雛の成長記

我が家にも待望の雛が誕生しました。
画像がたまってきましたので、まとめてみました(⌒‐⌒)


2001年9月29日

今までさほど仲良くはないと思われていた
アン(上 ♂ 8ヶ月)とぽぽ(下 メス 1歳)
でしたが、この頃から突然交尾開始。

別のカゴで生活していた2羽でしたが、
試しに同居を開始させてみました。

結果オスのアンが積極的であるのがよかったのか
ぽぽはアンをパートナーとして認めたようです。

アンの鋭い目が素敵・・

2001年10月2日

同居開始後まもなく、産卵を開始しました。
10月1日、10月2日と続けて2つの卵を
産みましたが後が続かず・・
しかも無精卵で、抱卵もしませんでした。


やはりダメだ・・と諦めかけたのですが。。

2001年10月20日〜

アンが巣づくりをしていました。
そして巣の中には、しっかりガードされた卵が。。

再び産卵開始です。
しかし↑の無精卵は巣の中に入りっぱなしで
新しく産んだ卵と混ざってしまいました。。(汗)

10月25日

産卵が終了。しかし→の様なガードの固さで
写真は撮れず・・
卵の数を確認できたのは、1週間ほど経ってから

全部で8個の卵が確認できました。
という事は、今回6個の卵を産んだ事になります。

11月8日〜 (産卵から19日、誕生1日目)

夜、巣から「ひゅっ、ひゅっ」と聞きなれない音が
その時はぽぽが巣にいたのですが、
私はぽぽの呼吸がおかしいと思いあせりました。
しかし翌日雛の姿をちらっと確認。
水入れをごく小さい物に交換しました。

←の写真は11月11日(生後3日目)撮影
このときには4〜5羽が孵化していたと思われます。
しかしガードが固くって・・

この頃から粟玉、カナリーシードを餌に混ぜました。
ボレー粉、小松菜の消費量がものすごいです。
11月16日 (生後8日目)

今まで一瞬たりともあん&ぽぽが同時に巣を
出ることは無かったのですが、
2羽が青菜につられて、ついにその瞬間が!

一応6羽の姿が確認できます。
このとき一番左の子を「ちょん」と触ったら
パカッと口を開けてくれました。

ちなみに最初の2つの無精卵はいまだに巣の中・・
雛たちの下にあり、
取り出すことは出来ませんでした・・・

写真をクリックすると雛の声が聞けます→
Media Pleyrなどの「.wav」ファイルのプラグインが必要です。
11月18日(生後10日目)

ヒナの誘拐用にいろいろ買出しして来ました。
ごらんのプラスチックコンテナにハムスター用の
牧草を敷き、その中にフゴを入れてあります。
フゴの中にも牧草を入れる予定。

箱の隙間の部分には保湿用の容器を入れるつもり
蓋には2cm間隔でキリとリーマーにて
空気穴を開けました

昼間には嫁の実家で面倒を見てもらうため、
持ち運びしやすいよう取っ手つきにしました。

11月18日(生後10日目)

上の写真(11月16日分)からわずか3日で
はっきりと判るほどの羽が生えてきました。
巣が・・狭いですね・・(笑)

弱い子がつぶれてしまわないか心配ですが、
みんな元気で大きな声で鳴いています。
泣き声も鳥っぽくなってきた♪

写真をクリックすると雛の声が聞けます→
Media Pleyrなどの「.wav」ファイルのプラグインが必要です。

11月23日(生後15日目)

本当に突然の出来事でした。
一生懸命子育てをしていたアン、ぽぽは
2羽とも原因不明の体調不良になりました。
計画していた北海道旅行をキャンセルして
通院、看病をしたのですが、
残念ながら息を引き取ってしまいました。

今日からは私が2羽の代わりです。
雛を用意していたケースに移しました

頑張るからね、アン、ぽぽ・・
安心して眠ってください。

11月30日(生後22日目)

親鳥がいないながらも必死に餌をねだる
元気な6羽の雛たち
私が近づいただけで大騒ぎです。
大きい4羽は羽も生え揃った感じです。
お腹いっぱいになった雛たち。


ケースの温度は、25〜28度
湿度は60〜75%です。
餌はボレー粉をすり鉢で粉にしたものに粟玉をいれ
さらに粉にした物に、小松菜を入れさらにすります
そうして出来た緑色の粉末を適量粟玉に混ぜてお湯で
ふやかした物をあげました。
時々フォーミュラーも混ぜました。



12月2日(生後4週目)

ヒナを撮影するという口実(?)で
新しいレンズを購入早速撮影しました。
みんなしっかりと自分の足で立てるようになりました。

相変わらずの旺盛な食欲で、
挿餌での苦労はありません。




12月8日(生後5週目)

全員揃っての記念撮影。
一番小さい子も羽が生えそろい、
大きい4羽は少し飛べるようになってきました。

左から、ハ号、ホ号、ロ号、ヘ号、二号、イ号
アンに似たハ号と、ぽぽに似た二号は
当家に残留予定・・

ピンクの物は人間用のあんかです。
飼育ケースの中に入っています。
 12月16日(生後6週目)

まだまだ挿餌ですが、カゴでの生活になりました。
カゴにペットヒーターを入れタオルをかけてあげています。

このときは友人が遊びに来て、みんなで大騒ぎしての撮影でした。

12月22日(生後7週目)

大きい3羽の挿餌がほぼ完了♪
小さい2羽は大きい子達から餌をねだってもらっています。
ヒナ同士での餌やり・・こんな事があるんだなぁ。。
と本能のすごさに驚いた私でした。。
水浴びをする子もチラホラ・・

この頃全員の里親が決定!
といっても2羽は残留、2羽は嫁の実家ですが。。


↑かずちゃんのところからやってきた2羽
12月30日

この日は嫁の実家恒例の餅つき大会でした。
小さい2羽は挿し餌が必要な為同伴。
この時、姪がヒナの可愛らしさに
やられてしまい、姪家族での家族会議の結果
文鳥をお迎えする事に・・・
・・・ウチの子だけでは足りないぞ・・・

と急遽大阪のかずちゃん宅のお子を
2羽お迎えする事になりました。。
1月13日にやってきます。
1月13日(生後10週目)

↑のお子をお迎えすると同時に
元気に大きくなったヒナのうち2羽を
里子に出す日です。

→の子は「春見ちゃん」もう一羽は「すすきちゃん」
と名づけられ、静岡、東京のそれぞれの
里親さんに引き取られていきました。

「可愛がってもらえよ」「じゃあね」
兄弟に見送られる春見ちゃんです。
1月27日(生後12週目)

兄弟の2羽を里子のお宅へ届けました。
今現在は鳥を飼っていないお宅ですが、
飼い方に関しても、勉強熱心で安心です(⌒‐⌒)

お届けの時に娘さんが作ってくれたカード。
頑張って元気な子にしてあげてね♪

この後大阪からやってきた桜文鳥の子は「まるちゃん」と名付けられ嫁の実家に貰われていきました。
途中あんとぽぽを失うという悲しい出来事がありましたが、雛たちは一羽も欠けることは無く全員立派になりました。
どの子も連絡を取れる方々の所に貰われたので、今でも近況は入っています。

これで今回の「雛の成長期」は終わりです。
一喜一憂してくださった方々、あんとぽぽの事で一緒に涙を流してくれた方々、いろいろ相談に乗ってくれた方々
そして里親になってくださったみなさん、本当にありがとうございました。


2002.3.16  ぽち


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