ご挨拶
春は百年桜の出迎えを受けて
春、本校を訪れる人を迎えるのは、風格ある満開の百年桜です。正門の右手には白く輝く富士が天高くそびえ、
同窓
生の思いが深く息づく紫苑の森からは鳥のさえずりが聞こえます。新幹線が停車する三島駅北口から歩いて
10分足らず、街の中心地にありながら、静か
で平和な美しい環境の中で、826名の三島北
高生は、文武両道の精神に基づき、勉学に部活
動にと切磋琢磨の日々を送っています。
歴史と伝統の中に新たな使命
本校は、明治34年、芝町小浜の小松宮別邸
を借用して静岡県田方郡立三島高等女学校とし
て設立されました。その後、2度にわたる移転
や校舎建築、校名改称等々、波乱と激動の時代
の中で幾多の変遷を経ながら、伝統ある名門校
としての歴史を刻み続け、今年で110周年を
迎えました。長年県内屈指の女子教育の殿堂と
して揺るぎない地位を築き上げ、各界各層で活
躍する2万5千人を超える有為な人材を輩出し
ています。平成16年に共学化がスタートし、今、男女共学の普通科進学校として、高い志を持つ社会のリーダ
ーを育成するという新たな使命の下に、職員も生徒も活気と熱気に包まれる中さらなる躍進を続けているところ
です。
質の高い学びと人間教育を目指す
本校の校訓は「自律」です。心身ともに逞しい生徒の育成を目指し、45分7時間授業、ノーチャイム制の採
用など、ユニークな取組を推進し、その成果が県内でも注目を集めています。また、「八帰二修」をスローガン
に家庭学習習慣の定着を図り、質の高い授業と土曜講習等により、基礎基本の定着と学力向上に力を入れています。
また、「時を尊び、場を浄め、礼を正す」を基本的生活信条として、人間としての土台を形成し、自主自立の精神
を養うことを目標に学校生活を展開しています。進路実績の面においても、ここ数年間で著しい変化を遂げ、卒業
生の約80%が4年制大学への進学を果たし、難関私立大学、国公立大学等への進学者数は、男女共学化を境に飛
躍的な伸びを示しています。
活力ある部活動
部活動においては、文武両道の精神を基盤に、部活動名門校の真骨頂を発揮しています。早朝のグラウンドには
さわやかな生徒の声が響き渡り、日々鍛錬に励む姿が見られます。運動部では、本年度も陸上部がインターハイ出
場を果たしました。また、数々の部活動が県大会へ進出しています。過去4回県代表として都大路を駆け抜けた実
績のある本校駅伝チームには、今年もまた周囲の熱い期待が寄せられています。文化部では、箏曲部が本年度の高
等学校総合文化祭で、最高賞の文部科学大臣賞に輝きました。文芸部や囲碁部門でも全国大会の出場切符を獲得し、
郷土研究部は今年も東海大会で優勝するなど、華々しい活躍ぶりを見せてくれました。さらに、合唱コンクールや
紫苑祭、パリへの海外修学旅行など、生徒の自主性を育てる多彩な学校行事をとおして、今本校は、国際舞台で活
躍するリーダーを育てるという意気込みにあふれた教育の場となっています。
本校を目指す生徒の皆さんへ
三島北高校では、110周年を一つの契機として、本校の新しい時代を創造すべく生徒・職員一同力を合わせて
取り組んでいます。このホームページをご覧になった皆さんの中から、三島北高校に入学し、大きな夢と希望を
持って志高く自己の研鑽に励もうという生徒が出てくれることを期待しています。
静岡県立三島北高等学校
校 長 鈴木まき子