今まで読んできた本をタイトル別に五十音順で表示。(行内では基本的に読んだ順)
 ひとこと感想文付きですが、昔に読んだ物は忘れている可能性大。当てにしないように。
 手帳に書き留める1996年以前のものはあやふやなので、思い出した分だけ(笑)。徐々に追加します。
 推理小説の部屋で作家別に載せてある本は除外します。続き物も除外。
なお、文字色の違うものは別感想文ありますがネタバレがほとんどですので、
未読の方は読了されてから見に来てやって下さい(笑)。
新しく追加したものにはが付いています★彡

現在保管数 199冊(上下巻などは一冊と数える)

         

 あ行

『おしまいの日』 新井素子 どんどん思い詰めていく主人公。狂っているのかと思ったら・・。
『英国庭園の謎』 有栖川有栖 短編集。表題作がのどかな昼下がりっぽくて雰囲気楽しめた。
『朝霧』 北村薫 とうとう社会人。ささいな日常の描写でこれほど人を感動させられるのは、この作者だけですね。
『海のある奈良に死す』 有栖川有栖 人魚のミイラのはなしや、お水送りの話など、興味深くて、ストーリーも良かったし、大好きな話です。
『秋の花』 北村薫 友達同志の強い愛情が、お互いを傷つけてしまうのが悲しい。
『姑獲鳥の夏』 京極夏彦 これで「厚いなぁ」と感じていた頃が懐かしい・・・。
『一の悲劇』 法月綸太郎 「頼子のために」と連結しているような感じ。
『亜愛一郎の狼狽』 泡坂妻夫 この主人公の名前と正確が、さすが泡坂先生。
『異邦の騎士』 島田荘司 半分以上ネタバレで読んだのですが、それでも面白かった。
『アトポス』 島田荘司 英語名が辛い。本が綺麗で、ブックエンド御用達。
『兎の目』 灰谷健次郎 子供の純粋な行動は、大人を何で泣かせるのだろう。
『オイディプスの刃』 赤江瀑 映画は見ていませんが、原作も映像的でした。美しい。
『飛鳥のガラスの靴』 島田荘司 長いだけ面白かったです。小さい頃の記憶の面白さ。
『ある閉ざされた雪の山荘で』 東野圭吾 仕掛けが2重3重構造になっていて、どんどん読めた。
『悪夢の棲む家(上・下)』 小野不由美  一番怖い本。絶対読むベシ。現象の起きる理由と解決がちゃんとある。そして切ない読後感・・・。
『ST 警視庁科学捜査班』 今野敏  中国名は辛いけど、先が気になってどんどん読めてしまった。
『ST 警視庁科学捜査班 毒物殺人』 今野敏  1冊目より面白かった。キーワードが一つに集結する課程がワクワクさせる。
『オルファクトグラム』  井上夢人   嗅覚で探偵をする変わった話。でも滅茶苦茶細かくて面白い。
『ST 警視庁科学捜査班 黒いモスクワ』 今野敏  キャップ可愛いです。段々ビクビクしなくなって来た。
『いろはに困惑倶楽部』  原田宗典  読者の投稿も笑えるし、全て短いのですぐ読める。
『遺品』 若竹七海  恐かったよぅ。主人公と同化しやすいです。だからこそ恐い。偏執的な怖さ。
『アナン(上・下)』  飯田譲治  こんなに素晴らしい本に出会えて、本当に良かった。つべこべ言わず読め!
『EDGE』 とみなが貴和  表現が感覚的で途中の心の美しい描写に涙がこぼれた。
『EDGE2〜三月の誘拐者』 とみなが貴和  最後に近付くに連れての盛り上がりが巧い。まだまだ先が気になる作品。
『UNKNOWN』 古処誠二  自衛隊物。正面から謎に向かってく感じで読後感も気持良い。
『蘆屋家の崩壊』 津原泰水  独特の語り口調の短編集。狂気が巧く表現されてる。
『ウエディング・ドレス』 黒田研二  2人の主人公の内、どちらを信用したら良いか最後まで悩ませてくれた。
『悪魔と詐欺師』 高里椎奈  シリーズ中一番好きだけど、一番謎が残る。切ない。
 
か行
『犠牲−サクリファイス−』 柳田邦男 ノンフィクションは苦手ですがなんとなく。作者の息子の脳死について。悲惨な家庭でビックリ。
『きらきらひかる』 江國香織 映画化もされました。アルコール依存症の女性とその夫と、夫のホモの恋人の切ない話。
『解決まであと6人』 岡嶋二人 こういう仕掛けが大好きです。いつ、何処で、誰が・・・。
『買った買った買った』 原田宗典 本当に下らないものを良く買ってます。楽しくなります。
『金田一温泉殺人事件』 吉村達也 ああっ、トリックすら思い出せない。吉村さんは多作過ぎます。
『99%の殺人』 岡嶋二人 この話が岡嶋二人の中で今一番です。パソコンを使った誘拐の手口など、とにかく息もつかせぬ展開。
『記憶の果て』 浦賀和宏 推理小説というより純文学。知らない間に引き込まれます。
『こんなものを買った』 原田宗典 これまた変な物を買っています。ささいなものが良い。
『偶人館の殺人』 高橋克彦 「からくりやかた」と読みます。最初の魅力的な謎は何処へ?
『月光ゲーム』 有栖川有栖 これを読んだ時点では、まだ江神さんファンではなかったハズ。
『孤島パズル』 有栖川有栖 これで江神ファン(笑)。有栖の中原宙也にもやられた。
『幻想運河』 有栖川有栖 謎解きみたいな感じが好き。「小説」ってイメージですね。
『狂骨の夢』 京極夏彦 これが京極作品で一番好き。何処までが狂いなのか・・・。
『暗闇坂の人喰いの木』 島田荘司 屋根から屋根へ凄い事になってます。レオナ登場。
『奇想、天を動かす』 島田荘司 電車のトリックは感心してしまいました。
『5分後の世界』 村上龍 戦争物は実は好きです。村上龍の好きな方の側面。
『コインロッカー・ベイビーズ上・下』 村上龍 ハシみたいな人間が好きなのです。些細な描写に嫌ってほどの衝撃を受けて、いつしか泣いてしまうという感じ。
『火車と死者』 高木彬光 黒猫とかカラスとか不吉なものオンパレード。
『五体不満足』 乙武洋匡 前向きな考え方を教えてくれる本。
『玩具修理者』 小林泰三  1話目は純粋に怖く、2話目のタイムトラベルは面白かった。
『黒い家』 貴志祐介 保険外交員の裏側が興味深い。どんどん読めて最後に怖い!
『記録された殺人』 岡嶋二人 短編集。どれも秀逸。さすがは岡嶋二人。
『クラインの壺』 岡嶋二人 どこが現実か考えつつ読んだのに騙された。
『カレイドスコープ島』 霧舎巧  犯人が二転、三転して、推理部分が充実。
『コミケ殺人事件』 小森健太朗 臨場感があったなぁ。不思議な気持ちになりました。
『国語入試問題必勝法』 清水義範 どれも趣向が凝らされていて、毒舌チックで面白かった!
『クリムゾンの迷宮』  貴志祐介  RPGを自分でやっているゲームブックみたいな感覚。
『黒祠の島』  小野不由美  不気味な島の雰囲気が巧い。ラストは出来過ぎっぽいけど。
『この闇と光』  服部まゆみ  途中のもどかしさが堪らない。ラストを何度も繰り返し読んだ本。
『銀の檻を溶かして』 高里椎奈  謎は物語の流れにあるのではなくてその世界そのものにある。
『黄色い目をした猫の憂鬱』 高里椎奈  最後の方は切なくなった。でも謎は解けないままかも。
『金糸雀が啼く夜』 高里椎奈  出てくる人が多いので、覚えるのが大変だった。
『黒い仏』 殊能将之 美濃牛に続くシリーズだけど異色。作者の新しい一面。
『鏡の中は日曜日』 殊能将之 石動シリーズと言えるのか?アルツハイマー患者の一人称から始まる。
『傀儡シリーズ』 鷹野祐希 傀儡を操って戦うという発想が魅力的。
『五月はピンクと水色の恋のアリバイ崩し』 霧舎巧 ただのアリバイ崩しじゃなく、密室のおまけ付き。
 
さ行
『そして扉が閉ざされた』 岡嶋二人 段々狭い空間に耐えきれなくなる様子がリアルで怖い。
『0の殺人』 我孫子武丸 タイトルで大概トリックは読めてしまうが、楽しめます。
『殺戮にいたる病』 我孫子武丸 今までとは一風変わった、キツイ感じの話。私は好きなタイプ。
『絡新婦の理』 京極夏彦 この辺りから覚えていない。厚くて・・・。ひーっ。
『スキップ』 北村薫 元に戻れない寂しさが何とも。でもちょっと出来過ぎっぽい気もします。共感する部分が多かった。
『朱色の研究』 有栖川有栖 装丁も凝ってたし、朱色のイメージもクッキリ残ってます。
『斜陽』 太宰治 お嬢様な主人公に吐き気がするけど、泣いてしまいました。
『新興宗教オモイデ教』 大槻ケンヂ 世界観が凄いです。アーティストの書く小説といった感じ。
『写楽殺人事件』 高橋克彦 浮世絵の詳しい事が段々分かってきます。最初退屈だけど、どんどん面白くなります。ラストもさわやか。
『双頭の悪魔』 有栖川有栖 ラストシーンの切なさが好き。ビデオはビジュアルが綺麗だけど、原作とイメージが江神さん合わないです。
『スウェーデン館の謎』 有栖川有栖 火村が途中でクサイ台詞ばかり吐いていた覚え有り。
『空飛ぶ馬』 北村薫 これを読まないと人生半分は損します。皆が幸せな気持ちになれる作品です。とにかく是非読むべし。
『占星術殺人事件』 島田荘司 パラパラッともめくっちゃ駄目だよ、と言われて読みました。
『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』 島田荘司 私は漱石もホームズも好きなので、かなり楽しめました。最後ホームズが漱石にプレゼントするシーンが涙々。
『水晶のピラミッド』 島田荘司 未だにトリックをちゃんと理解していない。
『砂場の少年』 灰谷健次郎 どうしてこう切なくて泣ける話ばかり書くんだろうか。途中に出てくるまどみちおさんの詩が大好きなのです。
『七福神殺人事件』 高木彬光 七福神を全部知らないと駄目だったらしい。
『刺青殺人事件』 高木彬光 三竦みみたいな話題は面白かった。割と暗い話が多いですね。
『新・里見八犬伝』 鎌田敏夫 私は荘助が一番好きです。これは映画化されました。大昔に。
『しあわせの書−迷探偵ヨギ・ガンジーの心霊術』 泡坂妻夫 こんなカラクリをするなんて、想像つきませんでした。凄い。
『17歳だった!』 原田宗典 良い高校時代を送ったんだなぁってしみじみ。
『屍鬼 上・下』 小野不由美  久しぶりにのめり込んで読んだ。あの厚さに見合う傑作。
『三度目ならばABC』 岡嶋二人 短編集だけど、どれも山本山コンビの漫才がテンポ良く、読みやすい。
『十三番目の人格−ISOLA−』 貴志祐介 どんどん読ませる文章が凄い。テーマも面白かった。
『少年探偵虹北恭助の冒険』  はやみねかおる  少年探偵の文字に惹かれた。挿し絵が沢山で可愛い。
『西城秀樹のおかげです』  森奈津子  どれも笑わせて頂きました。ちょっと大人。特にレズ率高し。
『白銀荘の殺人鬼』  彩胡ジュン  作者不詳ってのが面白い。多重人格の一人格ってのも面白い。
『殺意は砂糖の右側に』  柄刀一  同じ主人公の短編。探偵の性格がほんわかしてて好きだった。
『像と耳鳴り』  恩田陸  普段の反対。謎とは思えなかったストーリーにいつの間にか解決が付くという感じが新鮮だった。
『少年たちの密室』 古処誠二  ただの推理小説でなく色々考えさせられるものがあって複雑。
『最後のディナー』 島田荘司 石岡シリーズ?切ない話が作者らしくて好きな中編集。
『四月は霧の00(ラブラブ)密室』 霧舎巧 ラブコメミステリ(笑)。でも意外な犯人にビックリ!
 
た行 
『鉄鼠の檻』 京極夏彦 長すぎて覚えてないが、お寺や坊さんは好きである。
『探偵映画』 我孫子武丸 叙述トリック初体験。からくりが面白いです。
『蝶たちの迷宮』 篠田秀幸 学生運動とか苦手です。トリックも魅力的なんだけど、うまく成功はしていない気がした。
『時の誘拐』 芦辺拓 誘拐物は大好きです。これも手口が鮮やかで面白い。
『ディプロトドンティア・マクロプス』 我孫子武丸 この面白さは読んだ人にしか分かりません。何を言ってもネタバレしてしまいますので。
『探偵宣言』 芦辺拓 森江春策くん初の短編集。段々年を取っていくのが楽しめます。でも芦辺さんのって読みにくいんだよね。
『天に昇った男』 島田荘司 死刑の時のリアルな描写がまず凄いけど、とにかくラスト、やられました。そんなのないよー、みたいな。
『ダリの繭』 有栖川有栖 この話が火村シリーズ一番好き。飛行場のシーンが。
『東亰異聞』 小野不由美 不思議な世界。化け物とか出てきて、最後はお楽しみ。
『倒錯のロンド』 折原一 倒錯と盗作を掛けていると思います。作家だから出来るわざ。
『誰彼』 法月綸太郎 この辺から人間の本質に迫り初めてます。
『東京見聞録』 原田宗典 東京を詳しく知らなくても充分楽しめるエッセイ集。
『できそこないの出来事』 原田宗典 1月から12月まで下らないことやりまくり人生。
『天使の囀り』 貴志祐介  新しい恐怖。余り救いのないラストだけど、読ませてくれる。
『チョコレートゲーム』 岡嶋二人  子供のちょっとした出来心の怖さは、自分とフィードバックした。
『ドッペルゲンガー宮』 霧舎巧  大きな建物と、名探偵×2と、推理仲間。久しぶりのこの感覚。
『トラちゃん』 群ようこ 猫を無性に飼いたくなります。こんなエッセイも良いですね。
『とってもカルディア』 岡嶋二人 読み口がアッサリしていて読み易い。山本山コンビが楽しい。
『どちらかが彼女を殺した』 東野圭吾 最後がとても印象的な終わり方で、とても面白かった。
『奪取(上・下)』  真保裕一  何度も自分のお札を取り出して見た。夢というかロマン。ある意味冒険小説かも。
『どすこい(仮)』  京極夏彦  こんなに笑えるとは思わなかった。元ネタ知ってると尚良し。
『タイム・リープ〜あしたはきのう〜』  高畑京一郎  巧妙に仕掛けられた時間のパズルが楽しくて、どんどん読んでしまった。
 
な行
『猫魔温泉殺人事件』 吉村達也 この作品は和久井くん大活躍で面白かったです。格好良い。
『二の悲劇』 法月綸太郎 割とどこにでもある風景に闇が溶け込んだ感じが上手いです。
『人間失格』 太宰治 暗い暗いと思いつつ、結局読み切ってしまいました。誰もがこういう暗闇を抱えているんじゃないのかな?
『人形はなぜ殺される』 高木彬光 古くさくて良い。神津恭介かなりの失態を犯しております。
『法月綸太郎の冒険』 法月綸太郎 短編集。死刑の話がとてもリアルな描写で凄かった。淡い恋愛もあったりして、色々楽しめます。
『斜め屋敷の犯罪』 島田荘司 実はこの話好きなのです。見取り図に弱いらしい。
『ねじまき鳥クロニクル』 村上春樹 悪評ばかり聞くけど、私の中では最高傑作です。特に間宮中尉がモンゴルで体験した話は凄い!
『日常ええかい話』 原田宗典 「プリン焼く」の彼女の言葉に驚くのに、共感した。冷やすのよ。
『虹を操る少年』 東野圭吾 別にミステリじゃなかったけど、凄く興味深い能力を持った少年の話でした。超人って好きだ。
『夏の庭』  湯本香樹実 ひと夏の鮮烈なそれでいて穏やかな風景が切ないです。
『法月綸太郎の新冒険』 法月綸太郎  ようやく出た短編集は本当に待たされた甲斐がありました! 
どの話もストレートながらうまく騙されて気持ち良かった。
『夏への扉』 ロバート・A・ハインライン SFも翻訳物も久しぶり。タイムトラベルものは面白いです。
『ネヌウェンラーの密室』 小森健太朗 これで小森ファンに!推理というより冒険小説。息つかせない展開が、ドキドキしてアッという間に読んでしまった。
『ネメシスの哄笑』 小森健太朗 本人が登場人物に。どこまでが物語?結構お気に入り。
 
は行
『反風水師誕生』 麻城ゆう どの辺が「反」なのかなぁと読んでみたら、凄かったです。
『8の殺人』 我孫子武丸 「新本格」のなかで一番はじめに読んだ作品。
『ブラジル蝶の謎』 有栖川有栖 短編集。ルーンの石は魅力的だと思いました。
『平成トム・ソーヤー』 原田宗典 いつもふざけてるけど、たまに書くシリアスは本当に最高。スリの天才少年の話。切なくて大好きです。
『灰色の仮面』 折原一 会社の同僚とか痴情のもつれとか、テーマは普通なのですね。 
でも飽くまでも叙述トリックにこだわる。
『覆面作家は二人いる』 北村薫 千秋さんの可愛さがたまらないし、テンポの早さも好きです。
『ふたたび赤い悪夢』 法月綸太郎 タイトル大好きなのです。色んな人物が少しずつ関わってくる。
『羊をめぐる冒険』 村上春樹 結論は見つからないまま、夢だったのか・・・。
『花見川のハック』 稲見一良 嬉しくなるような結末で、読んでよかったと思える。
『パラサイト・イヴ』 瀬名秀明 映画も面白かったと私は思います。
『墓地を見おろす家』 小池真理子 怖かったです。エレベーターに乗りにくくなるなぁ。
『ペルシャ猫の謎』 有栖川有栖  久しぶりのアリス。短編集だけど、オマケもあって楽しい。
『バトル・ロワイアル』 高見広春 章のラストに必ずある「あと○人」が読むスピードを上げた。キャラクタがちゃんと性格付けされてて面白かった。
『ハサミ男』 殊能将之 久々に気持ち良いどんでん返しを味わいました。
『ホワイトアウト』  真保裕一  究極の追いかけっこ。色々な手を使って先が気になる本。
『ハリーポッターと賢者の石』  J・K・ローリング  童話だけどドラえもんに近いです。冒険の旅に出られます。
『ハリーポッターと秘密の部屋』  J・K・ローリング  実は最後にちゃんとどんでん返しがあって驚かされます。
『蓬莱』  今野敏   ゲームチックで楽しかった。色んな知識が豊富でそれを読むだけでも元は取れる。
『Puzzle』  恩田陸  凄く薄くて内容が無いのでは?と思ったけど、充分楽しめます。
『不安な童話』 恩田陸  輪廻とか昔の記憶とか題材が面白かった。「不安になる」感じ。
『ペルソナ探偵』 黒田研二  短編集の様でいて最後には気持ち良い逆転があり楽しめた。
『白兎が歌った蜃気楼』 高里椎奈  仲間が死んでしまうのは悲しい。痛い犯罪だった。でも一番分かりやすいし、上手くなってると思う。
『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』 佐藤友哉 新しい殺人動機だった。文はまとまってないけど発想が良い。
『盤上の敵』 北村薫 誘拐犯と人質の夫の息詰まる攻防戦。一気に読ませる。
『FW 猫の棲む島』 鷹野祐希 民俗学の面白さ。猫だらけの島で起こる恐ろしい儀式。
 
ま行 
『水の殺人者』 折原一 折原さんはゴッチャになってます。
『メビウスの殺人』 我孫子武丸 とんでもない結末。純粋に驚かされました。
『名探偵の掟』 東野圭吾 裏をかかれました。推理小説に慣れてきたら是非ご一読を。
『仮面劇』 折原一 「マスカレード」なのでここに入れました。これは犯人分かった。
『マジックミラー』 有栖川有栖 空知さん好きって人多いです。悲しくなる話なので辛い。
『魍魎の匣』 京極夏彦 何でもピッタリ隙間無く並べたいという気持ち、少し分かる。
『密閉教室』 法月綸太郎 学園物は面白い。何度もドンデン返しがあって油断できない。
『御手洗潔の挨拶』 島田荘司 「数字錠」が一番御手洗シリーズの中で好きな作品です。
『御手洗潔のダンス』 島田荘司 「近況報告」のケーキの一件が微笑ましくて、御手洗らしい。
『眩暈』 島田荘司 こういう暗号を解いて行く様な話は好きです。
『魔物どもの聖餐』 積木鏡介 前作より面白い。こういうオチを待っていました。
『名探偵の呪縛』  東野圭吾 あとがきまでが物語の一部で、うまく出来ていると感心。
『御手洗潔のメロディ』 島田荘司  久しぶりに御手洗さんに出会えて嬉しかった。変わりない感動だった。文章力も流石に巧くて感動。
『未完成』 古処誠二  シリーズ第2弾。色んな角度から推理をして色んな可能性を吟味するのが推理小説の醍醐味って感じ。
『真っ暗な夜明け』 氷川透  視点が何人にも移動するが、最後の方はのめり込んでた。
『マリオネット園』 霧舎巧 謎が魅力的。今回も二人の探偵は内と外に別れて推理。
『美濃牛』 殊能将之 厚かったけどラストはそれなりに驚きが待ってます。
『メドゥサ、鏡をごらん』 井上夢人 日常が壊れて行く怖さ!ミステリの様なホラー。
『マレー鉄道の謎』 有栖川有栖 久しぶりのシリーズ。謎が魅力的でテンポも良く面白かった。
『白夜行』 東野圭吾 何年も掛けて蓄積される犯罪と人間関係が苦かった。
 
や行
『歪んだ創世記』 積木鏡介 折角不思議な設定で興味を引いても、このオチはないよぉ、とめずらしくグッタリした。でも面白いです。
『46番目の密室』 有栖川有栖 火村助教授初登場。会話のテンポが気持ち良い。
『山伏地蔵坊の放浪』 有栖川有栖 短編集だけど下らなくて好きだ。地蔵坊は江神さんなんだろうか・・・。嫌だなぁ。
『夜の蝉』 北村薫 弟の居る私は、痛いほどお姉ちゃんの気持ちが分かりました。
『雪密室』 法月綸太郎 お父さんと息子の掛け合い漫才が楽しい。
『頼子のために』 法月綸太郎 色んな歯車が少しずつズレて、悪化していく様子が怖い。
『夜の記憶』  トマス・H・クック  久振りに翻訳物読んだ。抵抗無く面白かった。ってか恐かった。
 
ら行
『龍臥邸事件上・下』 島田荘司 皆はつまらないと言いますが、実は私は面白く読みました。
『地底獣国の殺人』 芦辺拓 読みは「ロストワールド」。伊庭本大尉が格好良い。設定はぶっ飛んでるけど、それでも充分楽しませてくれます。
『ロシア紅茶の謎』 有栖川有栖 短編集だったと思うが、全然覚えていない(汗)。
『六の宮の姫君』 北村薫 芥川龍之介と菊池寛の関係が複雑で面白い。
『猟犬探偵』 稲見一良 情が厚い話が多くて泣けます。あったかくて好きです。
『リング』 鈴木光司 原作の方がやはり数段怖い体験出来ます。映像は高橋克典の方が個人的に好きでした。
『レフトハンド』 中井拓志  バイオホラー。難しい言葉が多くて、難儀しました。
『ローウェル城の密室』 小森健太朗 童話のようでとても好きだけど、トリックはすさまじかったです。
『ラグナロク洞』  霧舎巧  段々バカ度が増している気がする。でも別の意味で滅茶苦茶面白いっす!
『六番目の小夜子』  恩田陸  サヨコが敵か味方か分からず焦れた。途中は本当に恐かった。
『緑陰の雨 灼けた月』 高里椎奈 お気に入りの子が出て来なくて悲しい。謎は面白かった。
『ルー=ガルー』 京極夏彦  美緒が格好良い。ラストが切ないけど見せ方が巧い。
『ルール』 古処誠二 戦争時の日本兵の愚かさと美しさの極限が泣ける。
 
わ行
『吾輩ハ苦手デアル』 原田宗典 原田節は今日も冴えてる。特に飛行機が笑えました。
『笑われるかも知れないが』 原田宗典 今までのエッセイのゴッタ煮みたいな、何でも詰まったお得本。

 吉村達也氏と内田康夫氏は沢山ありすぎて分からないので、いつか気が向いたら(笑)。