安全ピンで、スピナベは出来るのか??
SPINNER BAITS


ある日,釣りに行った時の事,ハサミをぶら下げていたピンオンリールの留め金が馬鹿になってしまったので、仕方なく安全ピンを買って応急処置をしたのだった。その時、ちょっと気が付いた,これって、スピナベになるかも??ってな訳で…果たして安全ピンでスピナベは出来るのか??
準備
まず、以下のものを用意する。


【方法その1】
Step1
安全ピンを開いて、先ず,針の方を丸めてしまう。(針のままだと、後の作業がやりにくいって事もあるね)頑丈なので、ラジペンを駆使して丸めよう。最初に針先をヤスリで丸めておいた方が良いかもね。(ここにブレードを装着する)

Step2
スナップに、スプリットリングを通して、安全ピンの頭の部分に組み込む。(一度開かないと駄目だな…)スプリットリングを挟んだら、頭の部分は潰しておく。その後、スナップにストレートフックを取り付ける。骨組みはこれで完成!後の工程で、骨組み部分は覆い隠すので、スピリットリング及びスナップは、出来る限り小さめが良い。でも、小さすぎると安全ピンにはまらないので、適度な大きさが必要。素材の安全ピンにピッタリ来るものを選びたい。どうしても厳しい場合は、ステンレス線で骨組みを組んでも良い。

Step3
ヘッドの部分は、スナップに金属パテを練って、骨組み及びフックの30%程度までを包み込む様にする。ヘッド部分の成形は、板鉛を巻いて、後から金槌で叩いて成形するとか、板状に延ばした鉛(ブレードでも良いか?)に半田付けする(どこかのバズベイトみたいだな)とか、色々方法を考えている。

Step4
金属パテを使った場合は、10時間後硬化してから、ヤスリなどで綺麗に成型しなければいけないが、板鉛等を使えば、ここまでの作業は1時間掛からないだろう。『フックがグラグラしないか?』確認出来たら成型は終了!
後はマスキングをして色を塗り、スカートを履かせ、ブレードを装着すれば完成!
写真のものは、サイズが小さくて、合うスカートが無かったので、ラバジのラバーを巻いてみた

【方法その2】同じ様な材料で、もう一つ方法を考えた,フックを通すのが若干難しいが、こちらの方が安定する。
Step1
安全ピンの針部分を丸めずに(針先はヤスリ等で削っておく)、頭の部分上半分を切ってしまう。次に安全ピンの針部分からフックを通して、安全ピンの頭部分まで通すのだが、これが結構重労働で、方向を間違えると大変な事になるので注意が必要だ。(針先にも注意)フックを通し終わったら、安全ピンの針の方のアームを丸めてしまう。(ここにブレードを装着する)


Step2
アーム部分を折り曲げ、フックの角度を調整して、安全ピンの頭部分の突起部分にフックを挟み込んで固定する。下図はオフセットフックを使った例だが、ストレートフックでも問題無いと思う,


Step3
フックの根もとから、安全ピンの頭部分全てを包む様にヘッドを成形する。この場合も金属パテ,若しくは板鉛等で成型するのが簡単だと思うのだが、おいらが鉛板で試したら割と上手く行かなかったりしたので、今後,改良は必要かも…


Step4
後は方法その1と同様に、色を塗って、スカートとブレードを装着すれば完成!
(画像は準備中)

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