2003年06月24日

「百武彗星」
雨が続いた貴重な晴れの日だった。百武彗星の写真を撮りに行く 事にした。どうせ撮るなら井川湖付近まで行っちまおう。ちょうど井 川ではこの彗星出現にあわせて、外灯も消され、うれしい演出にに っこり。よくここにくると言う天文マニアに教えてもらった。いくら目が 暗闇に馴れても声の主は見えないのだった。天の川は雲のように 横たわり、見なれた星座も星だらけで判んないよーーー、ボートレー スで遭難し、たった一人生き延びた「太平洋一人ぼっち」を書いた佐 野さんは太洋に投げ出された夜の星空の美しさが生死をかける事 態にもかかわらず本当に美しかったと書いている。そこに本当の芸 術のヒントがあるかもなああああああ。さっきから眼に飛び込んで いたぼやけた筋雲のようなやつ・・・!呆然とする・・・尾の長さが 30°以上伸びた彗星だよ、気持ちがわり―。解説料を払いたくなる ほど教えてくれるマニアに親近感と安心感を感じちまう。げー、地球 に衝突しない事はわかっていても畏怖を感ずるほど圧倒される。電 灯の無かった昔は、どこに居てもこの位に見えただろうなー。こんな のが昔来たときゃ先祖はどういう気持ちで見たんだろ。OM1:100m mf2(2.8)5分タカハシ90S自動。


井川の富士見峠から
井川湖に行く途中の富士見峠から撮った。5月は富士山ちかくから 朝日が上り始めるだろうという予想で、いつか撮ろうと思っていた んだよ。山の春はおそい。動植物がいっせいに活動し始めるとき で、とくに鳥がうるさーい。山々に響き渡るいろーんな音が、押し黙 った冬の静けさから比べると、爆発するかのような春だね。キャノン nF1:450mmf4.5

2003年06月24日

朝日に照らされる南アの連山
富士見峠からリバウエル井川スキー場に向かう途中、丁度五円パ ゲのように木が切られ山肌が露出している場所がある。そこから撮 った。何か施設でもできるのかわからないけど、ちょっぴし心配。キ ャノンnF1:80〜200f2.8




八重桜







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