回数の多い武器(ダガー等)を装備させるべきだろう。

 
 リカルド=ドレフェス  N-FIG
 仲間になる条件:依頼 『信頼というものを教えて欲しい』を引き受ける
 冒険に於ける仲間との信頼に対し疑問を抱く青年。
 以前、彼が参加していたパーティは個人の実力こそが全てであった。
 だがそんなある時、とあるミッション中に彼と親しかった仲間が敵に捕らえられてしまった。仲間を失いたくないリカルドは、自分の持ち場を離れ仲間の救出に向かった。
 そして、その行動が原因で彼はパーティを追われる事になった。
 グレッグと共に序盤では頼りになる前衛戦力だ。
 しかしながら、彼等固定キャラクターは一切の転職が出来ない為、中盤から終盤にかけては、やや力不足となるかもしれない。
 装備に関しては、攻撃力、防禦力共に高い物を常に装備させるように心掛けるべきだろう。直接戦闘以外に彼の出番はないのだから…

 
 サラ=マクダフ  G-PRI (主人公がEならNに)
 仲間になる条件:序盤のイベント中に迷宮で仲間になる
 一攫千金や名誉欲に取り憑かれた冒険者達が踏み入る”迷宮”を嫌悪している心優しい女僧侶。
 傷ついた者を見捨てる事の出来ない性格で、そんな彼等に対する助力を惜しむ事はない。
 仲間キャラを新規作成できない序盤における、唯一の回復役である。
 戦闘では彼女のMPを回復魔法に回しがちだが、回復は”封傷の杖”で行い、そのMPは攻撃魔法に回した方が効率が良いだろう。
 また、レベルが2〜3になれば通常攻撃でもそこそこのダメージが期待できるようになるため、そのMPをボス戦まで温存するのも容易だろう。

 
 ルイ  N-THI
 仲間になる条件:地下二階でのルイ関連のイベントを終了する
 ルイ姉さんの呼び名で知られる、実力派の女冒険者。
 魔術師から盗賊へと転職を果たした変り種で、他の者とはパーティを組まずに単独で依頼を請け負っているようだ。
 その背景にはリカルド同様、以前参加していたパーティの方針が影響を与えているらしい。
 彼女は前職が魔術師ということもあり、仲間になった当初から強力な呪文をいくつも習得している。
 とはいえ、盗賊に転職した際に、そのMPは大幅に減少している為、高レベルの呪文を使用する事はできない。
 そのため、彼女を使うときはパーティ後列に配置し、なおかつ強力なクロスボウなどを装備させる必要があるだろう。

 
 ダニエル  E-THI
 仲間になる条件:地下五階のトロッコに隠された金(二箇所ある)を取っ
           た後、キングオークから救出する
 「楽して賢く稼ぐ」が身上の狡賢いホビットの盗賊。
 迷宮内で何度か出会い、その度に主人公達を利用し続けるその態度には、何故か不快さは微塵も無い。
 曰く、悪い奴からしか盗みを働かないらしい。
 さて、すでに盗賊はルイがいるので、彼にはそれほど利用価値はないであろう。
 敢えてパーティメンバーとして使うのであれば、ルイ同様にいくつかの呪文を覚えさせる必要があるだろう。
 また、彼の初期状態の所持品がなかなかオイシイので、最低でもそれだけは戴いておこう(爆)

 
 ミシェル  N-MAG
 仲間になる条件:地下五階最下層で仲間になる
 閃光の時、焼失したエルフの集落の数少ない生き残りの1人。
 迷宮探索のおり、何度か主人公の前に現れては、そのつど様々な助言を与えていた。
 また、過去に主人公と何らかの関わりがあったようだが、現時点ではそれは語られてはいない。
 迷宮の水面が見せたソフィア僧侶の幻影に導かれるかの如く、主人公に助力することになる。
 彼女はかなり強力な魔術師であるのだが、その性格上、大人数のパーティに参加していると信頼度が低下するため、多少使い難く感じるかも知れない。
 仲間になった直後に、司教の宝玉などのSPを使用して司教にクラスチェンジした方が、使い勝手が良いキャラクターになるであろう。

 
 ヒナ  G-SAM
 仲間になる条件:依頼 『兄を助けて』を引き受ける
 本心では戦いを望まない、兄弟思いの優しい少女。
 故郷を飛び出ていった兄と弟の消息が途切れたのを機に、自らも刀を手に廃都ドゥーハンへとやってきた。
 そこで、弟が異界の魔神グレーターデーモンに殺され、それが原因で兄が乱心し殺人鬼と化した事を知る。
 そして、全ての元凶であるグレーターデーモンを兄に先んじて倒そうとするのだが……
 さて、彼女は上級職である侍という事もあり、登場時から即戦力として期待できるだろう。
 また、その装備品や習得呪文もかなり優れているので、この後に控えるグレーターデーモン戦でも充分に通用するはずだ。

 
 オルフェ=ブライト  E-FIG
 仲間になる条件:地下四階中央付近で出会った後に、依頼 『我が隊の
           盾を取り戻して欲しい』を達成する。
            その後、地下六階で二回会ってから(フェアリーと戦
           闘)地下四階へと戻り、出口付近でアオバと話をする。
            そして、中央付近に行くとアオバ共々仲間になる。
 金や欲の為に迷宮を訪れる冒険者達を激しく嫌悪している。
 その背景には、かつて王国騎士団を率いていた父親に対する深い愛情を抱く反面、冒険者に対し過去の失態を語る父親に苛立ちを隠せないでいる。
 だが、私利私欲とは無縁の者に対しては、自ら進んでその力を貸し与える気概を持つ。
 パーティの前衛を務めるに足るポテンシャルは持ち合わせているが、戒律が悪なので、ヒナをはじめとする善戒律のキャラクターとはいささか相性が良くないだろう。
 戦力として使うのならば、宝玉を使って騎士にした方がいいだろう。

 
 アオバ  E-SAM
 仲間になる条件:オルフェと共に仲間になる
 幼くして両親を失くした彼は、オルフェの父親のグスタフに拾われ、あたかも実の息子のように育てられた(らしい)。
 その恩返しなのか、オルフェを側で護り続ける律儀な性格を持つ。
 オルフェを「お嬢さん」と呼ぶ。
 オルフェと同様に悪戒律の前衛要員であるため、ヒナや後述のグレースとはどちらか選んで使うことになるだろう。
 まあ、余程の事がない限りはヒナを使うのだろうが……

 
 グレース  G-PAL
 仲間になる条件:まず、依頼 『斧をとどけてくれないか?』を達成する。
            次に地下八階のスイッチを押して、地下五階最下層
           の水を抜き、一度酒場へと帰る。
            その後、地下五階最下層に新たに出現した通路の先
           でレイバーロードと戦い勝利する。
 異界の魔神と血の契約を結び、ドゥーハン王国の王位簒奪を目論むユージン卿を止めるべく、己の危険も顧みず迷宮へと赴いた女騎士。
 実はユージンとは婚約を交わしており、その彼をなんとか改心させようと奮闘するが、既に魔の眷属と化したユージンはグレースを拒絶する。
 その後もユージンの契約を解除すべく、闇の王に挑むなど、無謀な行動をとり続ける。
 さて、彼女はほぼ全ての僧侶魔法を習得した騎士である。
 それ故に使い勝手のよさは、他のキャラを上回るはずなのだが、仲間になる時期がいかんせん遅い為、パーティメンバーとのレベル差があり即戦力として組み込むのは難しいだろう。

 
 ウォルフ  G-FIG
 仲間になる条件:グレースと共に仲間になる
 各地を旅しながら、様々な厄介ごとに進んで首を突っ込みたがる性格の戦士。
 腹を空かせた子供や、女の涙しながらの話に弱く、損得勘定抜きで行動する。どうも、困っている人間を放っては置けないようだ。
 グレースと同時に仲間になるのだが、その職業は戦士であり、しかもレベルもそれほど高くはないので、はっきりいって戦力としては期待できないだろう。

 
 クルガン  N-NIN
 仲間になる条件:地下八階のイベントで仲間になる
 女王オティーリエに仕えるクイーンガードの一人。
 その研ぎ澄まされた刃は敵味方問わず、ただ己が主に仇なす者へと向けられる。
 主人公とはかつて共に女王に仕えた友であり、また好敵手でもあった。
 それ故に、女王やソフィアを裏切った(と、クルガンは思い込んでいる)主人公を憎み、その命を狙い続けている。
 また本来は、非常に男気溢れる好人物であり、確かな実力も相まって女王や部下達から絶大な信頼を寄せられている。
 彼を仲間として起用する事になんら問題はないであろう。
 この時点で既にパーティ内に忍者がいたとしても、クルガンの能力はおそらくそれを上回っているはずだ。
 特にこれといった理由がないのであれば、クルガンをメンバーとして迎える事を手放しで推奨したい。

 
 ヴァーゴ  E-MAG
 仲間になる条件:地下十階の左側の部屋の入り口でヴァーゴに会う。
            その後、地下五階のキャスタ商店で、選択肢「思いと
           どまってもらう」を選択する。
 迷宮の最奥部に隠されているという噂の、魔神の秘宝を捜し求めている歴戦の女魔術師。
 その行動方針は、常に自分が第一であり、大した実力も無い奴に己の行動を邪魔されるのを極端に嫌う。
 基本的には姉御肌の性格のようだが、何故か彼女に付き従うのは魔物ばかりというのがなんとも……
 ヴァーゴは仲間になった時点で、最強魔法メガデスを含む全ての魔術系呪文を習得済みである。
 そのため、戒律さえ合えば即戦力として非常に役に立つ事だろう。
 たとえ、ランク1だろうとメガデスの破壊力は計り知れないのだ。

 
 カザ  E-BIS
 仲間になる条件:死神戦終了時にミシェルがパーティ内にいる
 ミシェルとは同郷のエルフ司祭。
 故郷の森を滅ぼした忌まわしき閃光を引き起こした張本人を見つけ、その真相を明らかにする為に迷宮を彷徨い続けている。
 それについて疑わしき主人公を嫌悪しており、主人公に肩入れするミシェルの態度が気に入らない様子。
 最後の最後で仲間になる割には、あまり強くないと言えるだろう。
 もっとも、彼を仲間にできたという事は、ミシェルが十分に育っているはずなので、彼女の方をそのまま使い続ける方が賢明か。
 どのみち、悪戒律のエルフは使いにくい存在である。