知られざる秘話

ここではNOGが知りうる限りのマニアック話を紹介していきます。
内容がマニアすぎるため、ある種の衝撃をうけるかもしれませんので御了承を(笑)
なお、当たり前すぎると感じた場合は……

NOGとは、所詮この程度の奴か……フッ

と、笑い飛ばして頂いて結構です。
では、マニアなひとときをお過ごし下さいませ。


TREBOR(トレボー)と、WERDNA(ワードナ)

 これはファンの間では、比較的知られている話なのですが、TREBORとWERDNAの名前の由来について。
 米国にて誕生したWIZARDRYは、アンドリュー・グリーンバーグとロバート・ウッドヘッドという2人の天才によって生み出されました。
 では、この2人の名前の英文スペル、「Andrew」と「Robert」をひっくり返してみると……
 そう、「狂王の試練場」の2大キャラは、WIZの製作者自らだったというわけです。

 ちなみに、冒険序盤の経験値の友(笑)であるマーフィーズゴーストは、彼らの悪友マーフィー君の名前を拝借したものだそうです。
 開発当時はきっと、WIZがここまで普及するとは考えていなかったんでしょうね(笑)

 

名剣(?)カシナートの由来

 シリーズを通して登場している名剣カシナートは、みなさんも御存知のことと思います。
 では、名剣と謳われている「カシナート」とは、一体どのような剣なのでしょうか?

 ファンの間の通説として一番有力な説が、刀匠カシナートが鍛え上げた無二の名剣というやつです。
 実際、WIZ関連の書籍(しかも公式)を読んでみても、こう書かれている事が多いのは事実です。
 だが、はたしてそうなのでしょうか?

 NOGが以前、何かの雑誌で読んだ製作者のインタビュー記事によると、「カシナート」は実は剣ではないということです。
 剣ではない?
 それでは、「カシナート」とは一体……
 実は、先端にミキサー状の刃が取り付けられた刺し専用の武器であり、刃の部分が高速回転して敵の体に風穴を穿つための武器だというのです。
 正確に言えば、カシナートとはフードプロセッサーのパロディであり、その名の由来もフランス製フードプロセッサー「キュズゥイン・ナート」より。

 

妖刀 村正

 ウィザードリィにおける最強装備の一つである「村正」ですが、初代米国版での名称を御存知でしょうか。
 「MURASAMA BLADE (ムラサマ・ブレード)」です。誤植ではありません(笑)
 これは、日本の名刀「村雨」のことでして、本来は「村正」ではなかったんですね。

 それが、日本語版として移植される際に、誤訳されてしまったという話です。(日本では村雨よりも村正の方が、「妖刀」として知名度が高いためでしょうか)
 現在では「村正」が公式の名称となってしまいましたが、このような遍歴があったというお話でした。

 


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