シングルボードコンピュータ PCA-6151
巷で話題のPCA-6151です。インターネットでの情報によると、元々このPCA-6151は業務用の組み込み用コンピュータとして使われていたようです。しかし、最近(といってももう3ヶ月くらい前らしい)になって秋葉原や現品.com(吉野電装)などでジャンク品として売られるようになったみたい。
PCA-6151はISAバスハーフサイズのボードで非常にコンパクトなため、小型PCとして利用するにはもってこいのものだったので購入することにしました。
ジャジャーン!買っちゃいました。2100円で購入!
実は探すのに苦労したんです。当初、私は現品.comを知らなかったのでオークションばかりを探し回っていました。今思えば、現品.comで購入していればこんな苦労しなくて済んだのにとちょっと悲しい・・・。
あれ??ちょっと違う・・。インターネットで見てきたPCA-6151とはCPUとファンが違う。メモリも違うのが載ってる。
あらら・・・100MHzって・・・。オークションにて落札したため、どうやら以前所有していたユーザがCPUをとっかえてしまったようです。マザーボードのジャンパピン設定やCPUの色、形からしておそらくK5-100MHzではないかと思われます。
メモリですが、購入当初は16MBしか載っていませんでした。ちなみに、純正では32MB載っています。友達に余っていた32MB*2のSIMMをいただいて64MBになりました。
100MHzではWindowsもまともに動かないと思い、CPUを換装するため、再びオークションにて購入。K5-PR166 1010円!
PCA-6151は、CPUのコア電圧とI/O電圧を別々に変えることができないのでK6やMMXPentiumなどは載せれません。仕方がなく、K5-PR166を購入しました。別にAMDにこだわりがあったわけではなく普通のPentiumでもよかったのですが、オークション終了日がK5-PR166のほうが早く、私自身も早いとこ換装CPUが欲しかったのでK5のほうを落札しました。
ちょっと余談になりますが、K5-PR166について簡単にご紹介。
K5-PR166の駆動倍率は、「66MHz*1.75倍の117MHz駆動」なんです。117MHzじゃPentiumの166MHz買ったほうがよかったじゃーんってことになっちゃいますが、「PR166」というのがPentiumとの性能比を示すもので117MHz駆動ですが性能的にはPentiumの166MHzと同じですよってことなんです。ややこしいですね。
ついでにもっとややこしいのが、倍率設定です。
上で説明したように1.75倍で動くんですが、マザーボード上で1.75倍の設定にしてもどうやらCPU側では1.75倍では動作しないみたいです。マザーボード側では2.5倍に設定してあげないとCPU側では1.75倍動作にはならないらしいです。ちなみに、マザーボード側で3倍に設定するとCPU側では2倍として動作し、PR200(Pentium200MHz相当)として動作するらしいですが、メーカー保証外みたいです。
現在はPR200として駆動させています。ちなみに、PR200として動作させているときのBIOSのCPU Clockは133MHzと表示されます。
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