NOGの部屋 〜アニメの趣味〜

日本が世界に誇る文化、それがアニメです。
そんな素晴らしい物の中から、NOGのお気に入りを紹介します。

新機動戦記ガンダムW  この作品はアニメ好きなNOGの転機となった作品です。
 その理由としてまず挙げられるのが、魅力的な登場キャラクターです。
 本作の主人公たちは年若い美少年(しかもMS操縦、肉弾戦ともに大人顔負け)であり、強大な地球圏統一連合に単独で挑むその姿勢は、特に女性層からの絶大な支持を受けました。
 また、いままでのガンダム作品にないデザインのMS(もちろん、主役機のガンダムは超カッコイイ)が多数登場し、その鮮烈な戦闘シーンと相まって毎度興奮を覚えたのは記憶に新しいところです。
 ストーリー面においても独特の世界観を構築していて、今までにない各種設定、物語展開には目を開かされます。
新世紀エヴァンゲリオン  ガイナックス制作の、社会現象にまで影響を与えた超大作。
 「逃げちゃ駄目だ」等の名(迷)セリフを残した本作は、もはや語るまでもない程に有名なので、皆さんもご存知のことと思います。
 正体不明の敵 『使徒』 との戦いを描いた本作は精神的な哲学に溢れ、登場人物も救いようのない程の内向的(しかも自虐的)な性格という、取り留めのない話でした。
 あたかもそれは、行き詰まった現代社会を体現しているかのような、一種の風刺ともとれるようなそんな作風のアニメでした。
 ちなみに、当時の同人界がEVA一色であったのも感慨深い。
ブレンパワード  Vガンダム以来、作品に携わっていなかった富野監督の復帰作品。
 海底より突如、浮上を始めた「オルファン」を止めるために、アンチボディ「ブレンパワード」で敵性体「グランチャー」と戦っていくお話。
 今までの富野作品に比べ、複雑怪奇な設定に富み、その作風も異色そのものといえます。
 人間(というか、生きるものすべて)の「生命」や「愛」がテーマの本作は、監督の次作∀ガンダムの習作的な側面を持っていて、いくつか共通する構成、演出を見出すことができます。

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