[[[注意]]]
- ライターのガスの内圧は、予想以上に高いです。下手に使用中のライターを分解すると、危険ですから、絶対に、使用し終わったライターを使って下さい。
- 私は、実際試作していますから、気を付けて作業すれば、安全に作成出来る事は確認していますが、貴方が作成する場合は、充分安全に気を付けて行って下さい。作成中に如何なる障害が起こっても、当方は一切責任を負いません。以上をふまえて作成する事をお願いします。
準備
まず、以下のものを用意する。
- 100円ライター
- ノコギリ(プラスティック用) 500円位
- 接着剤(エポキシ系プラスティック,ステンレス用) 400円位
- ステンレス線 60円位
- ハンドバイス(ミニドリル) 500円位
- フック 6本で300円程度
- スプリットリング 60円程度
- プラカラー(サーフェイサ,他3色程度スプレーのもの)
塗装用の色は、何使っても良い。面倒な場合は、元々濃い色のライターを使って、塗装は無しでも良いかも・・
- その他、くぎ,ニッパ,ラジオペンチ等
Step1
使い切ったライターの底に、ガスを封入した穴の跡が有る。ここを目印に、ハンドバイスで穴を開ける。ガスが残っていると、吹き出してしまうので、気を付けて作業!
Step2
ライターの頭の部分を切り取る。ライターの中は、2つの部屋に仕切られていて、最終的に、Step1で穴を開けた側と違う方に空気を封入するので、部屋の区切りを一部切り込む様に切り取る。切り口がルアーの口になるので、形に気を付けて。
Step3
ルアーの口の部分をヤスリ等できれいに仕上げ、胴体の下になる部分に穴を開ける。この時、この穴は、口の方に少し傾斜させると、後の作業が楽になる。
Step4
ヒートンには、ステンレス線を使用する。Step3で開けた穴からステンレス線を通して行くわけだが、零号機の悲劇も有って、ここを上手くやっておかないと、実際使った時に大失敗する訳だ。以下の様に、一筆書きの要領で、ステンレス線を通してみた。要は、大物がかかった時に、耐えられれば良いのだ。
- ステンレス線を15cm程度の長さに切って、1方の端をくぎを挟んで1cm程折り曲げ、くぎを回す様に3〜4回ねじる。
- 1方の端を穴から通し、マウスの方に出す。この時、ねじった部分に接着剤を塗り、穴に通して固定してしておく。接着剤が乾くまで、マウスから出たステンレス線をどこかに、つり下げて待つ。
- マウスの所のステンレス線にくぎをかませて、最初に開けた穴に通す。
- 最初に開けた穴から出ているステンレス線に、もう一度くぎをかませて、穴を通してマウスの方にに抜く。
- 尾に付けたくぎを回して、ステンレス線をねじり、ねじった部分に接着剤をつけて固定する。
- 最後に、マウスの部分のくぎを回してねじったら完成。
↓以下の図の様にしても有りだが、穴をもう1個開ける必要が生じる。
Step5
マウスの部分に出したステンレス線(ヒートン)の固定は、パテ埋めにて行う。試作品は、エポキシ系のパテを使用して埋めてみ。更に、マウスの上半分を塞ぎ、空気を封入する。プラスティックの板(適当な強さが有ればパテでも良い)を、ルアーのマウスに張り付け、ルアー上半部に空気を封入しても良い。接着剤は、エポキシ系の接着剤を使用して、なるべく強力に固定しておく。
以上で、大体の骨組みは出来上がり!
Step6(塗装)
木で作ったルアーは、水が染み込まない様に気を使うけど、このルアーは、浸水は気にせず塗装出来るから、プラカラー等で充分,あとは塗装について書いたページを参考に!
充分乾燥させてから使うのだ。