ジュビロ・トークバトル 2002.10.27
缶コーヒーは、ネスカフェ シングルビーン
まず最初にハット、次にゴンちゃんが紹介されて登場。拍手と大きな歓声が湧き上がっているのに
中山:「まだまだ足りないんじゃないの。2階席は元気?(観客爆笑) いないんだね、いないんだね。」 (はい、2階はございません)
★横浜戦 中山:「非常に見た人達も喜んでくれて。あとはいろんなハプニングもあってね。ウィルと奥、そして福西とレフリー。(観客大爆笑) 中西:「奥選手は大丈夫なんですかね?」 中山:「大丈夫でしょう。ピッチ上では何もなかったんですけどね。(控え室で)奥とウィルが殴りあいそうになりましてね、僕が止めました。(観客爆笑) 服部:「やってない、やってない。」 中山:「違う人だった?」
★福西とレフリー 服部:「あれは、でも福西、確信犯でしょ。(観客爆笑) あんなダッシュ見たことがないもん。(観客爆笑)」 中山:「速かったよね〜。あいつチームで1、2を争う鈍足だからね。(観客爆笑) あれだけのダッシュ見たことがない。」
★高原が、中山さんは素晴らしい!と 中山:「いいこと言ってるね。わかってるよ、あいつは。(今日は)お台場集合!って言ったんだけど。コーヒーをあげるよって言ったんだけど。シングルビーンをね、シングルビーンをね。これこれこれこれ。グァテマラビターね。俺はケニア・オレの方が好きだけど。」
★ゴン&タカの動き出しが速い 服部:「ボールをもらって顔を上げた時にはもう動いていますから。でも最近オフサイドが多い。(観客爆笑) 1回攻めて取られて戻って、もう1回行くぞっていう時まだ帰って来てない。」 中山:「疲れちゃうんだよね。でもこの頃真面目になってるよ、いけないなあと思って。服部からもらうパスがオフサイドになっちゃうんだよまた。(観客爆笑) もうちょっと待って、ハットもうちょっと待ってってなっちゃうからさあ。いい動き出ししたらさ、相手に取られちゃうし。」
★タカとのアイコンタクト 中山:「わかる、わかる。あいつのね髪の毛の生え方で。(観客爆笑) アンテナなんだあれが。すごい短いアンテナなんだけど、試合前に剃っちゃうからさ、見ずらいんだよアンテナが。」 服部:「キーパーが蹴ったボールとかヘディングで競ったボールを拾えてるから、見てて気持ち悪い時がありますね。」 中西:「僕がもっと気持ち悪いのは、相手が跳ね返ったボールを必ず俊哉が止めてるよね。この間聞いたら、わかるんだよね大体って。」 服部:「あの人の場合、たまにこれありますから。あの人の場合8割くらいありそうだね。」 中山:「かなりあるからね。」
★ゴンちゃんの直して欲しいところ 服部:「う〜ん、そうですね、言いたいことは山ほどあるけど。(観客爆笑) でも最近ここ2試合はいいんですけど、ボールがすごい落ち着いているんですよ、どうしたわけか。それまではポコ〜ン。。。こっち入れても、落とせ!っていう時に違う方行ったりとか。昨日も1本あったんですけど、後ろから守備して取ってパスしたら落としがちょろ〜んなんて相手の所に行ったりとか。」 中山:「わかるわかるわかる。名波に落としたやつでしょ、アウトサイドでハットからのボールでしょ。厳しいボールだったよ。(観客爆笑) う〜ん、この辺でねショートバウンドされるとひじょう〜に苦しい!」 服部:「プロだから。」 中山:「そうだよね、そうだよね。言い訳できません。」 服部:「ゴン!って怒って。」 中山:「ごめんね、ハット〜。」
中西:「怒られてますか?」 中山:「怒られてるよ。みんなから怒られてる。」 中西:「どんな風に、例えばもっと寄せろよという時?」 服部:「ゴン、行けよ〜!!」 中山:「ひどいよ。ほんとひどいよ。」
★プーマブラザーズ 中西:「(新聞でニュアンスを勝手に変えられて)『激しい口調で』っていうと、中山、チームメイトにそんな言い方してんのか!みたいな。」 中山:「すげえ、えらそうじゃん。えらいんだけど〜。1番えらいんだけど。」 服部:「絶対言うと思った。」(観客爆笑) 中山:「これが、あうんの呼吸。プーマブラザーズって言うんだよ。色違いなんだけどね。こんなの着るか?(観客爆笑) それはまずいよね。まずいよね、俺そんなこと言ってないよ。俺はプーマがいいって言った。プーマが用意してくれるって言ったから。来たらただの色違いでさ。パンツも色違い。」 服部:「聞いた時にさ、自分でこんなの着ようかなって考えていたらさ、送られてきてね。」 中山:「だから着たんですけど、ジーニストじゃん、俺。(観客爆笑) ジーパンで来たんだよ、ジーパンで。ジーニストだから!」 中西:「某球団関係者の方が、中山さんジーンズはいたところ見たことがないって。」 中山:「しょっちゅうだね。寝る時はジーンズだから、ごわごわしちゃって大変!ほんとに、休まらない休まらない。」 服部:「あんまり見てない確かに。」 中山:「まあね、だってジーンズはよそ行きだもん。磐田に練習に行く時はジャージだからね。でも最近はいてるでしょ。ジーニスト取ってから、盾見せながら歩いているからね俺ね。」 服部:「着替えると綺麗にたたんであるんですよ。かけてあるんですよハンガーに。パンツもかけて靴下もかけて。」 中山:「順番があるから。上着、ズボン、パンツ、靴下、ハンガーみたいな。」 服部:「たまにかえてやろうかなとか思って。」(観客爆笑)
★ゲームとゴンちゃん 中山:「よく試合場に行っても、裸の何か持って。(ウイニングイレブンの看板)だから何だよ!(観客爆笑) それ見せられて、ゴンちゃ〜ん♪」 中西:「それ持って来ちゃいけないもんでしょ。」 中山:「それを出されて、どう反応すりゃいいんだろう?というところがあってね。難しくってねそれが。」 服部:「ゲームもやんないよね、中山さんね。」 中山:「ゲームやるよ。ゲームオタクじゃん。最近テトリスにはまってる。」(観客爆笑) 服部:「僕が誰かにもらったんですけど。それを誰かやるだろうと思って体重測る横に置いといたら、すぐにやってた。」 中山:「難しいんだね、あれ。あれゲームボーイでしょ。最初ゲームボーイかなんかじゃないの。クリアすると、スペースシャトルが打ち上がるんでしょ、そうだよね。それは知ってるんだよ。それは多分92年かなんかの時に、高木と同部屋になった時に高木がやってて、しょっちゅうスペースシャトルを打ち上げたんだよ。」 服部:「それドーハ?」 中山:「ドーハの前。(観客爆笑) ドーハの前、92年だもん。それを思い出して、高木は上手かったんだなあって。テトリスの天才だなあって。」
★1年前の河村 中山:「まあ最近やっと落ち着いてきたかなと。前は落ち着いてなかったんで、オロオロしてた。もう目が行っちゃってたね(観客爆笑) 試合出てても。緊張すると思うんだけれども、ボールくれないでいいというようなポジション取るんだよ。取ったらもういい、出さない出さない出さないで〜!」 中西:「結構もらいたくない時があるんだよ試合中に。自信がない人はDFの影に隠れちゃう、目とか合わさないとか。中山さんそういうことあるでしょ結構?」 中山:「あるね。試合中ね、だからどう考えたってキープできない状況で、ここに1人いて、ここにいてここにいて囲まれちゃってる所へ出されても、どんなに上手くトラップしても、ぎゃ〜っ!そういう所に出しても無理だよ〜!って思いながらも、絶対そいつは出すよ〜!って言って。(観客爆笑) 無理だよ〜!出すよ〜!向こうも苦しんだよね。だったらスペース出して〜!走るから〜!通じればいいんだけどさ、なかなかね。」 中山:「ちょっと遠い時あるの。俺右サイドにいてハットが持っててハットが要求してんの。こう体を斜に構えて、行くよ行くよって。すごい遠いからここから走っても絶対DFに先に入られちゃうと思うんだけど、横の方にパス出してさ。無理だからそれは。」 中西:「でも服部さんから見たら、中山さんがそういう時に顔を出してくれた方が楽なんじゃないですか。」 服部:「僕はね。本人が苦しい。ほっといても行っちゃうからねトラップが。」 中西:「俊哉は止まるよねぴたっと。」
中西:「(最近河村は先発だけど)最初途中だったじゃないですか。」 中山:「その時は行っちゃってる。あれは1年前、マリノス戦だよ、ナビスコカップ。行かれちゃったもん。河村!河村!河村!!」 服部:「目も合わせなかったからね試合中。」 中山:「落ち着きなかったもん、試合前から。そういうの経験して大きくなっていくんじゃないの。」
★Wカップメンバー発表の日 中山:「来るとあんまり感じなかった。感じてないというか、報道はもう俺に諦めのムードじゃん。諦めろキャンペーンぐらい張って。(観客爆笑)ベテランはいらないだなんだかんだ言ってるから。諦めてたわけではないですし、チャンスがあれば入りたいなと。発表まではまだわからないだろうと思ってたから。 その日2部練で午前中練習が終わった後に、みんなで名波とか剛とか飯を食いに行ったんだよ。そこにスポーツ新聞があって、予想みたいなのがあって。俺の所、大穴って書いてあったんだよ。(観客爆笑) 大穴って書いてあったから、大穴かあ、でも一応大穴ってしてくれた。まくるよ〜!それで入れたから・・・。」 服部:「別メニューでちょうどテレビ見てたんですよ。(自分は)お〜入った!とか言いながら。『中山』なんてて言ってるわけ。おい!メディカルルームで見てたんですけど、お〜入ったよゴンちゃん!でもみんな普通に練習やってたんで、周りのスタッフに『ゴンちゃん入った!』って、ずっと走ってって最後にゴンちゃんに。」 中山:「もし落ちてたら落選コメント言わなきゃいけないんだろうなあとかいろいろ。奥さんも知らなくて、今日テレビであるんだったって、バーッと掃除機かけて見てたらしいんだけど、あっ入った!って。 俺、いろいろ会見とか出て、飯食って家帰ったら、掃除機がそのままでした。(観客爆笑) リビングに掃除機がガァ〜って。突然だったからって言ってたけどね。突然でもなあ、掃除機くらい片付けておけよ!って。」
★北の丸での代表合宿 服部:「最年長のくせに最年少と一緒にメシ食っちゃうし。干支が一緒のヤツとメシ食っちゃうから。」 中山:「年齢では言わない、干支で言う。同い年なんだもん。伸二、タカ、イナ、あれ同い年。浩二、ソガ。」 中西:「みんな何て言ってるんですか、中山さんのこと。」 中山:「ゴン!酔っ払った時はゴンちゃんだね。」 中西:「それで楽しくやってるの?」 中山:「うん、俺は楽しいけど相手はどうかなあ。」(観客爆笑) 中西:「服部さんが見て、会話はかみ合っているんですか?」 服部:「結構かみ合ってますよ。ただ1人でコーヒー取りに行ってるすきにもうみんな帰っちゃう。(観客爆笑) あれ、俺ひとりかよ!って。」 中山:「探さなきゃいけないの。オープンスペース見つけて入っていかなきゃいけないの。」 服部:「俺はずっと福西と一緒にいましたね。部屋も隣だったんで、メシ食いに行くときはノックしてもらって。」 中西:「中山さんは?」 中山:「俺は1人。(観客爆笑) 時間だって言ったらその時間に行って空いてる所へ適当に人見つけて食べてた。こいつらだってフクとハット、モリシとアキ、いっつも一緒なんだもん。最初はさ卓球とか目も向けなかったんだけど、ちょっとやったら面白い面白いってさ、ず〜っと卓球台占拠しちゃってさ、全然できない。」 服部:「最初みんなはまってたからさ。だんだんみんな飽きてきたから、やり始めたら汗だらっだらでメシ食った後に。」 中西:「あの時宿舎でやることなかったですか、やっぱり?」 中山:「ないね。」 中西:「何してたんですか?」 中山:「卓球。(観客爆笑) 卓球、ビリヤード、あとくるくる回すサッカーゲーム。あとDVDとか個人的に持ってきてる人もね。」 服部:「試合ねやってたんで結構。他の試合、全部見ましたね、だから。」 中山:「開幕戦とか見てて、トルシエ機嫌悪かったね。(観客爆笑) 負けてね。」 服部:「サミアコーチが大喜びだった。」
★トルシエジャパン 服部:「当然試合にはもっと出たかったというのはあるんですけど。ただ秋田さんとキーパー以外全員使ったっていうのがトルシエのやり方ってすごいなと思いますね。何か学校の先生みたいな。学校のチームって難しいじゃないですか。結果出さなきゃいけないけど使わないと親が怒るみたいな。」 中山:「出たかったですよ。もう鬼のようにアップしてましたけどね。」 服部:「アップが全員できないんですよ。5人か6人しかできないんで。あれ言われるとうれしいですね。まず第1関門突破。」
服部:「(ジーコは)トルシエよりは楽だろうと、いろんな意味で。トルシエはいきなり朝6時から練習やったりするんですよ。ビスケットタイムだって。朝起きてお茶とかコーヒーとかビスケットがあるんです。それを食べて1時間練習するんですよ。」 中山:「朝練、朝練!!」 服部:「次の練習が夜7時なんですよ。12時間後に次の日また朝。昼間はず〜っと寝てますよ。(これからは)そういうのがなくて常識的になるだろうなって。(観客爆笑)」 中山:「感情的にどんどんメニューが変わる時があるからトルさんの場合はね。」 服部:「サミアが一生懸命準備してるんですよ。機嫌が悪くなるとそんなのやんねえとか言って。」 中山:「サミアとトルシエが仲が悪いのはわかっていたけど、大分の朝練の時もサミアは大分のいろんな準備してくれた人達と記念撮影してたら、もう行くぞ!ってサミアを置いて車出ちゃった。ひどいでしょ、それ。クーラーは体に良くないからみんな窓開けて暑いのに。いじめっぽいところがあるんですよ。」
★ジーコジャパン 中山:「(ジャマイカ戦前の練習で)初めてだったから全員集めてやると思ったら、赤と青に分かれたらこの組はこう、この組はこう相手がジャマイカ3バックだからと言って俺らのチームは3バックでって。 じゃあこのチームは外でアップしろ。あとは残ってミーティング。どんな戦い方するのか俺達は聞かなくてもいいのかなあ?いいんじゃない仮想ジャマイカだから。(観客爆笑) グラウンドでボール回しして寂しい気分もあるけど、こういうやリ方もあるんだなと。まあ試合前のミーティングはしっかりありますから。」
★最近の子はうまい 服部:「代表レベルの足技じゃないからね俺。」 中西:「その辺はどうですか?」 中山:「俺に聞くの?」 中西:「誰に聞くんですか?」 服部:「みんなうまいよね〜。」 中山:「うまい!すごくうまい。うまいなあ。ベンチで見ててもほんと落ち着いているしね、いなしてるから。トルシエ時代イタリアでやった時にベンチで大岩剛と隣りで見てて、伸二にボールが出てひょいっひょいっと相手をいなしてパス出して。『あの子うまいねえ。』 『ほんとうまいねえ』って2人で感心しちゃったもん。うまい、うまいって。落ち着いてるなあ、いいなあとかって。」 服部:「ほんとうまいよ、最近の子達は。」(観客爆笑) 中山:「小学生の全国大会見てても、何だこいつは!って。すごいの。それはJリーグや海外のサッカーを見る機会がすごく増えたから、そういうところで子供達に与える影響が大きいんだろうな。それ実際やってるプレーだから。実写版でしょ。俺達の時は漫画じゃん。(観客爆笑) キャプテン翼、ハリケーンって言ったって無理だよ。無理だもの実際。トランポリンしか無理だもの。 そういう技術はいろんなところで経験を積んで生まれてくる自信から余裕も出るんだろうし、間合いもだんだん身についてくるだろうしね。そういう経験を俺もしてえなあと思いますね。」 中西:「海外に?」 中山:「行きたいですよ。こんな年で何言ってんだ、このボケって思われるかもしれないけど。」 服部:「そこまで言ってないよ。」 観客:「・・・・・・」 中山:「お前らアホだな。」(観客爆笑) 服部:「リアクション何にもないもん。」 中山:「行きてえったら行きてえんだよ〜〜!!サッカー選手として少しでもそういう経験したいじゃない。いろんな苦労もあると思うけど、その中で経験したことはすごく大きいことだと思うんですよね。だから1回経験したいなと。」
★つもる話 中山:「(服部が)めちゃ疲れてたしね。仙台戦行かなくていい?なんて俺に言ってたし。絶対ダメだよって。」 服部:「どこかで休む休むって言って、全部5試合出ちゃったんですよここ2週間。」 中山:「どこでつもろうかって言ってましたね。イエロー2枚なんでどこでつもったらいいかなあって。」 服部:「色々考えてケガもあるんで。実は昨日残り10分位で行ってやろうかなと思ったんですけど。そうすると2週間空くんで。でも3週間空いちゃうなって。」 中山:「サッカー精神ぼうとくしてるよね。ハットにフェアプレーフラッグ送って。だめだね、それじゃあねえ。」 服部:「案外行けないもんだね。行くチャンスがないからね。」 中山:「行こうとしてもダメだね。行こうとして行けるのはフクくらい。(観客爆笑)」 フクが敵にいたら、ふてぶてしいだろうな。俺らから見たら頼もしいし、堂々としてるし、しら〜っとしてるし。(観客爆笑)」
[質問コーナー] ★服部選手はジュビロではボランチ、代表ではサイドバック。それぞれのプレーする上での楽しさは? 中山:「点取る時が最高!」(あなたに聞いていませんということで、観客爆笑) 服部:「ボランチは360度敵と味方、サイドバックは180度。楽なんですよ、サイド背負ってる方が。だけどボランチは色々な仕事が多いんで楽しいですよ。いろんな所に顔出していろんな人を怒れるからうれしいですね。」
★中山さんは見てる人にパワーを与えてくれますが、その元気な源はどこにあるの? 中山:「源ですか?これだね。(シングルビーンを飲んで) いいんじゃない♪自分自身が一生懸命やっていて、僕の方が皆さんに元気を与えてもらってる部分があるかもしれませんね。自分がやってることに対して、僕は好きでやってますし、それに対してみんなが共感してくれて応援してくれることに対して、自分が頑張らなきゃっていうところで相乗効果ですね。あなたと私の相乗効果。(観客爆笑)」 中西:「中山さん、ほんとプロですね。サポーターを喜ばすの知ってますね。」 服部:「Wカップの予選の時に国立でレポーターやってたでしょ。よくできるなあって思ったし俺びっくりしたもん。ハンドマイクで。」 中山:「俺もびっくりしたよあれは。あそこで行ってやれって言われて。“アッコにおまかせ”まで出ろって言われて。(観客爆笑) 俺出るつもりなかったのに。日本・韓国戦のゲストで行ったのに12時位に来てくれって。早いなあと思って。12時前か、スタンバイお願いしますって、ピッチ出てってさ。でも面白かったよあれ。盛り上がってんなあって思って、羨ましかったですね。ここでできる人達は幸せだなあって。」
★中山選手は中学、高校時代とどんな学生でしたか? 中山:「中学時代はお山の大将でしたね。みんなに威張り散らしてる感じで。中学校の時は結構もてました。中学3年の時に中学1年の子からラブレターもらったのね。『妹みたいな感覚でしか見れません。恋愛対象にはできません』みたいな感じで返事を書いたら、そうしたらもう1通来て、『でもこれだけは言わせて下さい。』って。もう1枚の紙に大きく『山中さん大好き』(観客爆笑) それ1番やっちゃあいけないよ。俺中山だよ!と思った。 高校時代は今とそんなプレースタイルは変わってないです。多少、多少今が足技がちょっとだけ上手くなったかも。もう熱いだけで。」
★大学時代はどれ位勉強しましたか? 中山:「厳しいことを!勉強しましたよ。試験前に集中して情報集めました。(観客爆笑) 体育専門学部だったんだけれども、卒業する上でテストを乗り切るというところで条件が3つ揃わないとダメなんですよ。いい席、いい友、いい目。(観客爆笑) 相手を欺くという上でね、相手の裏を取る。試験教官の裏を取るというところでね。裏へ裏へ。出過ぎるとオフサイドになって退場になりますから。一応単位は取りましたしね。 卒論はしっかり出しました。『インプレーとアウトオブプレーの比率』プレー時間とプレー以外の比率を考えてそれでサッカー専用グラウンドができてきてよかった。何だよお前ら〜!もういい、もういい。」
★中山選手に、今年の得点王は誰ですか?(10才の男の子) 中山:「ちょっと来い!」 (実際前に出て行った男の子にこっそり「中山」と耳打ち)
★審判への抗議でイエローを出さないコツは? 服部:「レフリーの名前を言う。『岡田さん、ちょっと』と。手は出しちゃダメ。きついことは言わない。去年の天皇杯で奥大介が審判に怒って、『うるせえ、このハゲ!!』って言って退場だった。」 中山:「あれは大変だったんですよ。レフリーのところに行って、『抗議しただけでしょ』って俺言ったのに、レフリーが『だって、ハゲって言ったんだよ!』って。それ以上何も言えなくなった。」 服部:「でもその審判がハゲてなかったらどうだったのか。ちょこっとハゲてたからね。」 中山:「そうそう、薄い薄いちょっと透き過ぎたくらいの。」(観客爆笑)
★対戦していて嫌な選手は? 中山:「あんまりいないけど、広島のビロング。あれがねえ、ヘディングする時にビロ〜ング!って高く上がって、こう構えているところから後ろからこう来る、ビロ〜ング!とかって。大波に飲まれるようにね。あれがすごい。勢いがあって。あと小村の鼻息とかね。(観客爆笑) 小村厳しいんですよマークが。すごいんだもん、この間マークが。ビヨングもすごかった。 秋田とは熱い戦いができるから楽しい。秋田を負かした時には自信がつく。秋田にやられた時には、あ〜やられた!って思う。面白いですよ。(秋田は)フランスWカップの予選の時ずっとストレスたまってくると、」 服部:「ヘディングしてぇ〜!!」(観客爆笑) 中山:「言うらしいよ。ヘディングしてぇ〜。」 服部:「練習の後やっちゃあダメって言われてても、ちょっとだけ、ちょっとだけって。」 中西:「服部選手は?」 服部:「嫌っていうか、こっちも一生懸命できるっていうのは今だと小笠原。前は俊輔とか伸二をマークすると面白かったんだけどみんないなくなっちゃった。あと大介、奥大介とか上手いし。もし他のチーム行ったら、ジュビロは嫌ですね。苦手なのは足が速い真っ直ぐに来ちゃうヤツ、若い元気なヤツとか。川口とか最悪だね。(観客爆笑)」 中山:「すごいよ、紅白戦の時とか。」
★9月23日 中山:「国民のみんなが祝うから。(観客爆笑) 近くなると、グラウンドとか試合の時に『お誕生日おめでとう』というようなプレート持ってるんですよ。ハットの方が多いよね。(観客爆笑)」 まさし隊:「え〜〜!」 中山:「多いよ。面積にしたらだよ。1枚1枚の紙、俺のはちっちゃ〜いのかもしれないけど。だからみんな覚えていてくれるんだなあって。ありがたいことだなと思う。」
★監督をやってみたいですか? 中西:「中山さんには監督やって欲しいですね。」 中山:「向いてないでしょ。」 服部:「気持ちだ〜!って。」 中山:「だからね、サッカー教えられないと思う。絶対勝ちにこだわりますから。絶対勝たなきゃ嫌ですから。だから泣かしても勝たせます。僕が出てきますよ。サッカーを見渡せる、全体のピッチを見渡せる人でないと。試合に出れない時とかはどうしてもボールを追っちゃうんですよ。チームのバランスがどうとか語れないから、これじゃあ監督できないだろうって思うわけで。 ただ優秀なコーチを付ければいいかもしれない。山本さんをコーチに付けようかなと思って。(観客爆笑) って山本さんが俺に言ってた。俺はお前の下だったらやるぞ!って。(観客爆笑) ウソだよ、ウソだよ、ウソだからね。サッカーに携わっては行きたいなと思いますね。」 服部:「スポーツコメンテーターでいいんじゃないですか。」 中山:「食っていけるかなあ?」 服部:「そんだけしゃべったら食えるよ!(観客爆笑)」 中山:「食ってければね、何でもいいんですよ。楽しければ。」
★鈴木君がもめてる時、ピッチの上の皆さんもドキドキするんですか?(観客爆笑) 服部:「仙台戦の時久々にキレてたね。目が行ってた。ドキドキしますよ。昔スパイク投げましたからね。」 中山:「それを抑えたのが山本さんだったんですよ。僕に投げましたって言ってました。」 服部:「明らかに投げたのに、ベンチはこっちですよ。山本さん出て来て、俺に投げたって。(観客爆笑)」 中山:「『俺に拾って来〜い!って言ったんですよ』って。『僕は犬です、ワン!ワンワンワン!』って。」 服部:「話、倍ぐらいになってるよ今。」 中山:「ウソですよ〜山本さん。ウソで〜す。まあ最近は抑えるようになりましたね。今怖いのは西。結構怖い。」 観客:「あ〜!」 服部:「あ〜!って。」 中山:「ヤツわね〜、試合中レフリーに何か言われて、『次行くぞ!』って。(観客爆笑) どこ行くんだお前、帰って来いよ。もう勢いがあるからね、あの子だけは。張り切りボーイだから。」 服部:「止められないからね。」 中山:「あと怖いのはマコとかね。ヒデも怖いけどマコもキレるとすっごいから。」 中西:「いい方じゃないですか。すごい落ち着いてるし。」 中山:「落ち着いてはいないね。なあ落ち着いてないよね、あいつ。」 服部:「何とも言えないね。」 中山:「ガンダムが好きなんですよ。」 服部:「フィギアがロッカーにガア〜ってあるんですよ。」 中山:「家に置いておくと怒られるからって。(観客爆笑)そのうち等身大のガンダムが欲しいって。俺も欲しい。対決させたいね。」
[抽選会] ★シングルビーンのポスター 中山:「カッコいい〜!カッコいい〜。俺じゃないみたい。」 服部:「俺はいらねーや。(観客爆笑)」 中山:「これもらった人はチューしちゃうんだよ、チューしちゃうんだよ。チューしちゃうんだよ。」 中西:「中山さん、CM撮影の時何回かで決まったんですか?」 中山:「完璧だね、これ。でも豆打ち抜くのが大変なんだよ。(観客爆笑)」 服部:「打ってねーだろ!」 中山:「いやでもね、皮パンはいてんだよ。すごいキチキチなの。座るとパチンとなっちゃうから座れなかったの6時間位ずっと。」 観客:「え〜〜!!」 中山:「ほんとなんだって。出来上がりのポスター見て、どれ位皮パン写ってるか見たら、全然写ってないの。(観客爆笑) 別に黒のレオタードでも良かったのに。そんな感じなのよね。」 服部:「もらった人がゴンちゃ〜ん♪ってこうやってスタジアムで。」 中山:「無理だね。」 中西:「美味しいですよね。」 中山:「美味しい、美味しい。俺はケニア・オレが好き。」 MC:「以上10名の方、おめでとうございます。」 中山:「俺のファンの人じゃない人もいるわけだよね当選者の中で。破かれるのかな。それとも顔の部分だけ替えられるのかな。(観客爆笑)」 中西:「間違ってもオークションには出さないで欲しいね。」
★ネスカフェ・シングルビーンのコーヒー1ケース MC:「シングルビーンを飲んでいかがですかお味の方は?」 中山:「最高ですよ。いや、これね大人の味。ちょっとね苦味がきついんですけど。僕が1番気になってるのは、そこのうちわ。年宏のうちわ。(観客爆笑) あ〜ジャニーズ系とか思って。ジャニーズ系だあと思って。こんななって振って。手作りだね。売ってないよあんなの。量産できないもん。『最強キャプテン』 俺のキャプテンの時はどうだったんだ!」 まさし隊:「最高〜!!」
[今後の意気込み] 服部:「あと4つだけなんで、自力で勝てるということで。あと4つ勝てば優勝。わかりやすいですね。(観客拍手) いろんなスポンサーの方が怒るかもしれないけど。でもせっかくなんで1回位やってみたいですね。チャンピオンシップなしで優勝を。」 中山:「とにかく年間王者というものを目標に掲げてやってきましたから。そういう上ではこの2ndステージを取ればそれが叶うわけでね、それを是非とも叶えたいと思いますし。まあこれから油断のないように1つも落とさないように、熱い戦いを展開していきたいなと思います。」 中西:「はい、これからジュビロ磐田だけじゃなくて、日本代表でも活躍を期待していますので、今日は本当にありがとうございました。」 中山:「ありがとうございました。」 服部:「ありがとうございました。」 (観客拍手)
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以上、2時間延々としゃべり続け、観客は笑いっぱなしの楽しいひと時でした♪
*文字ではなかなか面白さが伝わらないと思いますが、このダイジェスト版で感じだけつかんで下さいね。