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Kanon哀の激情



 ♪♪チャラ、チャチャチャチャチャッ♪ チャラ、チャチャチャチャチャッ♪ チャラ、チャチャチャチャチャチャッチャッチャッ!♪♪

「佐祐理と!」

「……………」

「舞っ!」

「………ん?」

「『ん?』じゃないよ。あんなに練習したじゃない」

「…そう、だっけ?」

「もう……そうなの! じゃあもう一度いくよ。佐祐理が『佐祐理と!』って言ったら、

『舞の!』って返してね?」

「…ん、分かった」

「じゃぁ気を改めて……佐祐理と!

「…舞の」

「キュ○ピー3分間クッキングゥーッ!」

  「………ちなみに、↑はタイトル・・」





「司会の圓楽…じゃない倉田佐祐理と、アシスタントの山田君ならぬ川澄舞の2人でお送りいたしたいと思います。そして今日のお題は…」

「んぐんぐ……」

「あぁ〜っ! 舞っ! 何食べてるのぉーーっ!」

「何って、机の下にあったから……」

「それは『完成品』なんだから食べちゃダメェー」

「知らなかった……」

「あ〜ぁ、もう殆ど食べちゃってぇー」

「ゴメン、もうしない…」

「舞、怒ったんじゃないんだよ。好きなだけ食べていいからね」

「ん、分かった」

「とはいったモノの残り一分でどうやって完成品を作ったものか……」

「佐祐理…」

「ん、どうしたの舞?」

「みんなが『完成品』の代わりだって…」

「へっ、『みんな』って?」


 『イチゴサンデー』

 『たい焼きー』

 『肉まん、肉まん』

 『バニラアイスがいいです』


「うるさい…」

  ズバッ! テン、テン、テン………

「……え」

「うるさいから……取りあえず斬っといた…」

「『取りあえず』で斬ってどうするのっ! ああ、皆さんが首だけに…」

「…出来た」

「へ?」

「……饅頭…クスッ♪」


  チャンチャン!(^^;
Kanon哀の激情5,2

       「キューピー3分間ショッキング」完

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