理容師・美容師になるには?


 平成10年4月から、理容師・美容師の養成制度が変わりました。
養成施設への入学資格が高校卒業以上(中学卒業者にも特別な措置が講じられている)。
修業年限が昼間2年、夜間2年以上、通信3年以上になり、インターン制度は廃止になりました。
また、資格免許が都道府県知事から厚生労働大臣免許になりました。






上図のように、理容師または美容師になるためには、まず、厚生労働大臣指定の養成施設(理容・美容専門学校)に入学します。
養成施設には、3種のコースがあります。

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昼間課程(2年間) ------ 小学校や中学校のように、朝9時や10時に登校して夕方の4時や5時ぐらいに授業が終わる。
土日祭日、夏休みや冬休みなどの休日があり、学園祭や修学旅行、ヘアコンクールなどを行う学校が多い。
A 夜間課程(2年以上) ------ 夕方の5時や6時から登校し夜の9時や10時ぐらいまで授業がある。本校には設置されていない。
B 通信課程(3年以上) ------ 教育センターから送られてくる教材を学生が自ら学習し、レポートを郵送する。
レポートの採点により単位が修得できる。また、1年間に約15日間学校に登校し面接授業(スクーリング)をうける。

養成施設を卒業すると、専門士の称号が与えられ、理容師または美容師国家試験の受験資格が与えられます。

そして、理容師または美容師国家試験(実技・筆記)を受験し合格すると、申請により厚生労働大臣免許が交付されます。