過去ログ - 9月 -
2007/09/04
友人とレイトショーで見に行くことになっていたのでギリギリまで寝ている俺マジ駄目人間ですごめんなさい。そんなわけで寝起きの頭で見てきたわけですが、僕は世間で社会現象だ何だと言われたブレイク当時に毎週リアルタイムで見ていたわけですが、それは決してエヴァが僕にとって特別な作品だったわけではなく、その真逆で他のアニメと同列か、もしくはわけがわからない分それ以下の評価だったのかもしれません。それでもまあ一応かつての劇場版も両方見に行きましたし、いろいろ理解しようと頑張ったときもあったわけですが、世間で騒がれるような興奮とは無縁だったんです。なので今回の映画も特に感慨も期待もあるわけではなく、相も変わらず一アニメ作品として見に行ったわけですよ。まあ結果として"絵が綺麗なアニメ"としか僕には見えなかったわけですが、これが寝起きの頭が面白さをフィルタリングしたのか、はたまた本当に僕にとっては面白いものではなかったのかは定かではありませんが、とにもかくにも事実として面白さを感じられなかった僕がここにいるわけです。さて、それで帰宅してからネットサーフィンして他の人の感想などを漁ってみると、なんか皆さん大なり小なり相応の感慨やら思うところがあるみたいなんですよ。しかしそうすると全く盛り上がりもしなければ注目するところもなかった僕はどうなるんでしょう。様々な人たちがエヴァについて情熱的に話をしている様を見るにつけて、僕は自分がなんだか酷く老け込んでしまったような気がするんです。肉体的な意味ではなく、精神とか気持ち的な意味で。もちろん皆が皆あの映画を面白いと感じたとは思ってはいませんが、それにしたってこの落差はないんじゃないかというか。なんだかやるせないものが自分の中にぽつぽつと積もっていくようで、もやもやして落ち着かないわけです。そんな気持ちの整理とせめてもの慰みにこうして日記を書いてみているわけですが、なんかこう、もうほんとすみません。今日は何を書いてもぐだぐだになりそうなのでこの辺にしておきます。
2007/09/03
"白い悪魔"、"白い魔王"、"冥王"などなど、リリカルなのはシリーズの放映と同時になのはさんには様々な名称が付けられてきておりますが、最近その名称が一人歩きをしてしまっているように思えます。ニコニコ動画のランキングを見ていると、"冥王計画リリカルなのは"とか、そんな名前が並んでおり、それらにおけるなのはさんの扱い及び寄せられるコメントからは彼女に対して一元的な見方しかされていないように感じられます。ともすると、「なんか白い魔王がすごいらしいので素材集めて作ってみた」的なノリのものさえあり、それってどうなの？と疑問を感じずにはいられません。そもそもMADを初めとしたパロディ作品には、まず原作への理解があり、そこからある意味での愛情を以ってその作品を"コケおろす"のが本来であると僕は考えています。そんな僕にとって、今のなのはさんを取り巻く現状は、彼女の表面的な行動のみが注目され過ぎており、その内に置かれた作品本来においての高町なのはという個人のパーソナリティが蔑ろにされてしまっているように見えます。第一期の6話「わかりあえない気持ちなの？」において明かされたなのは、アリサ、すずかの出会った時のエピソードがなのはさんのどのような側面を表していたか、それを覚えている人、知っている人は一連のなのはMADを見ている人の中にどれだけいるでしょうか。第二期（A's）の9話「クリスマス・イブ」において、ヴィータの「悪魔め」というセリフに対して「悪魔でもいいよ」と答えたなのはさんの気持ちをMADを見ている人たちの何人が考え、感じたでしょうか。第三期（StrikerS）の9話「たいせつなこと」において、なのはさんが「私の教導、地味だから」に続く一連のセリフを言っているときに、彼女が自身のどの部分に至らなさを感じ、ティアナと二人で話をしたのか。いや、そもそも9話の本当のセリフをどれだけの人が知っているのでしょうか。僕はそうやってただ"コケおろされる"だけのリリカルなのはという作品が不憫でなりません。
実家に帰っていてアップできなかった冬コミのサークルカットです。相変わらずSETAにゃの分もカット描いてます。トーン処理失敗気味でちゃんと印刷されるか不安ですわ･･･。
