ThinkPad310 2600-30J


特徴
・Socket7対応のデスクトップCPUがそのまま使える
・メモリ最大128MBまで搭載可能
・ハードディスクの交換容易


ノーマルスペック 改造後スペック
CPU  Pentium133MHz K6−2 450MHzを360MHz駆動
L2キャッシュ 256KB
チップセット ALi Aladdin-V
RAM 16MB(メーカー保証最大64MB)  32+64=96MB
空き 1 空き なし
144pin EDO DIMM
VIDEO 11.3TFT SVGA 65K表示
VRAM 1MB
HDD 1.08GB 5.4GBに換装予定
CD-ROM なし
トラックポイント TrackPoint3
PC Card TI PCI-1131 CardBus/ZVport対応 TypeV×1/TypeU×2 10MbpsイーサネットPCカード(TypeU)
空き 1
音源 SB Pro互換(YMF715)
USB なし
IrDA なし
Modem なし
サイズ A4
重量 3kg
OS Windows95 Windows98


CPU
 Socket7対応で、AMD K6-2への改造例が多いです。僕のノートPCもK6-2に換装済みです。換装の仕方ですが、僕の場合、中古で手に入れた時点ですでに換装後の状態でしたので説明できません。なお、ThinkPad310と検索エンジンで打ち込めば数多くのホームページで説明がなされているので、そちらを参考にしてみてください。
 僕のノートPCはK6-2 450MHzを360MHzで駆動させています。なぜ450MHzで駆動させていないかは、450MHzで駆動させると熱暴走でまともに動作しないからです。360MHzがいちばん安定した動作ができるみたいです。

RAM
 メーカー保証の最大容量は64MBとなっていますが、実は128MBまで載せることができるらしいです。最初は48MBで動作させていましたが、64MBメモリをもらったので16MBを抜いて64MBを差し96MBでやってみましたが見事動作しました。
 ちなみに、BIOSをバージョンアップさせないと動かないとの情報もどこかで見たことがありますが、僕のノートPCはBIOSバージョンアップしてない初期状態で認識しました。
 RAMの装着の仕方はここ。あ、、あと、ThinkPad310のメモリソケットはスペースが狭いから一時期のメルコの幅広タイプのだと干渉して2枚装着できないことがあるんだって。僕の装着した64MBメモリはI/Oデータ製。

HDD
 ThinkPad310はハードディスクの交換が簡単。ハードディスクはディスクパックの中に収められてるんだけど、ディスクパック自体も両面テープで留めてあるだけなので簡単に取り付け取り外し可能。HDDは2.5インチ12.5mm厚のHDDを使用。
 最大6.4GBまで認識。8GB以上のHDDでも起動可能(FDISKでの認識は8GBまでみたい)。でも、IBM製のHDDならIBMオフィシャルページからDiskManager2000というBIOS騙しツールを入れることで8GB以上認識可能。
 もうすぐ新しいHDDが手に入るので、そのときに換装方法も書きます。

PC Card
 僕は、10MbpsイーサネットPCカードが刺さってます。元々、CD-ROMドライブが付いてないのでアプリケーションをHDDにインストールするのに不便なため購入しました。
 CardBus対応ですが、初期出荷状態では無効になっているそうです。有効にするにはPCを起動してIBM ThinkPadと表示されているときにF2キーを押すことによってBIOSの設定変更ができるので、そこでSystem Security項目のCardBus Suport Disable→Enableに変更。

BIOS
 僕はBIOSのバージョンアップはやってませんが、一応貴方のPCがバージョンアップされているかどうか確認用に。。
 BIOSのバージョンはFnキー+F6キーで起動されるSystem Informationで確認できます。1.24がThinkPad310の最終バージョンです。僕のPCのBIOSバージョンはV2.1R03A4でしたので初期状態(1.00)ってことですね。

ディスケットバージョン BIOSバージョン
1.00 V2.1R03A4
1.01 V2.1R03A5d
1.12 V2.1R03A5j
1.14 V2.1R03A5k
1.17 V2.1R03A6k
1.18 V2.1R03A6m
1.20 V2.1R03A6p
1.22 V2.1R03A7b
1.24 V2.1R03A7c


随時、情報は追加していきます。