日曜の昼下がり
風が穏やかに流れてる街
ショーウィンドウに映し出される 行き交う人々
そんな中 偶然あなたを見つけた
スーツ姿のあなたを見るのは久しぶり
最近 二人の時間が合わなくて
どうしてこんな日までお仕事なの?
二人の記念日なのに。。。
3度目のドタキャンに すねてた私だったけど
あなたの汗を見て 少し気持ちが変わった
あなたの背中 そっと つけてみた
世の中 遊びほうけてるというのに
あなたは頑張ってる
精一杯の微笑みと
精一杯の凛々しさを振りまいて
汗だくになって
少し あなたのことが分かった
一生懸命 早足で背中追いかけてる私がいる
デートの時は 振り返りもしないで
スタスタと前を歩いていたあなただったけど
私に 歩幅 あわしてくれてたんだ
言葉も態度も冷たくて 素っ気ないあなただけど
時々 ハッと驚くほど あなたの優しさに気付かされる
そんなあなたにリズムをあわせる努力
私も少ししてみよう
ちょっぴり幸せな気持ちになれた
ひとりぼっちの 日曜の昼下がり