3月22日講演会「ミステリィと流体力学」
 この日は晴天でした。相変わらず寒いし、風は強いけど、何かを予感させてくれる感じ。
 この日はhyde(という有名人)を意識して(何故かは聞かないでやって下さいな)、
 上から下まで真っ白いお洋服で行きました。寒いけど、ファッションは気合いです!(そーなの!)
 紀伊国屋サザンシアターは以前一度舞台を見に行った事があるので、場所は分かってました。
 ハンズの方から通路を伝って行ったら、40分前くらいで既に列が長々と出来ているのに感動(感動?)。
 ウキウキと並びました。
 そしたら、前に並んでらっしゃる方にお声を掛けて頂いて、「赤目さんですよね?」と言われるので
「ハイ」と言ったら森ぱふぇ会員のたらおさんでした。近くにはガミコさんとminami-sさんまで・・・。
 ここは森ぱふぇ会員の並びだったんでしょうかね?とにかく仲間を見つけて安心してしまいました。
 途中でフリフリで本当に可愛らしい高坂嬢とかも通りかかって挨拶させて頂いたり、
 KHなをかべ様に手を振ったりして、時間を有意義に過ごす。ワクワク度が増しますね!
 受付には夏珪さんと森瑞樹さんが居て、無事に挨拶。中に入ったら、知ってる方に挨拶したり、
 名刺交換会の為に本を買ったりしました。全部一通り持っているのですが、
どれにするか迷った挙げ句、結局一番劣化の激しい『すべてがFになる』を購入。
 時間まで結構うあったので、大阪から出てきて久しぶりに会ったトリちゃんなどと楽しくお喋り。
 あとは、水都さんと私を結んでくれた(嫌な言い方やなぁ)浜中君本を作られた方と
 お喋り出来たのが滅茶苦茶嬉しかったです。マーヤさんに仲介してもらいまして、あぁ、夢のような一時でした。
 だって、浜中君について熱く語り合える方なんて、全然居ないから(涙)。あぁ、キタキタ2が楽しみです。
 
 講演会は、森先生はいつもの様に、肩の力が良い感じに抜けていて、ホッとして聞いてられるのが嬉しくて嬉しくて、
 そんなの大学の助教授なんだから当たり前のことなんだけど、でも淡々としたお喋りが本当に好きなんです。
 淡々としているんだけど、でもちゃんと気を配ってらっしゃってるんです。
 難しいお話(実際には簡単に言って下さるので、分かりやすいです)も楽しく聞いてられます。
 そして、サラッと衝撃的な事を漏らしたりなさるんですもの。これが一番ビクビクする(笑)。
 森先生は、作品に答えを全部は書いてないんだ、と今になって、ご本人から言って貰って、
 やっと気が付きました。まだまだ、表面しか読んでないんですね。何度も何度も読み返したのに、
 気付かない。でも、今回だから良いヒントを沢山貰いました。読み方のコツというのか、
 そういうのがちょっとだけ分かったから、再読の日々が始まりそうです。尊敬の念を新たにするばかり・・・。
 
 作品についてのお話が、やはり一番聞き応えがありますね。森先生がひとつひとつの作品の裏側を
 教えて下さったのが一番嬉しかった。本当なら今後に出る作品の情報をもうちょっとききたかったとか
 我が儘を言ってみたり(こらこら)。でも良く考えたら、前の日に『そして二人だけになった』の粗筋を
 かなり細かく教えて頂いてたんでした。私は粗筋が分かってから読むのが好きな人間なので、ラッキー!!
 作品を書いた順番と発表した順番が変わった為に生じた色んな矛盾点を聴けたのが面白かった。
 そして、作品は「つまらない」と言われた方が長く書き続けるだろう、という話も(笑)。
 その気持ちって凄く良く分かるなぁ。でも犀川先生のシリーズも是非読みたいです。
 誰か書いてくれ、と先生は言ってらっしゃいましたが(わぉ)。
 その時に先生が「浜中君って子は優秀で」というお話をされたのです!これが一番一番涙した部分(こらこら)。
 やー、だって嬉しいじゃないですか、自分の好きな人物が、作者様に誉められるのって。うふ、うふふ。最高。
 ここだけでも聞きに行った甲斐があります。デカくメモしました。OKOK。
 ご家族の話が優しい雰囲気で微笑ましくて好きでした。ギャグも好きでした(うんうん)。
 キリンの意味無しジョーク(書くと長くなるね)がとってもツボでした。成る程!
 沢山有りすぎて書ききれない。
 最後は名刺交換会。森先生と一対一でお話出来る、一瞬でも充分すぎる幸福な時間。
 しかーし、私はきれいに手書きで作った名刺が、森ぱふぇ会員様達と交換しすぎて見事に無くなってしまい、
 森先生にはチャッチィ変な名刺をお渡ししてしまいました(涙)。でも、以前一度交換してるからいっか。
 あぁ、本当にとても幸せな日でした。沢山の会いたい方にお会いできたし、
 森先生のお話も沢山聞けたし、満足満腹。
 でもって、やっぱり役に立たない赤目へなちょこメモ抜粋。
 「ロウは長い間で見ると液体」「固体の壊れるときの動きは液体の流れと一緒」
 「コンクリートのジャリを混ぜないバージョンがモルタル」「研究者の時は一人称が私」
 「萌絵が卒論の為に行くはずだったのに・・・」「メランコリー」
 「動摩擦と静摩擦」「ミステリのメゾン一刻」「夢を書き留めていた」
 以上です。ほほほほほ、一体何のことやら。私にだけ分かる(?)。