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<Phantom Night>

闇夜の空に一際大きく輝く金色の満月・・・
地球から38万キロ離れた唯一の衛星でもある月は潮の満ち干きなどによる地球への影響だけでなく
人々の心にも影響を与えているという話を聞いた事がある・・・

満月の夜には犯罪が増えたりするそうだ・・・狼男の伝説も満更ウソではないのかもしれない。
それに女性の月経の周期にも関わるとも言う。
体内を70%とも言われる水分と、女性だけに与えられた子供を産むという能力が月に影響されてるのだろうか・・

ふふっ・・・ただの言い訳かもしれないな・・・・こんなことを考えるなんて・・
今の私の行為なんて・・・・月の影響なん・・て関係ない・・・・のかもしれない・・・・
ただ・・・・ただ・・・好きな人を想うだけで・・・・・こんな私に代わってしまうのだから・・・

 「・・・あぁ・・・兄くん・・・好きだ・・・・兄くんのことが好きなんだよ・・・!」

そう・・私はいま自分で自分を慰めている・・・・
ふふっ・・・自慰とはよく言ったものだ・・・・体は名を現す・・・・か・・

 「くふぅ・・・・凄く・・・濡れてる・・・・」

指で弄ってるだけでも気持ちいいのに・・・兄くん・・・・キミのことを思い浮かべるだけで・・・
そして・・この指が兄くんのだと想うだけで・・・クチュクチュと濡れて・・・柔らかく・・・熱く・・・

 「・・・あぁ、兄くん・・・・そんなに広げちゃイヤぁ・・・・」

右手の人差し指と・・・中指を使って・・・Vの字を作るようにすると・・・・あはっ、私のアソコが開く・・・
あぁ・・・兄くんに私の恥ずかしい場所を・・・・・はぁ・・見られてる気持ちだ・・
んっ、開いたアソコから溢れ・・て・・・はぁ・・はぁ・・・アソコだけじゃなくてお尻の穴まで濡れちゃってるよ・・兄くん。

 「み、見ないで・・・兄くん。・・・そんなに顔を近づけ・・・て・・・・あぁっ!!」

自分で一番気持ちいい個所・・・・そうだねクリトリスとか・・肉芽とか言うそうだね・・
ふふっ、確かにプクっとした芽が出てるね・・・・・快感と言う花を咲かせる芽が・・・・
そこをノックするかのように優しく摩る・・・くふぅ・・・あぁ、体がビクって震えたよ。
アソコを摩るときは・・・ジワジワとした気持ちよさなのに・・・・ココは頭の奥にまで届く・・・ね。

 「はぁ・・はぁ・・・兄くぅん。兄くんのが・・・・欲しい・・わたし・・・わたしの・・」

妄想の中の兄くんはニッコリと笑うとね・・・私のアソコにあてがうんだよ・・・もぅ1人の兄くんを・・・

 「は、挿いって・・くる・・・・きゃふっ!!」

それに合わせるようにね・・・中指をわたしの膣中へと滑り込ませて行くんだ・・・んっ・・・あはぁ!
す、凄いね・・・指がぬるぬるとしてるけどキュゥと締め付けてきて・・・・自分のなのにこんなに気持ち良いよ・・
指だけでこんなに良いんだから、兄くんの・・・・太いのが入ったら・・・わたしどうなっちゃうんだろう・・
ふふっ・・・兄くん・・・いつか、いつか兄くんのを味あわせてもらうからね。

 「動いて・・・兄くん、もっと・・もっと奥まで動いてっ!」

兄くんの腰の動きに合わせるように中指を出し入れするんだ・・・
この柔らかく・・・それでも熱い締め付けが・・・凄く・・・・気持ちいいよ。
あははっ、兄くんもこの良さを知ったらわたしを手放せなくなると思うよ・・・・
・・・・違う、わたしが兄くんを・・・・手放せなくなってしまうかもしれない・・・・な。

 「あはぁ・・・兄くんそんなに乳首を弄ったらダメだよぉ・・・・でも・・でもぉ」

空いた左手でわたしの胸を弄る・・・・あぁ、こんなに乳首が立ってしまって・・・
ひとりエッチでこんなに興奮してるなんて・・・・そう・・やっぱり兄くんがいけないんだよ。

 「くぅ! ・・・あぁ・・あぁ・・わたし・・もぅダメぇ・・・・兄くん一緒に! 一緒にぃ!!」

あぁ、来るよ・・・何かがわたしを包み込んで・・・そして弾けてしまうものが・・・
兄くんの姿を・・・顔だけを思い浮かべながら・・・・兄くんだけを声に出しながら・・・昇りつめて行く・・・

 「あっ・あっ・あっ・んっ・んっ・んん・・んんっー! あ、兄くぅぅーーん!!!」

イ、イっちゃぅぅ!! 兄くん! 好きっ! 大好きだよぉ!!

・・・・頭の中が真っ白になり、腰が自然と浮き上がるように跳ねる・・
更にギュっと締めつける膣から指を抜き出すと、私のいやらしい液が吹くように流れ出した・・・


     ・・・
    ・・・・・・
   ・・・・・・・・・・


ふふっ、凄く気持ちよかったんだね・・・昂揚した私の体は手足を投げ出して死んだように横たわってるよ・・・

・・・・・? おかしいな? ・・・なんで・・・なんでわたしが私を見ているんだろう?

ふと自分の姿を見やる・・・確かにこれはわたしの身体だ・・裸のままなのも同じ・・・
イった感覚も覚えているし感じていた・・・だけど・・・・だけどわたしの身体は宙に浮いてることが違ってるな・・

 『・・・・なるほどな。どうやらイった拍子に・・・魂が抜け出てしまったみたいだ』

気づいてみると、わたしの身体は少し透き通って見える・・・
ふむ、寝ている時にはあったけれども・・・こんなことでもなってしまうとは・・・な。
これも兄くんのせいなのかもしれないね・・・・だから・・・・だから・・・ふふっ、このまま兄くんの家までお邪魔させてもらうよ。


    ・・・・・・

ふわりと浮いた魂だけの体を翻し、軽やかに飛ぶ・・・
身体と言う重い鎧を脱ぎ去ったわたしはまるで鳥のように夜空を駆け抜ける・・・
目的の兄くんの家なんて、あっという間だった・・・
もっと、この自由な散歩を楽しみたかったが、兄くんへの想いの方が勝ったようだね・・・


兄くんの部屋を見つける・・・んっ?まだ起きてるのかな・・・・?
窓のカーテン越しに灯りが洩れてる・・・・ふふっ、これは好都合だね・・
兄くんの前に・・このまま現れて・・・気づいてくれるかな・・・だったら・・・嬉しいかな?

それじゃぁさっそく・・・と、窓を通り抜け兄くんの部屋へと入って・・みた・・・・・・

 『・・・・ふむ』

ふと真面目な表情をし・・・ちょっと右手の人差し指を唇に当てて考える・・・

 『確かにあれは兄くん・・・だよね・・・?』

で、口に当てていた指を・・・ベッドに腰掛けている兄くんへと向けてみた・・・そこには・・

 『・・・・・・・兄くんも・・・・・・・兄くんもひとりエッチするんだね・・・』

そう、そこにはベッドに腰掛け・・・もぅ1つの兄くんを気持ち良さそうに擦り上げる兄くんが・・・・見えた。
大好きな人がそんな行為をしてることに・・・多少のショックを受けたよ・・・
けど・・・けど、兄くんは一体・・・・誰を想いながら・・・して・・るの・・・
ううん・・・わたし以外だったら・・・・許さないよ・・
わたしだって、兄くんを・・・・兄くんだけを想ってしてるんだから・・・

そんなことを思いながらも・・・何故か兄くんの行為から目が離せないよ・・・
初めて見る兄くんの・・・・いや、男の人の性器を見るのも初めて・・・だからか・・

ふわりと部屋の中を浮いていた身体を床に降ろし・・・膝を着くと目の前に見える兄くんのアソコを見つめる・・・
これが兄くんの・・・先っぽから何か出てる? ・・・男の人も濡れるんだネぇ・・・
シュッシュッ・・・って音にクチュクチュとした音が混じって・・・
しかも・・・・これって結構大きいよね・・・わたしのに挿いるのだろうか・・

 『・・・んっ』

自然と手がわたしのアソコを開いて触ってしまっているよ・・・しかも・・見ているだけで濡れてきてしまっている・・霊体でも感じるんだね・・・
ペタって兄くんの部屋の床に座り込んで向かい合うように足を開いてみせる・・・
Mに開いた足の付け根にはわたしのが・・・目の前には兄くんのが・・・
ふふっ・・・まさか兄くんもわたしがここにいて・・・兄くんのを見て気持ちよくなってるなんて・・・ふぅ・・思わないよね・・あぅ・・

 『あん・・・あ、兄くん・・・わたしの・・千影のアソコはこんなに濡れてるよ・・・きゃふっ!』

溢れる愛液を人差し指で拭うと、包皮に隠れた肉芽を撫で上げる・・・更に溢れる蜜とわたしの快感・・・
見えてないはずなのに兄くんが見てる気がするよ・・・あは・・
不思議と・・・わたしと兄くんの手の動きのピッチが同調するかのように動きが早くなるのが・・・・嬉しい

 「・・・・くっ・・・・・げ・・好きだ」

兄くんが何か・・・誰かの名前を呟いた・・・えっ?・・兄くん・・・本当!?
たぶん他に誰か居ても聞こえないぐらいの呟き・・・でも、わたしには・・・

 「はぁ・・ち・・かげ・・・千影・・・千影・・!」

兄くんが・・・兄くんの相手って・・・・

 『あぁ・・・兄くんはわたしを相手にしてくれてたんだね・・・嬉しいよ』

何だろう・・・こんな秘密の行為で兄くんの気持ちを知るなんて・・・ふふっ、やっぱり私達は違ってるようだね。
自然と手足を着いて目の前に見える・・・何だかさっきとは違って逞しく見えてしまう兄くんのアソコを直視してしまう・・・
先っぽの方がビクビクと震え・・・何だか大きくなって来た気がする・・・・もしかして・・
四つんばいになりながらも自分のアソコを弄る右手は止まらない・・・ひくひくと蠢く膣から流れ落ちる愛液が・・足を伝わっていってるよ・・

兄くんもベッドに腰掛けたまま天井を見上げるように左手を着き背を反らしつつも右手の動きは止まらず・・・最後へと向かう・・

 『兄くん・・・兄くん! 兄くんのそれが欲しいよぉ!!』

何気なく・・・・兄くんのアソコの先っぽを舌で舐める感じで・・・チロッと軽く触ってみた・・・!!?

 「!! ち、千影っ!!!」

 『・・・んっ! きゃふっ!!』

兄くんのアソコから吐き出される白いもの・・・精液って言うんだよね・・・が、わたしに向けて射ち出される・・
慌てて離れると・・・顔にかかったはずのアレを拭おうと手で触れてみたけど・・・

 『・・・あれ?・・確か顔に付いたかと思ったのだが・・・・んっ?兄くん・・・?』

ふと視線を上げると・・・目の前にはキョトンとした顔をした兄くんが・・・わたしと同じように宙に浮いて見合っていたんだ・・

 『・・・・・ち・・千影? なっ!? なんでお前がココに!!』

相変わらず落ち着きが無いと言うか・・・騒がしいと言うか・・・・・ん? なんで兄くんがわたしのことを見えてるんだ?
しかも・・・部屋の中で2人ともフワフワと宙を漂って・・・・もしかして・・

 『兄くん・・・兄くんもさっきの事で霊体だけ出てきてしまったようだね・・・』

そう言って・・兄くんに向かい指を指し・・・そのまま下へと向ける・・・同時に兄くんの顔も下へと向いたのだが・・

 『・・・・・う、うわぁぁっ!! お、俺があんなところに!?』

そう・・・宙を浮くわたし達の下には・・兄くんが自分のアレを握ったままベッドの上で仰向けに倒れてる姿が見えたんだ・・・

 『なんていう見っとも無い格好を・・・んっ? ちょっと待て! どうして千影がいるんだ? ま、まさかこれは千影のせいなのかぁ!?』

・・・霊体になっても全然かわらないね

 『・・・いや・・わたしは何もしてないぞ・・・それ以前にわたし自身も兄くんと同じようなことをしていて・・それで・・・こうなってしまったんだ・・』

 『そ、そうなのか?』

 『・・・あぁ』

・・・実際には兄くんがイく時と、わたしが兄くんのに触れた感覚が同調して・・・わたしの方に引っ張られたと思うのだが・・・・
これは黙っておいたほうが良さそうだな・・

 『ふぅ・・・まぁとにかく早く元に戻る方法を考えない・・・と・・な・・・・・って、千影・・・なんでココにいるんだ? それ以前に・・・もしかして・・・・・見て・・た?』

コクリ・・・

 『・・・・そう言うと・・アレも・・・・聞いたか?』

コクコク・・・

 『・・・・・・・』

 『・・・・・・・』

 『・・・・・・・(ボッ)』

あっ・・・真っ赤になった・・・・

 『い、いやアレはだな・・・その・・なんて言うか、ほら・・アレだよ! そうそうアレなんだよ!! あはっあはははっ』

兄くん・・・・・

 『えっ? ち・・・・千影・・』

ギュって・・・兄くんを抱きしめてしまったよ・・・・さっきとは違って・・・今度は・・触れられるよ・・・

 『兄くん・・・・嬉しいよ・・・兄くんが私の事を想ってシテくれてることが・・・・』

 『・・・・千影・・・こんな・・・こんなことしてる俺なんか軽蔑しないのか?』

 『ふふっ・・・言っただろ・・・・私も兄くんの事を想ってシテたって・・・・ううん・・・兄くんじゃなきゃそんなことしないよ・・・』

 『ち・・・千影っ!!』

兄くんもわたしのことをギュって抱きしめてくれて・・・・ふと見上げると大好きな兄くんの顔がすぐそばに見えて・・・そして・・・そして・・

 『・・・兄くん・・・・・・・・大好き・・』

それが自然の流れのように・・・わたしと兄くんは唇を重ねあった・・・ん・・だ・・・・
・・・現実には短い時間・・・・だけど2人にとっては長い時代(とき)を超えて辿り着いた時間・・・
お互いに顔を離す・・・たぶん・・・わたしは・・・・・1番の笑顔を見せているんだろうな・・・兄くんの幸せそうな表情から見えてくるよ・・

 『あっ・・・・兄くんのが大きく・・・なってきたよ・・』

そう、2人とも裸のままだし・・・だから・・わたしのお腹に兄くんの熱いのが当たるのが直に分かるんだ・・・

 『い、いや・・そのこれはだな・・・けっしてやましい気持ちじゃなくて・・・その・・なんて言うか・・・えと・・ち、千影の身体が柔らかくて・・いい匂いがしたものだから・・』

ふふっ・・・霊体のままだから感覚が直に伝わりあうんだろうな・・・・現にわたしのアソコだって・・

 『兄くん・・・別にかまわないよ。私も兄くんのを見てたら我慢出来なくなってるんだ・・・・だから・・しても良いよ・・』

そう言って兄くんから離れると兄くんの大きくなったモノを目の前に見る・・・
そっと手で触れてみるとビクッてするものだから兄くんに謝ると「千影の手が柔らかくて気持ちよかったから」って言ってくれた・・・

 『・・・こう・・・かなぁ?』

さっきまで兄くんがしていたように片手で優しく握ると上下に動かしてみた・・・熱くて・・・固いね・・
兄くんの気持ちよさそうな顔を見てると・・・もっと良くしてあげたい・・・うん・・兄くんのだから大丈夫・・・

 『あむ・・・んっ・・・んっ・・・んくんく・・・』

 『くっ・・・千影が俺のをしゃぶってる・・・いいよ千影・・気持ちいいよ』

わたしの口の中で兄くんのが・・・暴れてるよ・・・あん・・んんっ・・・
ダメだ・・・・わたしの手でわたしのを弄ってたけど・・・手だけじゃ我慢できないよ・・・

 『ぷは・・・あ、兄くん・・・私・・・千影もぅダメ・・兄くんのこれ・・・挿れて・・千影のココに・・・お願いだよ・・』

そう言ってわたしは兄くんに向かい、足を広げて立ち膝すると弄っていた指でアソコを広げて見せたんだ・・・
あぁ・・奥のほうがムズムズして・・・・早く・・早くして・・

 『ゴクッ・・・ち、千影・・・綺麗だよ千影のアソコも・・・・・』

あっ・・・兄くんが足の間に入ってきて・・・・そしてアソコに兄くんの先っぽが挿い・・・って・・・んんっ!!!

 『千影っ!!』

 『んはぁ!!!』

兄くんのがわたしの身体を挿すように・・・広げながら奥へと・・・奥へと・・・届いた・・

 『し、締まるっ! あぁ・・・千影の膣中・・・・キツくて気持ちいいよ!』

 『あっ・・あっ・・・あ、兄くんの・・・・大っきい!!!』

兄くんの胸に顔をうずめながら背中に手をまわし・・・1つになったわたしは・・兄くんを抱きしめたんだ・・・

 『痛くないか千影?』

 『う、うん・・・大丈夫みたいだ・・・兄くん、しばらくこうしていてくれないか?』

 『あぁ、分かってるよ。 それに千影のなかは動かなくても気持ち良いしな♪』

 『・・・もぅ・・バカぁ・・』

そう言って、照れるわたしと唇を重ねたんだ・・・兄くんの想いが伝わってくるようなキス・・・だね。
だから・・かな? 兄くんにもっと気持ちよくなってほしいなんて・・・思うなんて・・
素直なわたしなんて・・・兄くんは好きになってくれるかな・・

 『んっ・・・兄くん、もぅ大丈夫だから動いてもいいよ・・・兄くんの好きなように・・・私を感じてくれ・・』

 『だけど・・・・うん・・分かった、俺も千影のことを想って・・・千影も気持ちよくなるように頑張るよ』

 『兄・・くん・・・・あぁ!! あん・・・ん・・ん・・・んんっ!!』

兄くんのが私の中から出て行く・・・あっ・・・今度はわたしを押し広げながら挿いって・・・くぅん・・深いよぉ
な、何? ・・・これって・・・・凄く・・・あは・・・・気持ち良くな・・って来て・・・あっあっ・・

 『千影・・・千影・・・千影っ!』

 『あ、兄くん・・・凄い・・凄い!! きゃふっ! 奥まで・・・深くまで・・・もっと、もっと突いてほしい・・』

 『あぁ、分かってるよ。俺も千影の奥まで届くと気持ちよくて・・・くっ! 腰が勝手に・・・』

霊体・・・と言うか精神体でのSEXだからかな・・・・うぅん、気持ちが通じ合ってるからこんなにお互いに良くなってるんだよ兄くん・・・
でも・・・でも兄くんの先の膨らんだ部分がわたしの濡れる襞を掻き分け、子宮口を突き上げるように届くと・・・
兄くんと1つになってるのを感じて・・・凄く・・・凄く・・・いいよっ!!

 『はぁっ・・・あ、兄くん・・・私もぅ・・・イきそう』

 『んっ・・んっ・・・千影・・・俺も・・・俺もイく』

はぁ・・はぁ・・・兄くんの腰の動きが早くなって・・・わたしのアソコも兄くんのを締め付けてきて・・・くぅ! もぅ弾けてしまうよっ!!

 『イ・・イく! イく!! あ! あっ! あっ!! あ、あに・・兄くん!! 兄くん!!!!』

 『うっ! もぅ・・・ち、千影・・千影っ! 千影ぇっっ!!!』

 『んんっ! うわぁ・・・あぁ!! ・・・・・・・ああああぁぁぁぁぁぁっっっんん!!!』

兄くんの体を思いっきり抱きしめて・・・足のつま先まで一杯に力を込めて・・・びくびくと震える兄くんのを一杯に握り締めて・・・
わたしは・・・わたしは・・・・・兄くんの・・・・うぅん・・・大好きなあの人を感じながら・・・・
白い靄が意識にかかるかのように・・・落ちて・・・消えていく・・・・

 『・・・兄くん・・・私・・・・兄くんと出会えて・・・・兄くんを好きでいられて・・・・本当に・・良かったよ・・』

そして、わたしの意識はそこで飛散するように消えていった・・・・


      ・・・
    ・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・



・・・・・・月・・・闇夜に輝く満月が見える・・・何か夢から覚めたような気持ちだ・・・

霞のかかったような意識を振り払うかのように・・・・2度・・3度と頭を振る・・・・

そして覚醒したわたしはあたりを見渡す・・・

 「そうか・・・・夢・・・だったんだな・・・・」

上半身を起こすとベッドの下に落ちているいつもの着慣れた服を肩から掛けた・・・

 「ふふっ・・・淫魔が私に悪戯したのだろうな。今度お仕置きしてやらないと・・・・」

自嘲気味に笑うと手のひらに何かが落ちる・・・・1滴・・・2滴・・・・雫が甲を流れ落ちる・・・

 「わ・・わたしは泣いてなんか・・・こんなことで泣いて・・・・・!!」

頬を伝わる涙を感じ、ぎゅっと目蓋を閉じる。

視界が閉じた闇には・・・あの人の顔が・・・

 「うぅ・・・もぅ嫌だよぉ!! 人を好きになってこんな想いをし続けるぐらいならいっそ!!」

その時、ふとお腹の中が熱く感じた。

何か・・・私の中に暖かな何かを・・・・私への想いを託したモノを感じる・・・

 「ま、まさか!!」

私の下腹部に手を当てるとそこからあの人の意識が・・・

 「あははっ、そうか・・・あれは本当のことだったみたいだね兄くん。体はそのままだけど・・想いはちゃんと・・・届いてるよ」

ベッドから降り立ち上がると月灯りが射し込む窓へと歩く・・・・途中で肩に掛けていた服が落ちたけど気にせず満月を見上げる。

 「兄くんも今ごろは・・・・同じ月を見上げてるかな・・・・」

両手を広げて全身に月からの光を浴びながら・・・明日は兄くんの家に行こうと思った。

そして・・・・・


   〜 fin 〜


   ★あとがき★

>作者の感想
 「うわぁ! めっちゃ失敗しましたぁ〜!! (涙)」

ってなわけで初のシスプリSS・・・しかも18禁だし・・(ばく)
シスプリはアニメで初めて知ったんですよねぇ
最初は「めっちゃツマらないアニメだなぁ・・・妹が12人? 父親はセンチの主人公か!?」
とか言った批判的な意見しか持ってなかったんですけど、
「アニメがツマらないのは原作を知らないからじゃないのか?」
と言うわけでシスプリ関係のHPを見てみたりと情報収集をしてるうちに気になる妹が・・・まぁ、それが千影たんだったわけですが、
何気に買った千影たんのキャラコレ本で見事に撃墜・・・そのまま堕ちるように千影たんのファンになってしまいました。(自爆)

今回のもキャラコレ本を読んでてふと思いついたんですけど、途中で何となく気合いが無くなってしまい半月ほどほったらかし状態・・・(w
なんて言うか・・・18禁SSの書き方の難しさを感じちゃったんですよねぇ
そう言うほど書き込んでるわけでも無く・・・作品数も多くないけど、
何となく「気持ちいいよ!」とか「イ・・イくよぉ!」とか入れてればキャラなんて誰でもOKじゃないかとね。(^^;
しかも、シスプリや千影たんのことなどほとんど知らない状態で、勢いだけで書き始めたのもあって
ファンが見ても自分が見ても・・・「これって千影たんじゃねぇ〜!!」とか気になってしまうし・・・
まぁ、だからと言って他の作品が見事にそのキャラの特徴を掴んでるかというとそうでもないし・・・
そう言うジレンマに陥ってしまってる状態ですぅ〜 (涙)

後はエッチシーンをどう文章化するかも難しいものですねぇ
頭の中の妄想シーン(笑)を文にするんですけど、これがまた上手く出来なくて・・・
今回のも凄くいい加減な感じですね。
一人称で進めていくのがこんなに大変だとは〜! (><;;

とりあえず次はもっと燃えるシチュエーションをやってみたいですねぇ
一応、ネタはあるんですけど・・・・かなりヤバいかもね。(^^ゞ

それでは最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。(ペコリ


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