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「今日だけですよ・・・」
「・・・・すいません、秋子さん」
そう呟くと、そっと秋子さんにキスをする・・・
俺は今から秋子さんとSEXをしようとしていた。
だって俺は秋子さんが好きだから・・・


「想い・・・」




この水瀬家に住み始めてからもぅ半年以上もの月日が経っていた。
いろんな人との出会い、その中での笑い悲しみ悩み・・・そして名雪と結ばれた夜
変化のある中には必ず秋子さんの笑顔と優しさがあった。あるのが当たり前だと思った。


だけど幸せな生活がこれから続いて行くと思った中で起こった秋子さんの事故・・・
悲しみの底に沈む名雪に負けないぐらいに俺自身も悲しんだんだ・・・
そして、自分も秋子さんのことが好きなんだと言う事に気づいた。
世話になってる家主で、人妻、そして叔母という立場にある女性(ひと)だけど
居てくれるだけで安心できる・・笑顔を見るだけで心が落ち着く・・・
やはり、これって・・・・好きなんだと思う。


だけど、今の俺には名雪がいる・・・秋子さんに負けないぐらいに大好きな名雪がいる。
その想いを名雪に伝え、名雪も答えてくれて、そして秋子さんも無事に帰ってきてくれた。
そしていつもの幸せな生活が戻り、そして続いていく・・・
相変わらずの名雪だけど、大好きな名雪、そして秋子さんの笑顔と共に・・・だけど


夏の日差しが強くなり、アイスクリームが必須アイテムとなりえるような暑い日々・・
そんな中、名雪が陸上の夏合宿で1週間ほど出かけることになった。
「お土産買ってくるよ〜♪ それじゃね、祐一」
出かけ間際の挨拶・・・そして、もぅ慣れたキス・・・
にこやかな笑顔で出かけていく名雪に手を振って送った。


いつもと同じ日々・・・俺と秋子さんだけで過ごす1週間・・・・
ただ、それだけ・・・それだけだった。
そして名雪が出かけてから3日目に・・・


   ・
   ・


「はぁ〜・・・北川の奴、こんな時間まで付き合わせやがって・・・風呂でも入ってサッパリするか」

 ガラッ

「・・・・・!?」
「あら、祐一さんお帰りになられたんですね? お風呂ですか?」
「・・・・・・あ・・あ・」
「それで、もしよろしければ後にしてくださらないでしょうか? ・・・私が入ってますので」
「えっ? あ・・あの・・・す、すみませんっ!!」
慌てて風呂場を飛び出すと、脱いだ服を掴むと素っ裸のまま2階の自分の部屋へと駆けこんだ。

 バタンッ!

バクバクと高鳴る胸を落ち着かせるように何度も深呼吸をする。
ようやく落ち着いてくると、今度は先ほどの光景が頭に浮かび始めた。
「・・・・秋子さんって、やっぱり綺麗だよなぁ」
娘がいるとは思えない綺麗なスタイル・・・豊満な胸に締まった腰から下半身に繋がるライン
その秋子さんの裸体を思い浮かべながら俺は1人、想いの丈を解き放っていた。

そんなことがありながらも、いつもどおりに秋子さんは接してくる。
秋子さん自身はどう思ってるのか分からないけど、それに助けられたのも事実だった。
ちょっと後ろめたい気持ちを持ちながら祐一もいつもどおりに振舞っていた。
そして翌日に名雪が合宿から帰ってくるという日・・・


   ・
   ・


「ふぅ〜・・・」
夜中に目を覚ました俺はトイレの用事を済ました後、ふと部屋へ戻る途中で秋子さんの部屋の前に立ち寄る。
中に入るでもなく、声を掛けるでもなく、ただ部屋の前に立ち心の中で声を掛けた。
(秋子さん・・・俺は名雪のことが好きです、大事にしますから、ずっとここに居ますから・・安心してください)
「・・・・・」
その時、ドアの向こうから微かな声が祐一の耳に届く・・・それにビクッと体を固める。その声は・・・

「んっ・・はぁはぁ・・祐一さん・・・祐一さぁん・・」
秋子さんの甘い声・・淫靡な声・・・姿を見なくても何をしてるのかが見てとれた。
秋子さんが1人エッチをしてる・・・しかもその相手が・・・俺っ!!
そう思ったとたん祐一は秋子さんの部屋の扉を開けると部屋の中へと入っていく。
そこには思ったとおり、ベッドの上で寝巻きの上着をたくし上げ形の良い胸をあらわにし、
ベッドの下に落ちた下着と何も着けていない秘所に手を当てている秋子さんの姿を目にした。
「ゆ、祐一さん!! どうして・・・んっ!?」
驚きの表情を浮かべ顔をあげる秋子さんを抱きしめ、唇で口をふさぐ。

「んんっ! ん・・うぅ・・・・」

キスをしながら、そのまま押し倒すように覆い被さる。
片手で秋子さんの両手を押さえつけ空いた手を伸ばし、既に熱く濡れた秘所を擦る。
膣口周りを数度こすっただけで指や手は愛液に濡れていく・・・そして、そのまま膣中に指を差し入れた。
柔らかく暖かい膣壁と、キュッと締まる膣口を指先に感じながら弄る。
1本だった指を2本挿し込み、膣内で開いたり閉じたり、出し入れし、親指の腹で敏感な突起を擦りあげていく。
キスでふさいでいた口から離れると、大きく柔らかな胸と乳首を舐め吸い上げていく。
「はぁ・・はぁ・・ゆ、祐一さん・・ダメ・・・お願いです止めてく・・・あぁん!!」
膣壁を擦っていた指が膣内の1番感じる場所を探し当て重点的に攻める。
「そこはぁ! あ・・あ・・・あん・・はぁ・・はぁ・・・うくっ!」
今まで以上に愛液で濡れていく祐一の手と指・・・
「やめて・・・お願い・・・・も、もぅ・・・・ダメ、ダメ! イっ・・んんんっっ!!!」
瞬間、秋子さんの身体がおもいっきり反ると指を入れた膣が強く締まる。
それと同時に祐一の指や手のひらに今まで以上の愛液が吹きかかった。

「えっ!?」

慌てて抜き出すと、秋子さんのピクッピクッとする絶頂の痙攣に合わせて膣内から噴き出してくる。
「・・・・秋子さん、イっちゃったんだ・・・潮吹きするぐらいに俺の指で感じてくれて・・・」
その声を遠くで聞くかのように絶頂の余韻に浸り動けないでいる秋子・・・



 カチャカチャ・・・ストッ

何かを外す音と何かが床に落ちる音を聞きながら虚ろな目をして顔を上げると
両足を左右に広げられ、その間に荒い息を吐きながら入り込んでくる祐一の姿が見える。
そして膣口に当たる何かを感じると秋子はそれを察して叫ぶ!
「やめてっ! 祐一さん、それだけは止めてください!! 挿れないでぇ!!」

 ぐいっ!

すでに受け入れる準備が出来ていた膣内に太く硬いモノが何の抵抗も無く挿入ってくる。
「あぁぁっ!!!」
膣口を広げ、膣壁を擦り、祐一のモノが根元まで埋まると先が膣奥に当たる。
「あぁ・・・秋子さんの膣中・・・・柔らかくて暖かい・・だけどギュって締まって・・・」
名雪の膣中ともまた違った感覚を味わいながら腰を動かし始める。
奥へと収まっていたモノを抜き出すと、膣壁の柔らかなざらざらが名残り惜しいように絡み付いてくる。
先端を膣口ぐらいにまで抜き出すと今度は膣奥へと向かい挿入していく。
それを待っていた膣壁は柔らかくスムーズに、それでも離さないかのようにキュっと締まる。
その何とも言えない感覚をモノから全身に感じ、更に欲望をたぎらせていく。

「うぅ・・お願い祐一さん、こんなこと止めましょう・・・祐一・・さ・・ん」

すでに祐一には秋子さんからの涙まじりの哀願など聞こえなくなり、
1人、SEXの快楽を味わうように、腰を動かしつづけた。
祐一の前後の腰の動きに合わせ秋子の体が・・2つの胸が大きく揺れる。
「お願い祐一さ・ん・・・・んんっ! あん・・あっ、あっ、あっ、あっ!」
頭では拒否しようとしている秋子さんも、生殖と言う生理現象を受けた女性器は
更に愛液で濡れ、祐一のモノを締め付け、射精へと導き始める。
胸を揉み上げ、激しく乳首を吸いあげていくが、腰の動きだけは止まらなかった・・・

「うっ! もぅ・・・出る・・」
何度も味わいたかった快楽も限界が近くなってきた。
更に大きく硬さを増したモノが最後に向かって更に膣内のモノの動きがはやくなる。
それを膣中で感じた秋子が腰をひねり逃れようとするが、男の力で押さえつけられていては、大人の女性でもそれは無理な行為だった。
「はぁ・・はぁ・・・秋子さんイくよ・・・秋子さんの膣中でイくよ!」
「お願い、祐一さん・・・それだけは止めて・・お願いですから膣外に出してください! 今日は・・今日はダメなの・・」
快感だけを感じる祐一には、その秋子さんからの必死の声は聞こえてなかった。
ただ、最後まで秋子さんを感じていたい、俺ので秋子の子宮(なか)を汚したい・・・その思いだけでしかなかった。
「んんっ! もぅ・・ダメだ・・・秋子さん出すよっ!! 俺のを受け止めてっ!!」
そう言うと、激しく膣内を動いていたモノが深く膣奥で止まり、大きく膨らんだモノから大量の精液を吐き出した。

 ドクッドクッドクッ・・

全てを出し尽くすかのように律動を繰り返し膣内を満たし子宮へと流れ込む。
収まりきれなかった精液が結合部から溢れるぐらいの量を何度も吐き出していく。
「はぅ! あぁ・・あぁ・・で、出てる・・祐一さんのが・・・!? お願い外に、外に出してくださいっ!」
これ以上ないぐらいに腰を押し付け、絶頂の波に浸り秋子さんを抱きしめている祐一に、その声が届くことは無かった・・・





 チッ・・チッ・・チッ・・・



どれくらいの時間が経ったのだろうか・・・たぶん、それほど経ってないんだろう、時計の秒針の音だけが静かな部屋に響く。
全てが終わり、絶頂の余韻を味わっていた祐一はゆっくりと小さくなったモノを膣中から抜き出す。
それに合わせるかのように白濁した精液が愛液と混じってあふれ出し、更にシーツを汚した。
その夢を見ているような不思議な感じの中、だんだんと真っ白になった頭の中に現実が戻ってくる。
目の前には大人の女性の裸体があり、力なく広げたままの両足の間からは
あふれ出た2人の体液が流れ落ちシーツを濡らしている。
ふと、顔をあげるとそこには涙で濡れたまま無表情で天井を見上げる秋子さんの顔が見えた・・
今までに1度も見たことの無い、暗く落ち込んだ秋子さんの顔が・・・


「・・・・・・・!!??」


その時、祐一は悟った。
取り返しのつかないことをしてしまったこと。
それ以上に好きだった秋子さんを無理やり犯してしまったこと。
あの元気を分けてくれるような明るい笑顔を持った秋子さんの笑顔が無いこと。
その事実を受け止めると、祐一はガタガタと震えだし、顔からは血の気が引いたかのように真っ青になった。
「うぅ・・・うわぁぁぁっっ!!」
ベッドから転げ落ち、逃げるように扉まで走り出そうとするが動転した身体は足腰に力が入らず
ただ床に這いつくばかりだった。


「お、俺は・・俺はなんて事をしてしまったんだっ!! 俺は秋子さんが好きだ・・大好きだったっ!

何度も何度も秋子さんのことを思い浮かべながら1人で慰めたこともあった! それぐらい秋子さんのことを想ってたんだ・・・
だけど俺には名雪がいて、名雪が好きで! 凄く大好きで!!
秋子さんのことも好きだけど名雪を悲しませたくなかったから、秋子さんを吹っ切ろうと・・・忘れようと・・・
それで、最後に心の中だけで今まで辱めたことを謝って・・秋子さんの娘である名雪のことを一生懸命に大事にしようと誓って!
なのに・・なのに・・・俺の名前で・・俺を・・・
秋子さんの身体を慰めてる相手が俺だって思ったら・・・秋子さんの綺麗で淫らな姿を見たら・・
もぅ止まらなくなって! ・・・俺は、自分だけが満足するだけで・・秋子さんの事なんて考えてなくて・・・・ただ苦しめていた・・・・だけだ・・なんて・・・うぅ」


祐一は1人、話しつづけた・・・ただのいい訳だったかもしれないが、今までの気持ちを全て吐き出すかのように話しつづけた。
ふと顔を上げると、目の前には先ほどのままの姿の秋子さんが立ち、祐一を見下ろしていた。
「あぁ・・・」
あふれ出る涙を拭いもせず、ただ1人ガタガタと振るえる祐一
ふと秋子は膝をおろし膝を着くと、祐一の顔を正面に合わせ見つめ返す。
「ご、ごめん・・・な・・さい・・・ごめんなさい・・・・」
ただ、謝りつづける祐一に向かい手を伸ばす。
「・・・!!」
ギュッと目をつぶり次に来る出来事に覚悟を決め、体を強張らせる・・・けど

「いいんですよ・・・祐一さん」

返ってきたのは、いつもの優しい口調の秋子さんだった。
そして、そっと祐一の体を抱きしめる。
「私も・・・私も悪いんですよ。甥っ子の男の子を好きになった私が悪いんですよ・・・」
「あ、秋子さん・・・?」
思いもよらない突然の言葉に驚きを隠せない祐一・・・



「私には名雪しか居ません・・・それでも2人で過ごす毎日は大変ながらも幸せでした。
だけど父親のいない家族、夫のいない生活は名雪にも私にもやはり悲しいものだったのかもしれません・・
そして昔、祐一さんが冬休みになると来てくれるようになったのを名雪と同じように私も喜んでました。
だって・・・私は男の子も欲しかったのですし、それに冬休みの間だけ、私は祐一さんのお母さんになれましたしね。
あっ、名雪のことも大事にしてますよ! やはりお腹を痛めた子ですしね・・ふふっ♪
そのうちに、名雪が祐一さんのことを好きになってると気づいたときは嬉しかったです。
あぁ、やっぱり私の娘なんだなってね。

だけど、あの7年前の冬の日を最後に祐一さんは来なくなりましたね・・・何があったのか分かりませんけども、
体中に雪を積もらせたままベンチに座る名雪を見たときは、私も悲しくなりました・・・
やっぱり私達は母親と娘・・・2人だけど生きていかなければならない・・・・とね」


そっと抱きしめていた身体を離すと、ニッコリと微笑み話を続ける。
「そして年月が経ち、祐一さんがウチに居候として住むと聞いたときは期待と不安があったわ・・
今度もいつかまた私達の前から居なくなってしまうと思うとね。
それでも祐一さんは名雪を選んでくれた。ずっと名雪と一緒にいてくれると思うと嬉しかった。
だって、私の想いを名雪が代わりに受け継いでくれたから・・・
そう、久しぶりにあった祐一さんに好意を持ってしまったんです。
大きく成長した祐一さんを1人の男性として見てしまった・・
それでも私にとっては甥っ子ですし、名雪が祐一さんのことを好きだと知ってましたから、私は母親として叔母として接していこうと思いました。


だけど、先日の祐一さんが誤ってお風呂場に入ってきてしまった時に・・・祐一さんの裸を見て・・
こんな想いは間違ってると思いながら、私・・・あの後・・1人お風呂場でで自分を慰めてしまったんです。
すごく罪悪感を持ったんですけど、止まらなくて・・・あれ以来、祐一さんを想いながら何度も果ててしまいました。
そして、今日・・名雪の居ない今日を最後に祐一さんへの想いを最後にしようと・・・
最後に・・本当に今日を最後に、1人の男性として祐一さんに抱かれてる自分自身を想い、慰めて終わりにしようと思ったんです。だけど・・・・」
先ほどの行為を思い出し、唇を噛み締める祐一・・・

「祐一さんに無理やり抱かれた時は、頭の中では拒んだんですけど、気持ちや身体は素直でしたね。
凄く感じてしまいました・・・だけど、やっぱり膣中で出されたのはショックでした。だって今日は本当にダメは日なんですもの・・
だから私は終わった後には祐一さんを恨みましたよ。
あなたには名雪がいるじゃないですか! 名雪への愛は嘘だったんですか? って・・


だけど、祐一さんの言葉を聞いて許せたんです。だって・・・祐一さんは名雪を選んでくれてたんですもの。
私も祐一さんもお互いが好きだけれども、それでも名雪のことを大事にしていると言う気持ちも同じ・・
だから・・だから明日からは名雪だけを見てやってくださいね。私は母親という立場から名雪を見ますから。あの娘を幸せにしていきましょう・・・2人で」
そう答えるとニッコリと微笑む、笑顔の目元から伝う涙は頬を流れ落ちていた。




これほどまでに娘を想う気持ち・・
自分自身の好きな男性への想いを打ち切ってでも、娘の幸せを想う気持ち・・・
俺は応えないわけにはいかない! だって、それは大好きな名雪や秋子さんを裏切れないから!

「・・・・はい・・俺は名雪を幸せにします。やっぱり俺は名雪のことが好きみたいだから」
祐一は自らも流れ落ちる涙を拭うと、秋子さんをしっかりと見つめながら力強く答えた。
「ありがとうございます、祐一さん」
優しい微笑と共に返しばがら、先に立ち上がった秋子さんから差し出された手を握り、祐一も立ち上がった。
お互い手を握ったまま正面に立つ相手を見つめる。
目の前に立つ裸体の秋子さんはやっぱり綺麗だった・・・
それを見ると、やはり先ほどの行為が自分にとって忘れえない悪意ある出来事として浮かんでくる。
ただ、傷つけただけ・・・秋子さんは許してくれたけど、やっぱり祐一は自分が許せなかった。
だから俺は・・・・・・
(ゴメン名雪・・・俺はお前が好きだ、そしてお前の好きな秋子さんも好きだ。だから今だけは・・・)
心の中で名雪に謝り、秋子さんに声をかけた。


「あ、秋子さん・・・先ほどはスイマセンでした。謝って済むことではないかもしれないけど、秋子さんを傷つけたことは変わらないことだと思います。
・・・だから・・・・・だから今度は本当に愛してあげたいんです!
・・・おれの身勝手だけど、最後に嫌な思い出だけを秋子さんにも残して欲しくないから・・・」
「・・・・・・」
祐一の問いかけに秋子さんからの応えはなかった・・
(当たり前だよな・・・あれだけのことをしておいて、またやらせろなんて・・・俺のバカ野郎!)
その時、自分自身に毒づく祐一の耳に、聞きなれたいつものセリフが届いた。

「・・・了承」

はっとして顔を上げる祐一、そこには優しげな瞳に頬を赤く染める秋子さんの表情が見えた。
「今日だけですよ・・・それに、私も本当は祐一さんを・・」
「・・・・すいません、秋子さん」
そう呟くと、祐一は秋子さんの唇に優しくキスをする。
最初で最後・・・今、この時だけの恋人としてのキスを交わす・・・
そして唇を離すと、一息をつく。
「祐一さん・・・もぅ1つお願いがあるんですが、今度は膣内では射精さないでくれださいね・・・」
「分かりました、約束しますよ」
「ありがとうございます、祐一さん」




そして、もぅ1度キスを交わした、今度は唇だけを合わすキスから、お互いに舌を絡ませるキスへと変わる。
「んん・・あぁん・・・・はぁ・・はぁ・・・」
「ううん・・んんっ・・・」
ちゅぷ・・ぴちゃぴちゃ・・
相手を確かめ味わうかのような激しいディープキスをする・・・
ツゥー・・とお互いに光る糸を残しながら静かに口を離す・・・

「ふふっ、キスって良いですね。気持ちが伝わってきます」
「俺も秋子さんの気持ちが伝わってきましたよ」
「祐一さん・・・」
「何ですか、秋子さん?」
俯き顔を真っ赤にさせながら秋子さんは呟く。
「今だけは、「秋子さん」では無くて、「秋子」って読んでいただけませんか・・・
この時だけは、叔母ではなくて1人の女性・・・水瀬秋子という存在でありたいんです。
抱かれるのなら、好きな男性と・・こ、恋人としてありたいから」
それを聞き、祐一は心が熱くなった。
この短い時間だけは思いっきり愛してあげたい、好きな女性として・・・

「あ・・・秋子・・・・秋子・・・・秋子、好きだっ! 大好きだよっ!!」
そう叫ぶと、ギュッと抱きしめる。
「あっ・・わたしも祐一さんの事が好きです。・・・だから、いっぱい愛してくださいね」
そして秋子も祐一の背中に手をまわしギュッと抱きしめ返した。
ドクン・・ドクン・・・
お互いの心音が重なり合っていく・・・心も身体も高まっていく・・・



「祐一さんの・・・・大きくなってますね。 ふふっ、私に当たってますよ」
祐一から離れ膝をつくと、目の前に見る大きく反り立つモノを見つめる。
「いまから気持ち良くしてあげますからね・・・」
そう言うと手を添えて優しく握ると舌で舐め上げる。
先から袋まで舌をはわせ、軽く唇で噛んだり、口に含んだりと祐一を気持ちよくしていく。
「あ、秋子・・・そこ気持ちいいよ・・はぁ・・はぁ・・・んっ!」
祐一のモノは秋子の涎でヌラヌラと滑るなか、口内でも舌を使って奉仕する。
名雪には手でしてもらった事はあっても、口でしてもらったことのない祐一は
その今までに感じたことの無い快感に酔いしれていく・・
「んっ・・んっ・・んぐっんぐっ・・・・ふぅ〜・・祐一さん、気持ちいいですか?」
「あぁ・・上手だね秋子、もぅ出そうだよ」
「ふふっ、ありがとうございます。でも我慢しなくても良いんですよ、思いっきり出してください・・私、大丈夫ですから」
そして、続きを始める。


今度は、その大人の胸でモノを挟みこみ、そのまま動くと口内とはまた違った柔らかさで快感を与えてくる。
乳房で愛撫しながら、舌先でも尿道口をペロペロと舐めたり突いたりと攻める。
もぅ祐一は限界だった。
「イ・・イくっ! 秋子イくよっ!! んんんっ!!!」
背を反らし腰をガクガクと揺らし、そして秋子の胸に収まっていたモノがビクッと振るえると思いっきり射精する。

「んっ・・んっ・・・んっ・・・・」

間近で吐き出される白濁した精液。それを秋子は顔に口内にと受け止めていった。
「んっ、んっ、んぐ・・ふぅ・・・・・祐一さんの味がします・・・ふふっ、一杯出ましたね。
良かったイってもらえて・・・久しぶりだったから不安だったんです・・ふふっ」
その普段とは違った淫靡な姿に祐一のモノは固さを保ったまま萎えることはなかった。
「こんなに秋子さ・・・秋子がエッチだったなんて思わなかった。 今度は俺が気持ちよくさせてあげるよ」
秋子を立たせキスをすると、顔に付いた自分の精液を舐め取っていく。
苦く不味かったが、秋子が味わったものを自分も味わいたかった。
ネコやイヌのようにペロペロと顔を舐め、そして耳元、首筋にと愛撫してく・・・

「はぁ・・祐一さん・・・・」

その度に切なそうな甘い吐息を吐く秋子・・
胸元から乳房へと愛撫しながらベッドに寝かせると
乳首を舌で転がしたり、舌を這わせたり、揉み上げたりと弄る・・
「ふふっ、祐一さん・・・何だか子供みたいですね」
その柔らかな母親のような包み込むような気持ちよさに乳房を頬擦りする祐一・・・
「秋子のおっぱいは、気持ちいいよ・・・ずっとこうしていたいよ」
何度も何度も愛撫し、弄る。
秋子もそれに感じるのか、乳房の頂きは痛いぐらいに突っ張っていた。
それに口をつけ、吸い上げる祐一・・
「んんっ・・・ふぅ・・・やっぱり出ないですよね。あぁ〜あ、秋子さんのを飲んでみたかったなぁ・・名雪が羨ましいぜ」
「そうですか? でしたら祐一さんの赤ちゃんを産めば出るかもしれませんよ?」
「あ、秋子さん・・・」
「・・・冗談ですよ」
怖いことをサラっと言いのけ慌てる俺・・・やはり勝てないよこの人には。



そのお返しにと祐一はターゲットを変え、更に下へと舌を這わせながら移動する。
スベスベするお腹から可愛らしいおヘソを越え、下腹・・そして茂みへと到達すると、
それを待ってたかのように秋子の両足が開かれる。
ちょっと意地悪して、秋子の待つ場所を避け、太ももを触ったり足の付け根に舌を這わせたりした。
「はぁ・・はぁ・・んん・・ゆ、祐一さん・・・そこじゃないです」
待ってたかのような言葉に、俺は更に用意しておいたセリフを返す。
「んっ?ココじゃないの? だったらどこをしてほしいか言葉で言ってよ、秋子」
「えっ? 祐一さん意地悪しないでください、恥ずかしくて言えません・・・」
「それじゃぁ、秋子が言うまでお預けだな」
「そ、そんなぁ・・・あっ!」
恥ずかしがる秋子が楽しくて、秘所の側を突付いたり、舐めたりする。
だけど、肝心な場所まで行きそうになると別の離れた場所を攻める。

「んんっ・・切ないです・・・お願いしますから、気持ちよくしてください」
「でも、どこが気持ち良いのか俺には分からないし・・・秋子さん教えてよ」
そして同じことを繰り返す。
「・・・・・」
だけど、さすがに意地悪しすぎたかと思い、素直に秋子の秘所を攻めようとしたとき・・・
「わ・・わ、私の・・・・・その・・・アソコを・・・その・・・舐め・・」
「えっ!?」
突然の秋子の卑猥な言葉にビックリして顔を上げる。
胸の谷間の向こうに見える秋子は真っ赤にした顔を手で隠すようにして、続ける。

「あ、秋子のオ○ンコを舐めてください。 もっと・・もっと弄って気持ちよくしてください、お願い祐一さぁん」

その言葉を聞き、自責の念にとらわれた。
(俺は、秋子を愛すると言ったのに・・・どうして、こんな苛めるようなことを・・・俺のバカ野郎!)
そう心で思うと、秋子に気づかれないように自分の頬を殴る。



そして、非礼のお詫びにとすでに濡れてきている愛液に指を絡ませ秘裂をなぞる。
「あああぁぁっ!」
指を添え、左右に開くと溜まっていた愛液がツー・・と流れ落ちてきた。
間近で見るソコはヒクヒクと悶え、蠢き、見ているだけで祐一の気持ちを高ぶらせた。
秋子の女の匂いを感じながら舌を伸ばし、暖かくも柔らかな場所を何度も何度も舐め上げた。
「あっ・・あっ・・あっ・・・んんっ!」
その度に甘美な声を上げる秋子・・・口を開けた膣からは更に溢れ出てくる。
それを舐め上げ、飲み、舌を差しこみ、舌先でも膣内を攻めていく。

「はぁ! いいっ・・気持ち良いです! 祐一さんの舌が私の中に入っ・・・ダ、ダメ!変になっちゃいそうです!!」
背筋を反らし、シーツを握り、頭を左右に振り、流れるように襲いくる快感から逃れようとする。
それを祐一は腰を両手で抑えるように持ち、逃がすまいと更に攻め立てる。
そして秋子の甘美な声をもっと聞きたくて、膣口の上にある豆のような敏感な突起を吸い上げた。

「んっ!? ふわぁぁぁーー!!」

その瞬間、一際大きくピクンっと体が跳ねると力が抜けたようにベッドに身体を預けた。
細かに痙攣し、大きな胸は荒い息と共に上下に揺れる。
どうやら、軽くイってしまったようだった。



「秋子・・・」
秋子の愛液でビショビショに濡れた口元をぬぐうと、両足の間に体を入れ込ませてくる。
「はぁ・・・はぁ・・・もぅ俺、ガマン出来ないよ・・・秋子の中に挿入るよ。いい?」
軽い絶頂を受けていた頭を上げ、祐一を見つめると、
「わ、私も祐一さんが欲しいです・・・お願い、早く・・・早く挿入れてくださぁぃ・・」
その言葉を聞き頷くと、自分のモノを右手で握り位置を合わせる。
ちゅく・・・と水音をたてて先が埋まる。
「んっ! 入って・・・」
暖かく柔らかい感触を感じながら、徐々に腰を進めていく。
「くっ! 秋子の膣中・・・気持ち良いよ、俺のを招き入れるかのようにヒクヒクと動いて・・」
まだ半分ほどしか入ってないのだが、受ける快感に酔いしれる。
「は・・・早く膣奥まで! 私のなかを一杯にしてください!」
秋子も同じなのだろう、更に奥に待つ感じる場所へと誘うように膣壁がうねる。

「秋子っ!!」
「ああぁぁっ!!!」

そこから一気に奥まで突き上げる。
祐一のモノは秋子の膣に入り込み、その姿は見えなくなっていた。
モノ全体を秋子さんの性格が映ったかのように優しくも暖かい抱擁感が占めていた。
「はぁ・・はぁ・・・秋子・・ほら、俺達1つになってるよ」
「えぇ、あなたの太くて逞しいのが私のなかにいるのが分かる・・・嬉しい」
嬉しさなのか、快感のためなのか、秋子の目元から涙が一筋流れ落ちていった。
下に見える秋子の可愛らしい赤い唇にキスをすると、
「動くよ・・・」
「・・・はい」
その言葉を聞き、腰を引くと埋まっていた肉棒が愛液に濡れながら姿を現す。
「はぁ・・・」
抜けないようにしながら今度は腰を進めると膣口の襞を巻き込みながら埋まっていく。
「んんっ!」



最初はゆっくりと前後し膣内の感触を味わうように動く。
その度に、祐一の聞きたい声をあげる秋子

 ぬちゅ・・ぐちゅ・・

更に湿りを帯びてきた中、動きを早くしていく。
「あっ・・あっ・・・あんっ・・・い、いいっ・・・・あぁっ!」
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・秋子・・秋子・・」
祐一の動きに合わせ揺れる二つの乳房に手を添え、揉み上げ、乳首を弄る。
「ふぁ・・祐一さん・・・もっと、もっと突いて・・奥まで突いてくださぁい」
「ふっ・・ふっ・・・どうですか、気持ち良いですか」
秋子の膣奥をノックするかのように深く突き上げる。
「あぁ! いいっ! いいっ!! ゆ、祐一さんは気持ち良いですか・・私の気持ちいいですかぁ」
「うん、うん・・・もぅ俺のが秋子の中で溶けちゃいそうなぐらい良いよ!」
「良かった・・・こんなおばさんのでも喜んでもらえて・・」
「そんなこと、そんなこと無いです! 秋子のオ○ンコ最高だよ!!」
秋子の体を抱きしめ、その言葉を証明するように更に大きく深く突き上げる。
秋子も祐一の背中を抱きしめ、腰に足を絡めつけてきた。
「はぁ・・はぁ・・ 秋子っ? 俺のでイける? イけそう?」
「えぇ・・えぇ!! あなたのでイきそうよっ!!」
「そうか・・・良かった」
ただ前後に動かすのでなく、強弱をつけたり、廻すようにしたりと変化をつける。
秋子が気持ちよくなるように・・それに自分自身も気持ちよくなるように動く。



「もぅ・・・もぅダメ・・・・イきそう・・祐一さん、私もぅダメですっ」
「もぅちょっと我慢して・・・俺も・・・・一緒に・・」
「はぁ・・はぁ・・・私も、私も祐一さんと一緒にイきたいです!」
「あぁ、待ってろよ! それまで我慢してくれ・・・」
「早く、早くぅ! もぅ私・・・・ダメかも・・」
膣中はビクビクと蠢き、ときおりキューと締め付ける・・限界はすぐそこだった。
秋子と一緒にイく・・・それだけに集中し、激しく、短く突き上げるように動く。
そして祐一のモノに射精へのスイッチが入った。
「くっ! イく・・・秋子イくぞっ!!」
「はいっ! 一緒に・・・一緒にぃ・・!! はあぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」
秋子の膣が絶頂を迎え収縮する。それは射精を促す行為と男性器を離すまいとする本能的行動だった。
その秋子の絶頂がそのまま祐一にも通じ、膣奥へと叩きつける。
だが、達する一瞬、秋子の言った言葉を思い出す・・



 『約束してくださいね・・膣中では出さないって』



締め付ける秋子の膣から抜き出す。
その瞬間、祐一の太く固く膨れ上がったモノから白濁した精液が開放された。
「あ、秋子っ! 秋子っ! 秋子ぉっ!!」
 ビュクッ、ビュクッ、ビュクッ!
祐一が名前を呼ぶごとに何度も吐き出される・・・
それは、秋子の胸や腹へと舞い散り、白く汚していった。





「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「ふぅ・・ふぅ・・んんっ・・・ふぅ・・」
2人ベッドの上で並ぶように横になり荒い息をつく。
急速に引いていく祐一と違い、長く余韻に浸れる秋子は上気し桜色に染まった乳房を上下させていた。
「・・・祐一さん」
きゅっと祐一の手を握る。
「んっ? 何?」
祐一も握り返しながら答える。
「ありがとうございました。ずっと・・ずっと願ってた想いが果たせて私・・・幸せで・す・・・うぅ」
言葉を詰まらせ、あふれ出す涙・・
祐一は体を起こし、秋子の手を握りながら空いた手で秋子の涙を優しく拭う
「俺こそ、ありがとう。元はと言えば俺が酷いことをしてしまったのに、秋子さんは許してくれて・・そしてこんな素晴らしい体験まで出来て・・・
俺、名雪を大事にしますから!」
その言葉を聞き微笑むと「ありがとう・・」と感謝の言葉を返した。
そして、唇を重ねる。


「んっ・・んっ・・んぐ・・」
舌を絡めたり、お互いの口の中を舐めたりとしているうちに祐一のモノがまた固さをましてくる。
艶かしい秋子の裸体を見ているうちに、もっともっと秋子の全てを感じたいと思う。
「俺まだ秋子を感じたい・・・最初で最後だから秋子の全てを俺で感じさせてあげたい、感じたい・・・だから」
そっと、手を伸ばし秋子の股間へと手を差し入れると秘裂を越え、キュッと締まる菊の搾りへと押し入れる。
「ゆ、祐一さん! そこはっ!?」
「ごめん・・・ここでしたいんだ。秋子のここも俺ので埋めたいから・・・ダメかな?」
戸惑った表情を浮かべる秋子だが、ふと表情を緩めると・・・
「了承・・・」
と言ってくれた。 



「あっ・・あっ・・・祐一さん、そこはやっぱり汚いですよ・・・」
ベッドの上で四つん這いにさせ、秋子のお尻へと顔を埋めると窄まりの周りを舐めたりする。
「秋子に汚いところは無いよ・・・ここも可愛いよ」
「恥ずかしいです・・そんなこと言わないで下さい」
そう言うと顔を真っ赤にさせシーツに顔を伏せる。
その姿を可愛く思った祐一は、「くすっ」と笑うと持ち上げられたお尻を責める。
愛液が溢れる秘裂を人差し指で撫でるようにしてすくうと、そのまま濡れた指をもぅ1つの穴へと埋めていった。
「んっ! 祐一さん・・そんなに中で指を動かさない・・で・・・んんっ!」
キュッ! と締め付ける搾りに負けないように指を出し入れする。
奥まで入れると、そこでクニクニと曲げたりして祐一のモノが入るようほぐしていった。
「あっ、あっ、あっ! んっ、んっ、んっ! やぁ・・また気持ちよく・・・」
ひくひくと窄まりが出し入れする指に合わせキュッと絞まる。
またもや膣奥から流れ出た愛液は内股を伝い濡らしていく。


(もぅいいかな?)
指を抜くと秋子のお尻を両手で広げる。
祐一の唾液と自分の愛液で濡れた2つの穴が見えた。
秋子は大きく息をつきながら、次を待つかのように顔を伏せたままギュっとシーツを握ったままだった。
「行くよ秋子・・」
そう言うとモノをあてがい挿入した。
「!? 祐一さん、そこはお尻じゃな・・・・あぁ! あん・・あっ・・あっ、あっ!
「ちょっとこっちで俺のを濡らしておかないと、入れるとき大変そうだしね」
そう言い、膣内を出し入れする。
相変わらず気持ちいいソコを味わっていたかったが、当初の目的を思い出し抜き去る。

今度は、秋子の愛液で濡れたモノをもぅ1つの穴に当てると徐々に奥へと進む
「んんっ! お尻に入って・・・・いやぁ、お尻が裂けちゃ・・・ふわぁぁぁ!!」
キツイ締め付けをモノに感じながらも根元まで埋める。
窄まりはキュっと締め付けるが、奥の方は愛液で濡れた膣内とは違った柔らかな締め付けを感じた。



「ゆ、祐一さん・・入りましたか?」
「あぁ、全部入ったよ・・うっ! あ、秋子のお尻も気持ちいいよ・・・大丈夫?」
「は、はい・・・私は大丈夫ですから・・・う、動いてくだ・・さい」
その苦しそうな言葉と根元を締め付ける感じを受け、少し後悔の念をいだく・・
だが、ここで止めれば秋子さんのこと、自分のせいで・・と思うのは想像するに容易かった。
ならばココも秋子を気持ちよくしたい・・してあげたい・・
そう考え空いた手で秘所の敏感な突起を濡らしながら撫で上げたり、
胸を揉みあげたりと体験したことのない場所への異物の緊張を和らげていく。

「力を抜いて・・・そう、一緒に気持ちよくなろうよ秋子。・・・大好きだよ」
「ゆ、祐一さん・・・うぅ・・私も大好きです」
身体だけではなく気持ちまで伝わったのだろう徐々に緊張の力が抜けていき楽に動けるまでになった。
そして、ゆっくりと動く。
「あぁ・・んんっ・・・・はぁ・・はぁ・・・」
何度か前後してるうちにスムーズに動けるようになり、秋子もそれに答えるかのように声を洩らす。
「あっ、あっ、あっ・・・いい、お尻が何だか気持ちいいの・・・んっ、んっ、んっ! ひゃぅ!」
その言葉は嘘でもなく、もっと快感を得ようと自ら腰を使うようになってきた。
「はぁ・・はぁ・・俺も気持ちいいよ・・・秋子のおしり気持ちいいよ!」
もぅ遠慮も無くなり、お互いが気持ちよくなろうとピッチを上げる。
パンパンッ! という肌がぶつかり合う音が響く
「あぁぁ! 激しいです祐一さん!! おしりが壊れちゃう・・・でも、でも、もっと!もっとぉ!!」
秋子の腰を両手で掴み、一心不乱に腰を打ち付ける。もぅ最後に向かって動きを止めることなど出来なかった。
「秋子・・秋子・・・秋子っ!!」
「ゆ、祐一さん・・祐一さん・・・祐一さぁん!!」
名前を呼び合いながら流れ来る快楽を受け止めていった。



「あんっ、あっ、あっ、あっ! んっ、んんっ!! あんっ!あんっ!!きゃふっ!
 わ、わたし・・もぅ・・・イっちゃう・・おしりでイっちゃいそうです!我慢できませぇん!!」
伏せてあった顔を上げ、頭を左右に振りながら最後の絶頂を迎えようとする。
「お、俺も・・・・・秋子、こっちには出すよ! 出していいよね? お尻の中に出していいよね!」
「来て、来てっ! 思いっきり出してください! 祐一さんのを私の中に出してぇぇ!!」
そう言うのと同時に今以上にキツイ締め付けを感じ、膣からはプシュ!と愛液が噴出す。
手足を伸ばし、背筋を思いっきり反るかのようにピクピクと痙攣を繰り返す・・・
秋子がイった瞬間だった。
それをモノに感じた時、祐一は最後のひと突きを秋子の最奥に叩き込む。
「秋子っっ!!!」
祐一も同時に白濁した精液を思いっきり吐き出していた。
ビュク・・ビュク・・ビュク・・・
何度も射精を繰り返しながら、秋子の直腸内を満たしていく・・・
それをモノ自体でも感じながら祐一は幸せな気持ちになっていった。
そして、これで本当に秋子さんへの想いを忘れられる・・・いや、
秋子さんへの想い以上に名雪を大切に思えるようになった。
それは秋子さんも同じだったのだろう、二人が離れた後、今まで以上に満面の笑みを浮かべ

「ありがとうございました・・・・そして、さようなら・・・・・大好きだった男性(ひと)・・」





その後は、二人で一緒に風呂にはいり綺麗になると祐一の部屋のベッドで一緒に寝る。
秋子さんの子供のころや学生時代のこと、そして夫になる人と巡り会えたこと、そして別れの時・・・
それから秋子さんの職業や年齢、そして最大の謎だった、あのジャムの材料・・・
二人、お互いのことを知り合うようにいろんな事を話した。
そして、夜の闇が晴れようとする頃、ウトウトとする俺に「おやすみなさい」と優しく声をかけると
柔らかな甘いキスをして二人、まどろみの中へと落ちていく。
それが本当にあるべき現実へと戻る最後の・・・本当に最後の魔法のキスだった・・・



    ・
    ・
    ・



「ただいまぁ! お母さん、祐一!!」
合宿の疲れも残っているはずなのに、名雪は元気に帰宅の挨拶をする。
「お帰りなさい名雪、疲れたでしょう? そろそろだと思ってハーブティーを煎れておいたわよ」
「わぁ、ありがとう!お母さん! あれ?祐一は?」
ヒョコっと2階へと続く階段の影から緑の怪しげな物体が顔を出す。
「おっす! おら、けろぴー!! 名雪、おいらは一人で寂しかったぞ〜! 名雪は寂しかったか?」
「祐一・・・相変わらず変なことには真面目なんだね」
声色使ってても名雪にはバレバレだった・・・・って、そりゃ秋子さん以外には俺しか居ないが・・
よいしょ! っと、けろぴーを肩車すると名雪の前に現れる。
「よぉ、お疲れさん! はぁ〜・・名雪が居ない朝は楽だったが、明日からはまた大変そうになりそうだ・・な?けろぴー?」
冗談めかして言うと、けろぴーが頷いてるかのように前後に動かす。
「う〜、やっぱり祐一いじわるだよぉ〜」
あははっ・・3人の笑い声が響く


「私はお茶の用意をしますから、名雪は着替えて来なさいね。あっ、祐一さん名雪の荷物を持ってあげてくださいね」
「お安い御用ですよ。よし、行くぞ名雪!」
「わわっ! ゆ、祐一・・私を抱えてるよ〜」
「むっ!? 名雪・・・・おまえ太ったな重いぞ〜!」
「そんなことないよ〜!」
ポカポカポカっ!
「いていて、そんなに叩くなって!」
「ふふっ、相変わらず仲が良いわね。早く二人の子供をお母さん見たいわ」

その言葉を聞き顔を真っ赤にさせ大人しくなる名雪
それを合図に祐一は名雪を抱えて2階の部屋へと上がっていく。
部屋の前で名雪を下ろすと、祐一は改めて挨拶をかけた。
「お帰り名雪」
「あっ・・・うんっ! ただいまだよ、祐一!!」
そう言い、祐一に飛びつくように抱きついた。
そして1週間ぶりのキスを交わす・・・
名雪のキスは、やっぱり名雪の味がした・・・・




そして、いつもの毎日が始まる。
でも、今までとは違って更に名雪を想う毎日
本当に大事にしたい、幸せにしたいと想う・・・
だから、最後に想う・・・
秋子さん、ありがとう・・・そして、さようなら・・・



   ★あとがき★

とりあえず、秋子さん誕生日記念ってことで・・・(マテ
またまたやってしまいました・・セラくんのエロエロ大魔人ぶり爆発です。(笑)
はぁ〜・・・秋子さん好きの人から闇討ちに遭わないよう気をつけないと・・・(^^;

SSのネタを考えてる中、何となく秋子さんネタで面白いの無いかな?
なんて考えてるうちに、ちょっちダークなネタが浮かんだのでんです。
でも、そのネタってコレの後日談みたいな感じだったんですけど、
なぜか、そのネタのためのプロローグに気合が入ってしまい、ただのエロエロ作品で終わってしまいましたね。
っと言うわけで、かなり妄想爆発な内容ですけど、そこはセラくんってことで・・・(笑)

けど、秋子さんって本当に良い人ですよねぇ
他のキャラに萌えてても、秋子さんも好き♪ って人は多いんじゃないでしょうか?
自分もそうですし。(^^;

人を想う気持ちって、楽しくて苦しくて、特に人を好きになった時・・・
ましてや、適わぬ恋なんていうのは辛いものです。
一緒にいたい、話をしたい、キスをしたい、抱きたい・・
なんてのは異性を好きになったのなら当たり前の想いだと思うわけですよ。
ただ、やはりそこは一人想うだけではダメですし、相手も好きになって欲しい
その形が、お互いひとつになって愛しあうことが出来ると・・・

まぁ、なかなかそれが難しいんですけどね。(^^;


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