おやつの後はゆびずもう

子供達の中には、不思議な”お約束”がある。
特に決まっている訳ではないが、こういう時には、この遊びをする。
これの後には、あれをやる。。。といったパターンがある。
その時の流行もあるんだろうけど。

rinが保育園へ行き始めて気がついたこと。
「おやつの後にはゆびずもうをする」
というお約束。

おやつの後には、先生のお話とさよならの挨拶があるので、
早く食べ終わっても、席を立つわけにはいかない。
しかし、遊びたい。
この状況で、座ったまま簡単に遊べるゆびずもうは、確かに合理的な解決策である。

しかし、子供達の手はrinの手にスッポリ入るくらいのちっちゃな手。
rinが負けるはずがない。つまり勝ち負けはすべてこちらのさじ加減なのである。
子供相手に、本気をだす訳もなく。。。
楽しめるように、程良く勝たせてあげ、程良く負けさせる。
しかぁ〜し。。。
子供達は何十戦重ねても、飽きることがない。
いい加減、こちらは、テンションを上げ続け付き合うのも疲れてくる。
「もう一回!」
「ねぇ、もう一回!」
「今度は私と!」
「私まだ、やってない!」
「ねぇ、先生!」
「先生!」
。。。と、両手それぞれ、延々続く争奪戦。
ゆびずもうのサバイバル。