宮 之 浦 岳 ・ 永 田 岳
日 時 2011年4月30日−5月2日
コース 4/30 淀川登山口⇒淀川小屋
5/1  淀川小屋⇒花之江河⇒宮之浦岳⇒永田岳⇒新高塚小屋
5/2  新高塚小屋⇒高塚小屋⇒縄文杉・ウィルソン株⇒トロッコ軌道⇒荒川登山口
 
今年のゴールデンウィークは昨年に引き続き九州山行、そのしめくくりに屋久島・宮之浦岳である桜島とフェリー。4/28の夜、静岡を出発して東名・名神・中国道(山陽道)・九州道を乗り継いで鹿児島、昨年より1時間遅れて約18時間経過、フェリー乗場近くの有料駐車場で車中泊した。
翌朝(4/30)7時前からフェリー(屋久島2/折田汽船:このフェリーは70台ほどの車両を載せられる割と大きい船)の乗船手続きをしたが、8時30分出発予定を30分ほど遅れて出航。結局、到着が1時間ほど遅れた上に車を降ろす順番が最後だったこともあってさらに1時間ほど遅れてしまった。
宮之浦港から県道77号線を南下し、安房から屋久杉ランドを経て淀川登山口へ向かった。40分ほど車を走らせ、淀川登山口に着いた。
4月30日
14:55
淀川登山口登山口に数台の駐車スペースがあるだけであとは路肩に延々と駐車されている。我々は運よく登山口前の駐車場に止めた。天気予報通り午後から崩れ始め、小雨がすでに降り始めている。ザックにテントとシュラフ、2日分の食料を順番に詰め込み、パッキングに余念が無い。
雨がすでに降り始めているので合羽を着込んで淀川登山口をあとにする。
登山口と淀川小屋の標高差はほとんど無く、深い樹林帯の中を重いザックを担ぐ。
15:40 1時間足らずで小屋に到着、今晩から明日にかけて大雨が予想されるのでできれば小屋泊まりを希望していた。ダメ元で小屋内をのぞいて見ると以外や以外空きがたくさん、自分たちのスペースを確保してヤレヤレである。
小屋はログハウス風に作られ、入口にテラスがあり、中は2階になっている。水場はすぐ隣の沢で流水を汲むこととなる。
テラスで夕食前の酒盛りを始め、たまたま居合わせた同郷の登山者と夕暮れまで歓談を楽しんだ。
5月1日
5:50
4時頃から小屋内はあわただしくなる。まず小屋のあちこちから目覚ましのブザーが鳴り始める。夜半から降り続いている雨音がレジ袋を広げる音にかき消され、ヘッドランプの光が狭い小屋内を右往左往する。少し早いが起き出し灯りを手にトイレ、テラスで雨模様をボンヤリ眺める。予報では午前中で雨はあがると報じているが、本降りの雨はその気をそいでしまう。
相棒Iさんと小屋内でパンとお茶で朝食を済ませ、予報を信じて6時前に小屋を後にする。
7:35 花之江河薄暗い樹林帯の登山道は気持ち悪いが、降り注ぐ雨をかわしてくれるのでむしろありがたい。小花之江河と花江之河は風雨ともに強く休むことなく先を急ぐ。
登山道はすでに水路と化し、側溝の中を歩くようなもの、花崗岩は濡れていても全く滑らず安心だが、木道は刻みを入れてあれば安心だが、それ以外は怖くて足をのせられない。
樹林帯を抜けると強風が容赦なく吹きぬけ、雨は冷たくないが風はどんどん体温を奪っていくようでとても寒い。
10:30 ようやく山頂に到着、待望の三角点にタッチして登頂を確認する。雨はあがっていて薄日が差し始めているが、強風でガス深く展望はなし。強風が吹き抜ける山頂は、寒くて長居出来ない。

宮之浦岳山頂
宮之浦岳
12:15 永田岳山頂 永田岳
永田岳へは登るのを随分思い悩んだが、天気も良くなってきたこと時間もまだ早かったことから登ることにした。九州第2の高峰でありながら、不遇なところもあるが巨岩が点在し宮之浦岳に相当する存在感すらある。
15:00 永田岳を登り終え、ザックを担ぎ直して新高塚小屋を目指す。小屋まではこの縦走路の三分の一程の距離があり、下りとは言え意外に長い。重いザックが時間の経過とともに負担になる。
15時にようやく新高塚小屋に着く。予想通り小屋内は登山者であふれ我々を受け入れるスペースは無い。加えて通路のウッドスペースもほぼ埋まっていて幕営場所を物色するも適当なところも無く、小屋横の林の平坦なところに決める。
暗くなる前に夕食を終え、日没とともにシュラフに潜り込むとすぐに記憶が遠のいた。しかしテントは小屋と違って寝苦しいもの、自分では珍しく何度も目を覚ましてしまった。
5月2日
6:00
5時前に起きるも朝食、テント撤収とのんびり進める。木々の合間から青空がのぞき、夏山の朝を連想してしまう。
7:10 縄文杉ウィルソン株一時間ほど歩いて高塚小屋を過ぎるといよいよ縄文杉である。自分にとってそれほどの執着は無いが、相棒のIさんは楽しみの一つだったようで縄文杉や夫婦杉、ウィルソン株と一生懸命である。

9時に大株歩道入口に着き、長い軌道歩きが始まる。ツアー客と思われる団体が次々と押し寄せ、縄文杉までの道は大混乱であろう。
11:20 11時20分に荒川登山口に着いたが、バスもタクシーも無く尾立峠まで(登り坂の車道:歩行1時間)歩くことにする。峠にはゲートがあり一般車の通行を規制している。管理人に事情を話してザックをデポして淀川登山口までヒッチハイクである。運良く2人乗りのレンタカーに同乗させて頂き屋久杉ランドまで、続いて広島の人に登山口まで乗せて頂き無事に自分の車を回収できた。
 
帰路の途中屋久杉自然館(ここの駐車場を起点にして宮之浦岳を登っている人が実に多い)で遅い昼食をとり、特にこれという目的は無かったが、干潮時間に間に合うので観光の一つで平内海中温泉に入る。脱衣場も男女の仕切りも無い岩場の浴槽である。海水の流入がないようで少し熱いくらいだが、青空のもと入る温泉は格別である。
さらに車を走らせ、屋久島青少年旅行村でキャンプし、残ったビール・ウィスキーを痛飲、そのまま爆睡。

翌朝(5月3日)、大川の滝と屋久島灯台を観光し、午後のフェリーで鹿児島へ渡った。