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『母親への憧れ 〜From the best friend to a mother〜』
「はぁ、はぁ・・雪見、ダメだ俺もぅ・・・我慢できない・・・」
「あっあんっあんっ・・わ、私ももぅイく、イっちゃう! 浩平、浩平ぇ!!」
いつも2人が寝慣れたベッドの上で、今は折原浩平と深山雪見が愛する男女の行為の舞台と化していた。
浩平の前後運動に雪見の身体が揺れる動きがベッドをギシギシと揺らし、白いシーツも二人の交わる度に皺の数を増やす。
その度に雪見の膣内を潤す愛液が浩平の太くくびれた部分によって掻き出されベットリと濡らしていく。
「はぁはぁ・・あくっ・・雪見ぃ、出すぞ・・お前の中に出すからなっ!」
「あ、あ、あぁっ! わたし・・私も出ちゃいそうっ! 浩平、こっちもイっちゃうっ!!」
「あぁ、いいぞ。雪見も自分ので自分を汚すぐらいぶっかけろよっ!」
「あぁーっ!! 浩平、浩平ぃーーっ!!」
雪見に覆いかぶさるようにした浩平が雪見の首筋に顔を埋めながら最後の瞬間に向けて激しく突き動く。
浩平の大きく広い胸に雪見の2つの柔らかな膨らみと、先端のコリコリとした突起を感じると共に、
下腹部に感じる肉の棒のような感触・・・
その雪見の女性の部分から生えた浩平と同じ形をした性器が2人の間に挟まれている。
そう、男性器と女性器を持つ「ふたなり」と呼ばれる身体をした雪見・・
・
・
・
幼い頃、雪見の股間にあったわずかな大きさをした肉の突起だったものが、
思春期を迎えた辺りから徐々に姿を変えていき今では浩平のと比べても遜色のないほどのモノと変貌していった。
中学・高校時代にはその自分の人とは違う部分に嫌悪と畏怖を感じ心を閉じ篭もる日々の中、
1人の大切な親友、そして1人の愛する男性を迎え入れた時、雪見の生き方は大きく変わっていく。
そう、あれは忘れられない1年の始まり・・・
桜のつぼみが芽吹き花を咲かせようと準備をしている、そんな春の訪れを感じられる季節。
浩平と雪見の通う学校、そして演劇部の卒業公演が終えた体育館。
大好評の元に幕が下り、その余韻が残る体育館の舞台の上には今は雪見が・・舞台下には浩平だけしかいない月夜の挿す刻・・
演劇部の劇とは違う雪見だけの1人舞台による演劇・・そして観客は浩平・・
大好きな人への想いを伝える劇の主役の女の子・・・それはいつしか劇中の主役ではなく、深山雪見と言う女の子の言葉として語られる物語。
浩平と出会い変わっていけた自分・・そして芽生えた恋心を今までの気持ちと想いを乗せた1人劇はクライマックスへと向かう。
舞台に立つ女の子・・月明かりのスポットライトを浴びながら最後のセリフ・・・全ての気持ちと想いを乗せた、たった一言のセリフで劇の幕が下りる・・
「私は・・あなたの事が大好きです・・」
悔いのない告白を最後に静かに目を閉じる。
不安と恥ずかしさを表情に湛えたまま息を整えるが胸の中のドキドキは収まらない。
閉じた瞳に映るのは暗闇・・・目の前にいるはずの彼の姿を見るのを怖がる自分・・
パチパチパチッ!!
そんな時、雪見の耳に届く、大きな拍手・・・そして今度は彼からの声・・・彼からの告白。
「深山先輩・・・俺も先輩の事が・・好きです」
「えっ・・」
顔を上げ目を開けた瞳に月夜に彩られた彼の姿が映る。
その表情は男として愛する女性を守るような真剣さを感じられる、そんな今までに見たこともないような逞しい瞳。
それに吸い込まれるかのような感覚を抱きつつ、雪見は更に問いかける。
「本気・・なの・・? こんな私なんだよ、女の子じゃない部分を持った変な女の子なんだよ。 ・・・・それでも良い・・の?」
「深山先輩・・・いや、雪見は雪見だよ。 俺の大好きな女の子であるのは確かなんだ、その女の子が深山雪見と言うのだけは間違いない・・だから俺は深山雪見が大好きだよ」
「こ、浩平・・・くん・・・」
溢れる涙、口元を押さえる両手で嗚咽を押さえようとするも、溢れてくるのは嬉しさと幸せな気持ちを湛えた涙。
「浩平ーっ!!」
雪見は舞台下で待つ彼に向かい走った。
舞台の段差など気にもせず飛び降りると雪見の気持ちを受け取ってくれた彼に向かい駆ける。
その彼の胸に飛び込み、この手で・・体で彼を感じ取れるのを願って雪見は両手を広げて浩平を抱きしめる・・・しかし・・
「大好きな雪見を残して消えるのが悔しいよ・・・俺」
「えっ・・?」
声が後ろから聴こえる・・・彼を抱きしめる手には何も感じられなかった。
浩平の立っていた場所から数歩だけ離れた場所に何が起こったのか判らず戸惑う雪見の背中に届く声・・
「だけど、俺は絶対に戻ってくるよ。 ・・・だから今だけ・・は・・・ゴメン・・な・・・・先・・・ぱ・・い」
「浩平っ!!!」
振り返った先には自分がさっきまで居た舞台・・・そして窓から射し込む月明かりが映る床・・・
自分以外の存在を感じられないこの狭い世界に戸惑い大好きな彼を探す。
「嘘・・・どうして・・どこ・・浩平・・・冗談・・だよね・・?」
嬉しさと幸せを感じた涙が、今はただ流れ続けるだけの涙へと変わる・・・頬を伝い、零れ落ちる涙が床にいくつもの雫を作りあげながら。
それ以来、彼の・・・折原浩平の存在じたいが嘘だった様な世界へと変貌した。
演劇部の後輩の澪にしても、浩平と幼馴染だと言っていた長森さんも、
そして、3人一緒に過ごしたはずの大の親友のみさきでさえも・・・
「えっ、折原・・浩平くん? えっと、えと・・・雪ちゃんゴメン、誰だか知らないよ・・」
彼を覚えているのは自分だけになってしまっていた・・・
・・・・
高校を卒業し進学した雪見は1人暮らしをしながら演劇学校で忙しい日々を過ごしていた。
高校時代での経験を生かした事がプラスになったのか同期生の中でも周囲から認められるほどの実力を発揮していく雪見。
しかし、こと恋愛モノの劇になると二の足を踏むかのようになる自分がいた・・
演技しようとしても体が動かなくなってしまう雪見・・・あの時を思い出してしまう自分・・
「浩平・・・私いつまで待てば良いの・・・」
ふと、1人だけの部屋に帰ると独り言のように呟いた・
秋が過ぎ、冬を越え新しい年を迎え、そしてあの時と同じ春の足音を感じられる季節・・
1年前に自分が立っていた舞台に今は演劇部の後輩達が去年に負けないような卒業公演を行っている。
そしてその公演舞台の体育館に雪見の姿があった。
後輩たちの魅せる演技に一喜一憂しながら最後には周りの皆に負けないような大きな拍手を送る。
「うん、私も頑張らなくちゃね」
彼らの一生懸命の姿を見ていると今まで前に進めないでいる自分に叱責する。だけど・・
「今年の卒業生に浩平の名前が無かったね・・」
改めて本当に居なくなったと言うのを実感し、悲しくなった。
・・・・
月夜に照らされる体育館。
昼間の喧騒とは違った静かな中に雪見は立っていた。
「1年経ったよ浩平・・・」
1年前、浩平の消えた同じ場所だから・・そんな理由だけで雪見はまたこの場所に来ていた。
去年はココには2人で・・・今年は自分ひとりで・・・
目を閉じるとあの時の事が走馬灯のように思い出される。
『私は・・あなたの事が大好きです・・』
『本気・・なの・・? こんな私なんだよ』
大好きな彼への告白・・そしてそれに答えてくれた彼・・
『浩平っ!!!』
ふと零れ落ちた雫が床に落ち弾けた。
いつの間にか自然と流れ落ちる涙を手で拭うと、
「浩平・・・浩平がいなくなって寂しいけど私・・・もっと頑張ってみるよ。
いつかあなたが帰ってきた時に自信を持って出会えるような自分になれるように・・だから」
立ち止まったままだったこの場所から始めるんだ。
「ずっと浩平を待っていてあげる、大好きな浩平をずっと・・・」
次への一歩を始める為に雪見はクルリと舞台に背を向けると出入り口の扉へと向かい歩き始める。
そんな時、ふと柔らかな風が雪見の頬を撫でた・・
「お客さん、もぅお帰りですか? お暇でしたら少しお付き合い頂ければ幸いなのですが」
ふと背中に聞こえる声・・・懐かしい声・・・そして忘れられなかった声・・・
「・・・そうですね、帰っても1人きりですし・・少しばかり付き合っても宜しくてよ」
立ち止まった雪見はゆっくりと先ほどまで見ていた体育館の舞台に振り返る。
視界に入る月夜に映る人影・・・
「ありがとうございます美しいお嬢さん、では・・」
そして舞台に立つ彼は1人演劇を始める。
それは1年前と同じ劇・・・雪見が大好きな浩平だけに見せたものだった。
雪見はそれを自分のことのように反芻しながら次のシーン・・・次のセリフをいつの間にか呟く。
そして最後のクライマックス、彼(彼女)は1番大事なセリフを口にする。
「オレは・・」
「私は・・」
「雪見のことが・・」
「浩平のことが・・」
「「大好きです」」
最後は一緒に同じ告白をした。そして・・
「雪見・・・ただいま」
「お帰りなさい、浩平・・・・うっ・・こ、浩平っ!!」
走り出した雪見を浩平は舞台下に降り両手を広げて迎える。
その胸に飛び込む雪見・・・今度はちゃんと捕まえられた・・・
雪見はもぅ離さないかのように・・浩平は離されないようにギュッと背中に手を回しあい抱きしめあった。
「もぅ離さないで・・・浩平・・」
「うん、雪見・・・好きだよ」
「私も・・・んっ、んんっ」
自然と近づき触れ合う唇。
再会としての優しいキスは、徐々にお互いの全てを感じ取り求め合うかのような激しいキスへと変わる。
相手の舌に絡み合い、舌による愛撫のし合い・・・口元から流れ落ちるお互いの唾液すら気にならなくなるぐらいに・・
「んっ・・ふわぁ・・・はぁはぁ・・」
月夜に反射する透明な糸を引きながら口元を離す。
潤んだ雪見の瞳が浩平に自分の気持ちを伝える。
「いいの、雪見・・」
「・・・うん、私の・・私の女の子を浩平にあげる」
「雪見・・」
そして、その行為の為の始まりとしてのキスをする2人・・
優しいキスから段々と激しく荒いキスへとなりながらもお互いに相手を求め合う。
「んぅ、んっ・・・はぁ・・浩平のキス・・・素敵・・」
お互いの口内に相手の味を感じながら、もぅ一度抱きしめあった。
窓から射し込む月夜の照明の下、別れと出会いの場所で交じり合う2人。
雪見の初めてを破った時、苦痛の顔を浮かべる雪見だったが、
「痛いからこそ浩平が私の初めての人だと言うのが実感できるの・・だから幸せな痛みだよ」
目元に涙を浮かべながら、笑いを返す雪見を見ていると浩平は雪見への想いが更に膨らむ。
「俺にとってもセックスは初めてなんだ・・だから俺は雪見の女を貰ったから代わりに雪見は俺の男を感じて受け取ってくれ」
ポロリと零れ落ちる涙をそっと拭うと「はい・・浩平のください」としっかりした返事を返した。
最初は雪見の事を労わってゆっくりとした動きを繰り返していたが、
徐々に表情から苦痛が取れ、擦られ子宮口を叩かれるたびに甘い声をあげていく雪見。
ただ締め付けているだけだったソコも、気持ち良さを与えていくような性の器官として浩平の生殖器への刺激を高めて行く。
雪見の男性の部分も先っぽから零れ落ちる汁によってヌルヌルと濡れていった。
「浩平、もぅ痛くないから激しくしてもいいよ・・浩平の好きなように動いて」
「うん、判った。 だから雪見も気持ちよくなってくれ、俺ので気持ちよくなってくれよ」
「ふわぁぁ・・はぅはんっ! こ、浩平も私ので気持ちよくなってぇ!」
激しく大きく動く浩平のモノを感じ取り、雪見は幸せそうに鳴いていく・・
雪見は浩平の愛を自分の女の子の部分で感じ取っていく。
2人は一糸まとわぬ姿のまま、気持ちと共に身体も一つになりお互いを求め合う。
「はぁ、はぁ・・雪見の膣内・・気持ちいいよ。 ほら、こんな感じに俺のが気持ちよくなってる・・判る?」
「いや、そんなとこ弄らないでぇ! ああぁ、あっあっあっ・・・んはぁ!」
お互いに顔を合わせていた体位から、今は雪見の背中とお尻を見ながらの体位へと変わり、
四つんばいになった雪見を後ろから突き上げている。
腰を掴んでいた手を離し背中に覆いかぶさるようにすると、片手でゆさゆさと前後に揺れる柔らかな乳房を捕まえ揉み上げ、
そしてもぅ片手で、ブルブルと上下に揺れる雪見の太く硬い肉棒を掴み擦りあげる。
まるで浩平が感じている自身のモノに対する気持ちよさを雪見にも味わってほしいかのように・・
「あ、あ、あ、あぅん・・・ああぁぁぁーー・・す、凄いよ浩平・・・両方とも気持ちよすぎてヘンになっちゃう!」
「あぁ、いいよ雪見・・もっと壊れていいよ。もっと雪見の気持ちいい声を聴かせて」
「あああっ! 浩平、浩平っ!! イくっ! イっちゃう!!」
今まで誰も犯しえなかった初めての秘所を貫き、女として体躯の奥から感じる気持ちよさ・・
みさきの感じていた女としての快感を今度は雪見が味わい、みさきと同じように絶頂に震える自分がいる・・
あの頃、寂しさを紛らわすかのように求め合った親友との行為・・
みさきに慰めてもらった男の性器は今度は彼の手によって慰めてもらっている。
みさきには無理だった女の子の部分の性器は今度は彼のに慰めてもらっている。
そんな雪見の2つの性器を同時に愛してくれる浩平と優しく・・時には激しく交じり合った。
浩平は雪見の膣内の気持ちいい場所を見つけてはソコを攻める度に幾度も高まり弾ける・・
そして肉棒への激しい刺激にも、これ以上は出るものもないほど吐き出したソコから再度噴出する粘液にまみれる雪見・・
その度に、2人が交じり合う場所の床を・・・そして時に自分自身をも汚しながら何度もこの愛の行為を感じ取っていった。
「浩平っ、好きっ!! 大好きーっ!!!」
「雪見っ・・・!! 愛してるっ!!」
2人は絶頂の叫びを上げながら、雪見の中は白い液にまみれていった。
・・・・
浩平が帰ってきた時から、またも日常が変わったようだった。
忘れていたはずの、皆が浩平の存在を思い出し・・っと言うより忘れていた事さえ忘れており、
高校を卒業した事さえになっている状況・・
不思議に思いながらも無事に卒業できた事におめでとうを言うと照れ笑いをしながらお礼を言う彼。
元に戻った生活だったが、今は少し違う生活が始まった。
1人暮らしをしていたアパートを引越し、浩平との同棲生活を始める。
浩平も遅まきながらも中途入社して始めた仕事も1年も経てば立派に任された仕事をこなすほどだった。
やる気を出せば何でもこなせる性格が発揮したのか、
それとも愛する雪見の為への頑張りがそうさせているのか、何にしても社会人として頑張っていた。
雪見も2年の演劇学校を卒業し、今は小さいながらも活気のある劇団に入り、
苦手だった恋愛モノの役でさえこなせるほど、将来を期待する役者にまでなっていたのだった。
これも自分を支えてくれている大好きな相手の存在がある力強さなのかもしれない・・
そして、もぅ1つ。あの再会の時以来、2人は事あるごとに愛し合った。
・
・
・
「うっ! ううぅーっ! 雪見、雪見ぃーー!!」
「こ、浩平ぇーー!! んんっ、うっ・・うっ・・・んはぁーーーっ!!」
同時に達した絶頂・・・
どくっ! どくっ! どくっ!!
雪見の膣内で競りあがってきた勢いで大きく膨らんだかのような浩平のモノから白く粘ついた精液が幾度も激しく吐き出され、膣壁や子宮口へと叩きつけられる。
膣中に出されるその度にビクビクと快感に震える雪見・・
びくびくっ、びゅびゅっ・・びゅくっ・・・
彼女も絶頂で膣内に噴出す愛液と共に男性の部分を震わせ浩平と同じように幾度も透明な粘液が噴出させる。
それは雪見の腹に胸に飛び散り、自分自身を汚す事になるも、それさえも1つの絶頂の快感としてのスパイスとなった。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・」
「あ・・んあっ・・あん・・あん・・・」
荒い息を吐きつつこの行為の余韻に浸る2人。
浩平のモノが抜き出された膣口からは2人の粘液が混じり白く泡だった汁が零れ落ち股間の間に溜まりを作るほど、
その量の多さに浩平が雪見の中に放ったのが一度ではないのは一目瞭然だった。
浩平は雪見とした時は全てを雪見の子宮に流し込んでいた。
時折、胸や口内へと出す時もあったが、雪見の女を直に感じられ、そして本当に1つとなれる体内への精の放出が、
2人にとっての愛を感じられる気持ちでもあった。
ただ、それも雪見の身体の特異な部分による所以もあったのだが・・
セックスが終わり、その余韻を楽しむかのよう息を付く2人。
乱れた後の姿さえも綺麗に思える雪見に、浩平はそっと胸に秘めていた想いと、それを形にした物を取り出す。
「雪見・・・左手を出してごらん」
「はぁ、はぁ・・な、何・・浩平・・?」
言われるままに左手を出す。
ベッドの脇の引き出しから取り出した小さな箱を開けると中には光り輝くリングが1つ。
それを取り出すと、まるでサイズを測ったかのようにピッタリと雪見の薬指に収まる。
「えっ、これって・・・」
「結婚しよう雪見・・」
「・・・!?」
左手の人差し指に光るリング。
それは将来を永遠に愛し合うという誓いの印・・・
「・・・本当に私でいいの?」
「雪見じゃなきゃ嫌だ・・俺には雪見しかいないんだ」
「・・・・」
「・・・ダメ・・か?」
「うぅん、私も浩平じゃきゃ嫌・・・浩平とずっといたい・・」
「じゃぁ・・」
「うん、浩平・・・私を浩平のお嫁さんにしてください」
「雪見!!」
2人はギュッと抱きしめあうと永遠の誓いのキスをする。
唇に・・・結婚指輪に・・・
しかし、雪見がふと暗い表情を浮かべたのを嬉しさに喜ぶ浩平は気が付かないでいた・・
・・・・
「みさき、ココだよっ!!」
「あ、雪ちゃーーっん!! お久しぶりだよ、元気してた?」
「うん、みさきこそ元気そうで何よりだよ」
ココはみさきの通う学校の休憩室、そこで2人は高校時代と変わらぬ笑顔のまま再会する。
お互いに別々の進路を歩み始めたのもあり、こうして出会うのは久しぶりのことだった。
みさきは卒業後は障害者の集まる学校に入り将来に向けての教育を受けていた。
仕事にしても、また家庭に入った時の生活に対して必要な知識や身に付ける専門でありながらも一般的な事を学べる学校だった。
そんな中で、みさきは点字パソコンでの作家を生業としていた。
元々、ドラマとかが好きだったのもあり、あれこれと物語を考えるのが得意のみさき。
高校時代の時には演劇部のシナリオを雪見と一緒に考える事も度々あり、
それを生かした今では障害というハンデを感じさせない見事な文豪作家として注目される声もあるほどだった。
そんなみさきと久しぶりに会った雪見は、最初は昔話やお互いの頑張りに花を咲かせていたが、
ふと口ごもる雪見に、みさきは何かを覚ったかのように訊ねる。
「雪ちゃん、浩平君と何かあったの?」
「えっ、あ・・あははっ、やっぱりみさきには適わないね。 ・・・あのねみさき」
そして、照れ笑いを浮かべながら大事そうに左手の薬指にはまる指輪を見せると、
みさきは自分の事のように喜び親友の幸せを称えた。
「そうかぁ、雪ちゃん幸せなんだね」
心からの祝福の笑顔を向けるみさき。
これだけ素直な笑顔を出せるのはやはりそれだけ親友に対して賛美の気持ちが大きいからだろう。
私はそんなみさきの笑顔を見るのが昔から大好きだった。
「うん、ありがとうみさき・・・けどね・・」
「・・・・?」
押し黙った声だけじゃなく、戸惑いの雰囲気を感じ取ったのだろう、「どうしたの」と言う風に首をかしげるみさき。
膝元に置いた手をギュッと握り合わせ、親友に自分の素直な気持ちを伝える雪見。
「・・みさきも知ってるけど、私の身体って人と違うでしょ。
それ自体はみさきや浩平に出会ってから自分が生きていく事に対しての負い目を感じる事は少なくなったと思うの。
だけど・・・そんな容姿と同じで男の方も女の方も本来の役目すら持たない間違った身体なの・・・」
「・・・・・」
「だから・・・だから、私・・・浩平と結婚しても彼の子供を身ごもることすら出来ないなんて・・・うぅ・・やっぱり悲しすぎる・・よ・・」
「雪ちゃん・・」
嗚咽すら漏れた口を両手で押さえる。
留め止めの無い大粒の涙がその手を濡らすぐらいに・・
「・・・・」
その雪見の悲しすぎる想いをみさきも同じような気持ちで聞いていた。
盲目の彼女は女性として、いつか大好きな夫の為に2人の愛の結晶を授かることは出来るだろう、
しかし、盲目であるが故に彼や子供に多々の苦労を掛けてしまうかもしれない・・
お互いに違ったハンデを持つ身同士…やはり大好きな人の事を思うと悲しい気持ちが胸を奥を大きくさせていく。
そんな中でも、みさきは1つの事を考えていた。
果たしてそれが2人の為になるのか・・・また自分自身の為になるのかは判らない・・
だけど、今はこの親友の為に何かをして挙げたかった。
「ねぇ、雪ちゃん・・・もし良かったら私が雪ちゃんの代わりに赤ちゃんを産んであげるよ」
「えっ・・み、みさき何を言・・って」
突然の言葉に顔を押さえていた手を外し、未だ涙でクシャクシャな顔をみさきに向ける。
「あのね、雪ちゃんさえ良ければ私が代理母みたいな事をしてあげようかと思って・・」
「・・・代理母・・?」
「うん、私が雪ちゃんと浩平君の母体になってもいいよ」
「・・・・」
みさきの提案に驚く雪見。
それに笑顔のままの表情を見せるみさき。
確かに養子とか代理母による出産なども考えはしたが、
やはりそれは自分の子供ではないと言う思いが強く踏み出せないでいる自分。
だけど、親友のみさきが自分の代わりに産みの親になってくれると言うのを聞いた時、
胸の奥につかえていたわだかまりのような物が取れたかのようだった。
親友と言えども他人の為に身体を痛めながらも尽くしてくれるその優しさ、そんな彼女の勇気に、またも助けられ気づかれたような気がした。
そう、あのみさきと出会った時の頃の心の中に咲いた気持ちと同じに・・・
「本当にいいの・・・みさき?」
「うん、私は1人だし、まだ大好きな人もいないしね。 雪ちゃんには悪いけど妊娠と出産はやっぱり女の子として体験したいのも本音だよ・・」
「・・・・」
「だけどね、1つだけ私からお願いがあるの」
「何、みさき?」
「あのね・・・」
みさきからのお願いは・・・
・
・
・
その後、私は浩平を交えて3人そろって話し合い、みさきの両親にも事情を話す。
例え本人が同意したとしても、やはり自分の娘をそんな事に使われるとなると親として許しがたいものがあるのだろう。
そんな反対される事を踏まえて、みさきの両親に話をすると・・・
「みさきがこれだけ明るく、そして1人でも頑張れるようになれたのはあなた達のお陰ですしね。
その恩返しをみさきなりに考えた結果だと思うの・・・だからみさき、あなたの好きなようになさい」
「お母さん・・・あり・・がとう・・」
「おばさん、ゴメンなさい・・・」
2人の大きな娘に抱きしめられ、みさきの母親も一緒になって涙を流す姿は母親の子供への大きな愛を感じられる光景だった。
帰り際にそんな母親からみさきへ一言・・
「みさきも、出産を体験したなら誰かを好きになる努力をしなさいよ。早く孫を抱きたいわ」
「わっ、お母さんもぅおばあちゃんになりたいの?」
みさきの照れ隠しの冗談に皆で笑いあった。
そして・・・
「んっ・・んはぁ・・うん・・んっんっ・・・」
「んっ・・んんっ・・・はぁ・・・みさき、気持ちいい?」
「うん、雪ちゃんのキス、久しぶりだけど・・・好き、雪ちゃんのキス好きだよ」
唇を重ね、みさきの口内へと舌を侵入させると絡めあいながら舌の愛撫をしあうと、
既にみさきの体中を愛撫され十分に高まった気持ちも、このキスが一番みさきの興奮を引き出したようだった。
ツゥー・・と光る透明な糸を引きながら口を離すと、右手に握った雪見の男のモノをみさきの濡れた割れ目にあてがう
「じゃぁ、みさき・・・挿れるよ・・」
「うん、雪ちゃん・・・私を愛して・・」
先っぽが埋まると腰をグィ・・と推し進めていくと、
身体の奥の子宮へと繋がる膣を押し広げながら雪見を受け入れていった。
・・・・
みさきがしてきたお願いは、浩平だけじゃなく、雪見にも抱かれることだった。
雪見と浩平と交わることで、2人の交じり合った精で妊娠したいと言うみさき。
「浩平くんとの子供じゃなくて、雪ちゃんと浩平くんとの子供を私は産みたい・・」
そんなお願いだからこそ、浩平もこんな事を許してくれるんだと思った。
そして今は浩平の前に私がみさきの子宮に想いを吐き出す行為を始める。
・・・・
「あん、あん、あん、あん・・」
「はぁはぁはぁ、みさき気持ちいい? 私の気持ちいい?」
「うんうん、いいよぉ雪ちゃんのいいよぉ・・気持ちいい、気持ちいいよぉ。 もっともっとぉ・・」
雪見が腰を振るたびに目の前に見えるみさきの2つの柔らかい膨らみがリズム良く揺れ、
みさきの奥を突くたびに甘い喘ぎ声が聞こえてくる。
久しぶりに味わうみさきの膣内の感触・・ずぶずぶと出入りするソコと気持ちよさそうにするみさきを見ていると、
お互いの寂しさを慰めるたびに身体を求め合った高校時代の時の安心できる気持ちと快楽を思い出してくるようだった。
そう、あの初めて2人が交わった時を・・
・・・・
「みさき、本当にいいの? 私がみさきの初めてになっていいの?」
「うん、雪ちゃんじゃなきゃ嫌・・・大好きな雪ちゃんだからこそ私の処女をあげたいの・・」
「みさき、そこまで私のことを・・・ぐすっ・・うん分かったよ、私がみさきの処女を貰ってあげる」
「んっ・・雪ちゃんが挿いって・・あっあああっ! ゆ、雪ちゃん雪ちゃんので私を女にしてぇ!!」
「みさきっ!!」
そうして、みさきの処女膜を破り初めて感じる女の体内・・そして体内に感じる男の形・・
指では届かない部分まで感じさせてあげて、手では感じられない気持ちよさを感じて、
初めてなのに2人は最高の快感を感じながら鳴いたあの時・・・
そしてまたお互いにお互いの性器で感じあう2人。
また一緒になれる嬉しさと忘れられなかった相手の感触を懐かしむように2人は交じり合う行為を楽しむ。
・・・・
「はぁはぁ・・あぅっ・・みさき、出ちゃうよぉ・・イっちゃうよぉ・・!!」
「あっあっあっ・・あんっ・・い、いいよ雪ちゃんイっていいよ、雪ちゃん出していいよ・・あぅんっ!!」
「あぁーっ! みさきぃ、みさきーーっ!!」
「来てっ来てぇー!! 私の子宮を雪ちゃんので射ってぇーー!!」
「うっ!! んんっーーっ!! ふ、ふわぁぁぁーーーー!!!」
雪見の最後の一撃をみさきの最奥に叩き突くとイった事を示す奔流が膣内を襲う。
どくっ、びゅくっびゅくっ・・・
膣内での激しい迸りが子宮口に叩きつけられる。
ビクビクと吐き出す勢いと叩かれる勢いを感じながら気持ちいい痙攣を繰り返す2人。
「んっ、んっ、んっ・・凄い・・こんなに一杯出ちゃってる・・よぉ・・」
「あああぁ・・私の子宮口に雪ちゃんの熱いのが、当たって・・・当たってるよぉ・・」
雪見の腰に足を絡ませ、逃がさぬよう全てを受け止めるみさき。
女の本能で自然と脈動する膣内が雪見の中に残るものさえも搾り出すように蠢き、
その奥にあるみさきの命の卵が生み出される場所に、子を宿す場所へと招きいれていった。
「はぁ、はぁ、はぁ・・みさき、気持ちよかったよ・・」
「んっ、んんっ・・私も良かった・・・」
ピクピクと余韻に浸りながら、1つのことを成し遂げたように脱力し覆いかぶさってきた雪見をその胸に優しく抱きとめる。
そんなみさきの優しさと心地よさにホッと安心する気持ちを感じていると、
小さく軟らかくなってきていた雪見の男の部分にまたも力がみなぎっていく。
「きゃ! ゆ、雪ちゃんの・・大きくなってきたよ・・」
「あははっ、ゴメンねみさき。 みさきのおっぱいに顔をうずめてたら何だか凄く気持ち良くなってきちゃって・・」
照れ笑いを浮かべながら申し訳なくいう雪見だが、すでに自分のモノはみさきの膣内で大きく固く張り押し広げていたのだった。
「んもぅ、雪ちゃんのエッチ♪ じゃぁ、またエッチしよう。 えっとねぇ今度は後ろから一杯突いて欲しいなぁ」
可愛らしい笑顔をするみさきが可愛くて雪見のその返事の代わりにチュっとみさきの唇にキスを返す。
パンパンパンッ
ベッドの上で四つんばいになったみさきの後ろから挿入した雪見のモノが擦り上げながら膣奥に辿り着くと、
密着した肌がみさきのお尻の肌にぶつかり合い音が響く。
みさきの腰骨の部分を手で掴み、逃さぬように雪見は一心に腰を振り突き上げる。
まるで雪見がみさきを犯していると言う姿に見える後背位は、先ほどの正上位とはまた違った感触と動きの激しさに酔いしれていく2人。
「す、凄いよ雪ちゃん、さっきのよりも深く雪ちゃんのが奥まで挿いって・・来てるぅ」
「はぁはぁ、うん・・みさきのお尻も当たるたびに波打ってるよ。みさき、もっと突いて欲しい? 激しく突いちゃっていい?」
「うん、うんいいよぉ・・もっと強く突いてぇ。 激しく掻き混ぜてっ!!」
それに答えるように一層強く動くと、2人のぶつかり合う音も揺れる乳房も、洩れる甘美な声も大きくなる。
「凄いな2人とも・・俺と雪見の時以上のイヤらしさだよ」
ベッド脇で見ている浩平は、親友2人のセックスに驚きとそれ以上のエッチな姿に、股間のモノはずっと天を向きっぱなしだった。
それをネタに自分のを気持ちよく慰めたかったが、やはりそれは勿体無く仕方なく我慢する浩平。
そんな姿を見た雪見が浩平にこっちへ来るように声をかけた。
「はぁはぁ、あん・・浩平の私が気持ちよくしてあげる・・・んっんんっ、んぐっんぐっ・・」
みさきへの行為を止めずに目の前に立つ浩平の太いモノを口に含むと、
器用に腰と共に顔を前後に動かし、浩平とみさきへの奉仕をする。
口の中に感じる肉棒の硬さと熱さの感触、それと同じモノで感じる膣内の締め付けと暖かさ・・
雪見も2人に負けないぐらいの気持ちよさを感じていた。
「うっ、くっ・・雪見の口は、下の口に負けないぐらい気持ちいいな」
「んっ、んぐっ・・ぷはぁ、はぁはぁ・・・そう、ありがとう浩平」
咥えた時よりも硬さを増したかのようなソレを抜き出すと嬉しそうな顔をする雪見は、浩平のをとても大切な物のように頬擦りをした。
「わ、私にも浩平くんのを頂戴・・・アソコで感じる前にお口に欲しいよぉ」
それを聞いていたみさきは、これから自分の体内に挿入してくるであろうソレを口で感じたくてお願いする。
「雪見、いい?」
「ふふっ、私に遠慮しなくてもいいわよ。 だって今は3人とも家族なんですもの」
「雪ちゃん・・・ありがとう。 じゃぁ浩平くん・・・んっ・・んぐっ、んっんっんっう・・・」
「うわぁ、みさき先輩・・・凄い・・」
雪見の前からみさきの前に移動し膝を着くと顔の前にさらけ出すと、
それをパクリと浩平の太く固いモノを口に含み舌で舐め回し転がすように味わうみさき。
竿の部分には手で握られながらキュッキュッと擦りあげれる仕草と感触に、雪見のときとはまた違った気持ちよさを感じ取る。
「みさき、どう浩平のは? 今度はソレがココを気持ち良くしてくれるんだから一杯奉仕しておきなさいよ」
「んっ、ふぁい・・ひゅきひゃん・・・んん、んぐっんぐっうぐっ・・んっ」
咥えたまま話し返すみさき。
下の入り口と上の入り口を同時に塞がれながら幸せそうな気持ちになっていく。
浩平もみさきの口による愛撫と、雪見が突き上げる激しさをみさきを通して感じていた。
みさきの口内での愛撫だけでもかなり気持ちよく、このまま最後までしてもらいたかった浩平だが、
一心に腰を振りみさきの膣内で気持ちよくなっている雪見の姿を見ているうちに、やはり女のアソコで気持ちよくなりたいと思い始める。
「んっ、みさき先輩・・ゴメンもぅいいよ」
「んぅんっんんっ・・・ぷはぁ、えっ・・・浩平・・くん?」
抜き出すと、名残惜しそうに見つめあげるみさきの頭を優しく撫でると立ち上がり雪見の後ろへと向かう。
「んはぁ・・はぁ・・・浩平・・・なに?」
雪見も浩平の行動を腰の動きを止めて見守っていると、腰を掴む手と背後から聞こえる浩平の声。
「うん、雪見に突かれてるみさき先輩を見ていたら凄く興奮しちゃって・・・だから雪見にも先輩と同じ気持ちよさを味わってもらいたいなぁと思ってね」
「えっ、まさか浩平・・・って、んはぁーーっ!!」
何かを悟ったのか気がつく前に愛液で濡れるソコに自分のモノをあてがうと一気に刺し貫くと、
十分に濡れた膣内はスムーズに浩平のを受け入れ、ギュっと締め付ける。
「ふわあぁぁーーっ!! ゆ、雪ちゃんのが中で跳ねたよぉ!!」
挿れられた衝撃がそのままみさきに伝わったのか、膣内に包まれていた雪見の肉棒がビクッと震え跳ねる。
みさきの膣に雪見のが、雪見の膣に浩平のが繋がる光景は異様な感じがするも、また何か違った3人の愛の光景にも見えた。
「くっ、雪見の相変わらず気持ちいい・・・それじゃ俺が2人を今から犯してやるな」
そう言うと力強く腰を振り雪見の膣内を突き上げる。
「んあぁ、ふわぁ、はあぁ・・あ、あ、あ、あぅぅ・・」
「あん、あん、あっあっあっ・・ふぁ、あ、あ、あ、あん・・」
浩平の突き上げる動きが雪見を通してそのままみさきへの衝撃の波となって伝わる。
まるで浩平に2人同時に気持ちよくしてもらっているかのように雪見とみさきは感じていった。
「あぁ、凄いよぉ浩平くんの凄いよぉ。 雪ちゃんを愛してくれてる浩平くんの気持ちが伝わってくるよぉ」
「んくっ、そ・・そうよみさきぃ・・私、こんなにも浩平に愛して・・んはぁ、貰ってるんだよぉ」
「はぁはぁ、羨ましいよ雪ちゃん・・わ、私ももっと浩平くんを感じたいよ!!」
身体だけじゃない、相手を愛するかのような浩平からの愛の行為を感じながら快楽の道を駆け上っていく2人。
「浩平くん!雪ちゃん! わ、私もぅイっちゃう!! いやぁ、またイっちゃうよぉ」
「はぁはぁ、みさき私もまた出そう・・・そ、それに浩平に突かれてる部分もイきそうっ!」
「んっんっんっ、俺も・・・」
「さ、3人でイこうよ。皆で一緒に気持ちよくなろうっ」
みさきの提案に頷く2人。
そして3人最後に向けて激しく相手を求め合う。
みさきは既に手で身体を支え切れなくなり、枕を掴み顔を埋めるように上半身を倒しこんでいる。
本当なら下半身の力も抜け、崩れ落ちてもおかしくはないが、
雪見のモノが体内から支えるようになり、まるでみさきのお尻が雪見のでぶら下がってるような状態だった。
雪見も浩平による激しい突き上げで腰が浮き体全体が持ち上がっていく。
みさきのように倒れこみたいのを、浩平の両手で胸の乳房を掴まれ揉まれるのが許してくれなかった。
「イくぞ、2人とも・・俺は雪見の中に射ち込むからな」
「はぁはぁ、来て来てぇ浩平! 雪見の中に射精してっ!!」
「ゆ、雪ちゃんは私の膣内に出してぇ、私が全部受け止めるから一杯・・一杯出してぇー!!」
「くっ! イくっ!!」
浩平の最後の一撃を雪見の奥に放つ。
それと共にグッと身体の奥から込み上げて来た精液がペニスの中を駆け上がり尿道口から吐き出される。
「うおっ! あ、あ、あぁ・・・!!」
びゅるびゅる・・と雪見の膣内に射精する。
何度も何度も撃ち出し白く染め上げながら奥へと奥へと入っていく。
「ふわわぁぁ、浩平の射精してる・・・んっ熱いぃ・・・あ、あぁぁイくっ!! 感じてみさきっ!!」
体内に感じる浩平の迸りがスイッチに、今度は雪見が絶頂に達した。
浩平に負けないほどどの勢いでみさきの膣内をドクドク・・と潤していくとそれに合わせるかのようにみさきはブルブルと身体を震わせイく。
「・・・・!! ・・!!」
あまりの良さに言葉すら発しないほど全身で絶頂の快感に酔いしれていると、
2度目となる迸りを子宮に感じながら、膣内でイっている雪見のペニスに愛液の潮を吹きかけた。
3人とも最高の気持ちよさを感じながらその余韻に震える。
「んっ・・みさき潮吹きするほど気持ちよかったんだね・・・みさき・・みさき?」
返事の無いのを不思議に思いながら、抜き出した浩平に続き、雪見もみさきの中から2人の粘液にまみれたモノを抜き出す。
ドサッとベッドに下半身を落とすと全身をベッドのシーツに預ける。
ヒクヒクと力なく口を開けたままの股間のソコからは、自分と同じようにドロリとこぼれ出す液がシーツを汚していく。
「もしかして、気持ちよすぎちゃって失神したんじゃないか?」
「えっ? みさき大丈夫かなぁ・・・ちょっと激しすぎたよね・・」
浩平と雪見は、みさきの様子を心配しつつ、もっとみさきを感じたいと思う。
もっともっと可愛いみさきをめちゃくちゃにしたい・・もっとみさきのでめちゃくちゃにされたい・・
それにまだ肝心な浩平の精子をみさきの子宮へと注ぎ込んで無いのもあった。
「う〜ん、こうなったら目を覚ますようにみさきの体を弄っちゃおう」
そう言いながらみさきの体を優しく仰向けにすると、柔らかな唇や顔にチュチュとキスの愛撫をする雪見。
浩平は浩平で「いいのかなぁ・・」と言いながら、息に合わせて上下する乳房を揉み上げながら乳首を指で摘むとコリコリと転がす。
「・・・んっ・・」
「んっ? 目を覚まし・・・て無いわねぇ。 こうなったら浩平、このままみさきに挿れちゃってよ」
「おいおい、いいのかよ」
「いくらみさきでも膣中に入れられれば目を覚ますわよ」
「そんなもんかなぁ・・」
頭をポリポリと掻きながらも、みさきの足を開くとその間に体を入り込ませる。
ビショビショに濡れる周りのピンク色した肉襞の中にある膣口に自分のを宛がうと少し腰を進めるとクチュリと少しずつ埋まっていく。
「んんっ・・・」
みさきの中を浩平のが侵入していくとピクピクと体を震わす。
しかし、それでも目を覚まさないみさき・・・それだけ先ほどの絶頂が大きかったのだろう。
「うっ、これって・・・俺のに絡み付いて・・・くっ」
雪見ので擦られ十分に高まったはずの膣内も雪見のとはまた違った感触を伝えるソレに喜び震えるかのようだった。
「なんだこれ!? くっ、先輩の凄い・・・柔らかく優しく包み込むみたいに・・・うぅっ!」
みさきの愛液と雪見の吐き出した粘液が交じり合った潤滑液の滑りに助けられみさきの中に埋まる。
そこはまるで、みさきの性格そのままのような膣の感触に酔いしれる浩平。
「そうだよね、みさきのココって凄く気持ちいいんだよね。 何だかお母さんの中に戻っていくかのような・・・そんな心地いい気持ちよさを・・」
雪見が代弁するかのように気持ちを、確かに浩平も同じ事を感じ取っていた。
障害のハンデを持ちながらもその強さを乗り越える力を持つ彼女・・
大らかに全てを包み込む包容力の強さは母親に抱きしめられる安心感にも似たようなものだった。
浩平はその感触をもっと味わっていたかったが、それ以上にみさきの膣の気持ちよさが男の本能を刺激し、自然と腰を動かし始めていた。
ゆっくりと抜き出してくるとみさきと雪見の混ざり合った粘液で濡れ光る自分のモノが現れる。
そしてゆっくりと奥へと挿し込んで行くと、ズブズブと入り口のピンク色の襞を巻き込みながら埋まっていく。
「はぁはぁ、みさき先輩の・・気持ちいい・・・もっと、もっと先輩の膣中を感じたい・・」
徐々に強く激しく動きを速めていく。
最初は気を失っているみさきの事を気にしつつも、そのみさきの快楽に我を忘れてセックスの行為を始める浩平。
そしてみさきの首筋に顔を埋め、胸に乳房の柔らかさと乳首の硬さを感じながら、腰の動きを早める
「くっ、もぅイきそうだ・・・ゴメン先輩このままイくから」
気を失ったままのみさきの耳元にそう言うと、射精の為の激しく短い間隔で膣内を擦り上げていく。
「んっ・・んっ・・はぅ・・はぁん・・・」
相変わらず目を覚まさないみさき。
それでも女の本能か、自然とそれを感じた膣内は精を受け止める準備を始めるそれは、
キュキュッと刺激を与え続け、精子を早く欲しいと女性器がねだっているかのようだった。
「うっうっうっ、もぅ・・イく・・・・出るっ!」
小刻みに短い周期で擦りあげる。雪見のと違い精子の混じった精液を撃ち出す最後の突きを行う。
「良いわよ浩平、そのままみさきの子宮に赤ちゃんの種を注ぎ込んであげて!! みさきを妊娠させてっ!!」
「くっ、判ったよ雪見・・・俺たちの想いを受け取って妊娠して先輩! 先輩の卵子を受精させるぐらい精子を一杯出すよっ! んっ、うおぉーーっ!!」
浩平の叫びと共に最後の一突きを奥に叩き込み、みさきの身体をギュッと抱きしめる。
その瞬間、みさきの中に新たな命を作り出す幾億の細胞を何度も何度も激しく撃ち出す・・・あっという間に膣内を白く染め上げていく。
「んっ・・ふわ、ふわわぁぁーーーっ! !?・・えっ、何? 私の中に熱い塊が流れこんで・・・こ、これ浩平くんの・・・精子!?」
ぞくぞくとした子宮口を叩くドロリとした熱い迸りがみさきの意識を取り戻した。
自分の体内で何かが起こっているのを理解してくると、女の性が本能により精子を受け入れる動きを始める。
キュキュッと搾り取るかのように脈動する膣。そして全てを受け止めるかのように子宮への口をあけた。
「っ!! ・・・っ!!」
みさきの身体を抱きしめながら浩平は激しい射精にボォーと最高に気持ちいい脱力感を感じながら、全ての精液を流し込み終えるのを待つ浩平。
みさきも投げ出されたままだった手足を浩平に絡ませながら最後の一滴まで逃さぬよう奥へと飲み込んでいく。
子宮の中へと注ぎ込まれた浩平の精子は既に子宮の中を潤していた雪見の粘液と絡み合いながら更に奥の卵管へと進むだろう。
そして、みさきの卵子に辿り着き今度はそこで精子が卵子を犯し無事に交わった時、初めて命の誕生が始まる・・
そんな脈々と受け継いできた命の奇跡を願い、今2人は快楽だけではない命を創る本来の行為を遂げた満足感の余韻に浸っていた。
トサッと抱きしめていた手足をベッドに落とす。
浩平も体を起こすと汗で纏まりついた髪を優しく撫で上げてやる。
「はぁはぁ、先輩・・大丈夫? ゴメン、先輩の身体のことも考えなくて・・」
「んっ、うぅん私こそ気を失っちゃっててゴメンね。 けど浩平くんがしてくれて良かったよ、ココがこんなに雪ちゃんと浩平くんので一杯になって・・」
息づく2つの胸を上下させながら自分の下腹辺りを優しく撫でながらニコリと笑う。
「みさき先輩・・・」
その笑顔が可愛くて自然と唇を寄せるとチュ・・と優しいキスをした。
・・・・
「それじゃぁ、今日はこれで終わりにしましょう。 みさきも疲れたみたいだしね」
ベッドの縁に腰を下ろしていた雪見はそう言うと、汗と体液で汚れた体を洗えるようお風呂の用意をしようとバスルームに向かおうと立ち上がろうとしたのを、みさきの言葉が引き止めた。
「雪ちゃん、私もっと浩平くんの欲しいよぉ」
「はぃ? だってみさき・・・大丈夫なの?」
「うん、だって私ずっと気を失ってて浩平くんがしてくれてたのを感じられなかったんだもん・・・」
「みさき・・・」
「やっぱり、浩平くんが赤ちゃんを創る行為をしてくれるのを目で身体で感じたいよ」
成り行きとはいえ、やはり受け入れるべき側のみさきを無視した行動は軽率だったと思う2人。
その為には、みさきをただの子供を産んでくれる存在としてではなく2人の愛と想いを受け止めてくれる大切な人としたい。
雪見が浩平を見る。
自然と目で語り合うとそれに頷く浩平。
「それでは、先輩・・もぅ一度オレとのセックスをして戴けますか?」
「・・・くすっ、何だかあからさまにそう言われると恥ずかしいよ〜・・・けど、うん・・浩平くん、子作りしよう」
照れ笑いをしながら手を広げ浩平を招くとキスを重ねる。
唇の柔らかさを感じ、口を合わせながら舌でチュクチュクと愛撫のキスをしあいながら、浩平はみさきの胸に手を伸ばし乳房を揉みあげていく。
弾力がありながらも柔らかな感触を手で感じながら、人差し指で先っぽのピンク色し固く勃起した乳首を弄る。
「んっ、んっ、んんっ・・ふぅ、ふん・・はふっ・・んんっ・・」
高まってくる気持ちが口を離さずにいる為、苦しさを感じつつもそれがまた気持ちよさに変わっていく。
ドキドキと動悸も早まり、身体をほんのりと紅く染めていき、小さくなったまま未だに自分の身体の中に納まる浩平のをキュッキュと刺激を与えていくと、
それに答えるように徐々に固さと張りを取り戻していった。
「んんーっ! んっ・・・ふわぁ!! はぁはぁはぁ・・・こ、浩平くんの私の膣中で大きく・・んんっ!」
苦しさに耐えかねて口を離すみさき。
股間を身体の内側から拡げられるような感触をビクビクッと震えながら感じていると、またもキスで口をふさがれる。
キスをしたまま腰をを動かし始めると、十分に勃起したペニスがヌルヌルとした中を擦りあげていく。
もぅ3人の体液がドロドロに交じり合った膣を更にかき混ぜるように熱くシェイクされてる感じだった。
「ぷはぁ・・・あああぁぁっ、す、凄い、凄いよっ!! 私の中で激しくピストン運動してるぅ!! ひゃぁ!!」
両手で手を着きながら上半身を起こすと、激しく突き上げ自分の膣中を出入りしている浩平のを直接見る。
これだけ太いのが押し広げ身体に埋まっていき、奥に突き当たると今度は膣壁を引っ張るかのように外へと現れるのを見ていると、
本当に1つに繋がっているのを実感する。
「ふっ、ふんっ、ふんっ・・あぁ先輩の凄く・・いい。雪見と先輩のヌルヌルが俺のに絡まって気持ちいいっ!」
「はぁはぁ、良いよぉ・・おちんちん良いよぉ 浩平くんのおちんちん雪ちゃんのと形が違く・・て・・・
擦れてる場所も違うよぉ、はぅんっ! き、来たぁ・・一番気持ちいい所を浩平くんのが擦れて・・るぅ! あああっ、ああああん、んんんっー!!」
何もかも全てを忘れて相手のソレだけをずっと感じていたい・・そんな性の虜に堕ちそうなのを理性が押しとどめる。
それでも、いまこの時だけは何もかも溶けてしまいたいほどの快楽に酔いしれていく。
「す、凄い・・これが男と女のセックス・・・なんだ・・ね」
いつもはされる側にいる雪見も第3者の立場で男女の交わりの行為を改めて見ると、その凄さに驚く。
まさに男女の共同作業・・・1つの生命を誕生させる為に命と命の交じり合う儀式めいたものにさえ見える。
「あぁん、あ、あ、あっ、あんっ・・・ゆ、雪ちゃんのおちんちん・・大きくなって・・る・・よ」
体位を変え、今はベッドに横になる浩平の上に跨り広い胸に手を添えて支えながら腰を振るみさきは、
横目に雪見の方を見た時に浩平のに負けないぐらいに天を向く雪見の男のモノが目に入る。
2人の行為を見ているうちに自然と勃起したソレは、雪見の荒い息と共にピクピクと震えた。
(雪ちゃんのも凄い・・雪ちゃんのおちんちんも凄い・・・んっ、雪ちゃんのも欲しい・・・雪ちゃんの固いの欲しいよぉ)
それを見ているだけで潤ってきた膣・・・それとその後ろに位置するもぅ1つの口・・直接の刺激を受けなくてもヒクヒクと揺らす。
「はぁはぁ、雪ちゃん、こっちのこっちの穴も感じさせて。・・雪ちゃんの太いので感じさせてよぉ」
浩平の上で腰を振っていたみさきが前へ倒れこむように覆いかぶさると、2人の繋がる部分が顕わになる。
その太いペニスが突き刺さる部分の上に位置する蕾のようなもぅ1つの穴・・
アナルに入れて欲しいとお願いするみさき。
「いいの、みさき・・・痛いかもしれないよ・・?」
「いいの、雪ちゃんの欲しいのっ! 浩平くんと雪ちゃんで感じさせて、2人のおちんちんでみさきを気持ちよくさせてっ」
雪見は浩平の方を一瞥すると、目で言葉を交わすかのように頷く。
「じゃぁ、みさき・・・浩平と一緒にみさきを愛してあげるね」
「うん、ありがと・・・きゃっ!」
その言葉と共に浩平はみさきを抱きしめながらベッドから下りその場に立ち上がった。
肩に手を回し落ちないようにしがみつくみさきに、繋がったままだった浩平のモノへと重力に引かれるみさきの体重がグっと掛かる。
「きゃふっ!! ふ、深いよぉ!! 浩平くんのが奥を押し上げて・・・んんっー!」
子宮と膣を押し上げられるかのような衝撃が大きな快感となってみさきの体を震わす。
「みさき、力を抜いて・・・そう・・・それじゃぁ挿れるよ・・・んんっ」
背後にまわった雪見がみさきのお尻を手で掴み、少し左右にグイっと広げると窄まりの部分にあてがう。
立ったまま前と後ろを貫こうと言う事だった。
「あ、あ、あぁ・・お尻に雪ちゃんのが・・・んぅんんんんっ・・うっ、ううっ・・・」
排泄する場所である部分に入り込んでくる雪見の肉棒・・
押し広げながら体内に入ってくる感覚に今までに感じたことの無い感覚に体を震わせながら全てを受け入れていった。
「くっ、キツイ・・・!! んぅぅ・・み、みさき入ったよ・・・お尻の穴に私のが突き刺さってる・・凄い」
「うぉ、雪見のが入って来るのがこっちにも感じられたよ。 みさき先輩もどう2人のを感じられるか?」
2つの太いものが前と後ろの穴を埋める感覚にみさきは恍惚のような惚けた表情を見せながら、一筋の涙を零す・・
「あはっ、い、いるよぉ・・・私の中に浩平くんと雪ちゃんがいるよぉ・・。 ぐすっ、大好きな2人を感じられて嬉しいよぉ」
3人1つになれた事に対しての嬉しさなのか、ポロポロと溢れ出す涙を浩平はペロっと舌で舐めると、
「オレは雪見やみさきに出会えて良かったよ。2人に出会わなければオレはダメになってたかもしれない・・」
「浩平・・・うぅん、私こそみさきに出会わなければ生きているのも辛かったと思うと、だからココに3人でいられる事が凄く幸せだよ」
2人からの感謝の言葉に鼻をすすりながら「・・ありがとう」と返すみさき。
浩平と雪見も、みさきを間に挟みながらギュッと3人で抱きしめあった。
お互いの鼓動を感じ取りながら少しずつ安心していく気持ち・・・
みさきも浩平と雪見の体温とぬくもりを感じていると自然と体内にいる2人のモノをキュッキュッと締め付けていく感覚に、
「それじゃ、始めるよみさき・・」
「みさき先輩、2人を感じて・・」
「うん・・・愛して、私を・・」
そして、雪見と浩平はみさきを愛する行為を始める
いつまでも気持ちのいい前の口と、初めて感じる後ろの穴・・2人の太さに押し広げられたまま身体の中を擦りあげていく。
「やぁぁーっ!! 浩平くんのも雪ちゃんのも太くて・・・気持ち良いよぉ!!」
「はぁはぁ・・みさきのお尻もぬるぬるしてきて・・・あはっ! 溶けちゃう!!」
「ううっ・・締まる! 雪見が動くとみさき先輩のまんこ締まってくるよ・・・凄く気持ちいい」
「もっと! もっとわたしを・・・みさきを突いて! 犯してよぉ!」
みさきを挟むように、前の女の子の部分を浩平の太いモノが・・
後ろの穴を拡げられ雪見の固いモノが射し込まれ、打ち込まれ、擦り上げていく。
息が合ったようにリズムよく2つの肉棒がみさきの身体を突き上げると、みさきの身体が浮き上がる・・
いや、その通りに今は2人のペニスに支えられ爪先立ちで立っている様なものだった。
そして、浩平と雪見もみさきの穴の中の襞を通して相手の太いモノが同じように動いてるのが感じられるほどに・・
「雪見の・・太いな。こっちを押してきてる感じが伝わってきてるよ」
「こ、浩平のだって大きいよぉ・・激しく動いてるのがみさきを通して私のまで気持ちよく・・ふぁぁーっ!!」
以前に、雪見は浩平のを、浩平は雪見のをお互いに手で擦りあげながら気持ちよくなることをした事があった。
つまり相手の手で自慰をすると言うのだが、今はみさきの体内を通して相手のモノを刺激合う・・そんな気持ちよさも感じていった。
「はぁはぁ、先輩・・・先輩は俺たちの為に妊娠してくれるんだよね」
「あんあんっ、は・・はぁい・・ふぁい」
「み、みさき・・んっ! こ、このお腹の中に私たちの赤ちゃんが出来るんだよね」
「ふぁい、みしゃきは、ゆひひゃんと、こうひぇいふんの・・ふあぁぁぁ!! あかひゃん、あかひゃんをにんひん・・・にんひんしまふぅ!」
「先輩っ!!」 「みさきっ!!」
「ああああんっ、あんあんあんっ、ふわあぁぁーっ、あ、あ、あああぁっ!」
2人の問いに答えてくれたみさきに浩平と雪見それぞれ、みさきをギュッと抱きしめながら更なる突き上げを与えていく。
みさきも首に手を回し浩平に抱きついているのもあって、浩平の胸を柔らかな乳房で愛撫し、
みさきの背中には雪見の乳房が、突き上げる動きに合わせてプルプルと揺れみさきの背中にぶつかるほどの激しい動きを与える
3人とも最後の瞬間に向かい高まる性の興奮は最高潮に達しようとしていた。
「もぅ・・もぅ・・イっちゃ・・・またイっちゃうっ!! 私のお尻とまんこがイっひゃうよぉー!!」
強烈な快楽の波に綺麗な黒髪を振り乱し、涎と涙でぐしゃぐしゃになったいやらしい表情から卑猥な言葉が吐かれる。
それほど身体を頭の中も溶かすぐらいに幾度も止まること無い刺激にSEXの快感を味わう。
「ううっ、お・・俺もイきそう・・・みさき先輩の中にまた出すから・・・子宮に精子を射精するよ」
「あはっ、私もみさきのお尻の中出すよ・・一杯にするから受け止めて・・みさき!!」
2人とも最後に向かい大きく強くストロークを早め、突き上げる。
そしてそれを受けるみさきはガクガクとなすがままに身体を揺らし、そして絶頂の刻を迎えた。
「イク、イク、イクーーっ!! 来て! 来て!! 2人のエッチな液でわたしを・・・一杯にしてぇぇっーー!!」
ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けた瞬間、大きく弾けた絶頂の波がみさきを襲う・・・
みさきの叫び声と共に爪先立ちだった両足を浩平に絡ませ、背筋を反らして雪見に寄りかかるようにすると、
体重がグッと2人の突き刺さったモノに圧し掛かり更に奥へと・・・みさきの体内の内臓を押し上げた。
そんな事さえも気持ちよく、身体をビクビクと達しながら痙攣させ、2人の大きさに拡がった2つの穴をキューと締め付ける。
そのお互い最高に気持ちの良い刺激を加えられ2人もみさきに遅れることなく同時に絶頂へと導かれた。
「うっ!! み、みさき先輩っーー!!」
「みさき、みさき、みさきっ! ・・んんっ、んんんんんっっーーー!!」
根元までみさきの奥まで・・体内を持ち上げられるほど突き入れ2人の欲望が弾けとんだ。
びゅく!びゅく!! びちゃびちゃっ・・と幾度も大きく吐き出される粘液がみさきの身体の奥まで犯していく。
「あっ・・あっ・・・熱ぅいよぉ・・・ドクドクってお尻と子宮に精液が流れ込んで・・・あはぁ! またイっちゃうぅぅっっーー!!!」
体内の奥底を叩く激しさにイっている最中のみさきにまたも大きな快楽の波が・・・今日だけで何度目かの絶頂を襲った。
・・・・
浩平は雪見に続き、脱力したままのみさきを抱きしめながら力を失ったモノを抜き出す。
前も後ろも吐き出された液にドロドロに染め上げられる体内からゴボッ・・と零れ落ち床を汚す。
特に雪見と浩平の体液を大量にそそがれた膣や子宮への穴からはドロリと白く泡立った愛液と精液が混ざり合ったものが、
みさきの太ももを伝い、またはそのまま床に糸を引きながらボトボトと零れ流れ落ちるほどだった。
「はぁはぁはぁ・・・」
荒い息をつきながら床に寝転ぶ雪見とみさき、そして浩平も力尽きたように腰を下ろして座る。
今までにこれほど激しく愛し合った事は無く、もぅこれ以上は吐き出すものさえないほど疲れきっているはずなのに、気持ち良さを感じる。
「はぁはぁ・・俺のや雪見のはちゃんと先輩のに届いたよな・・・」
それはやはり2人の想いにそれぞれ応えた事への満足感なのか、男として命を紡ぐ行為をした事への達成感なのか・・・それは判らなかった。
ただ、自分が成すべき事をしたと言う充実感なのかもしれない。
床に寝転ぶ2人も自分と同じような気持ちなのだろう・・疲れきった様子を見せながらも笑顔を浮かべ、2つの膨らみを上下させている。
その手はお互いを離さぬようギュッと握ったままの姿が浩平に暖かな笑顔を自然と浮かべると、
「みさお・・・お兄ちゃんは大丈夫だよ、元気でやってるよ・・・」
彼にしか見えない向こうを見つめながらもぅ1人の愛しい女の子に呟いた。
・
・
・
それから毎週末になると3人でのセックスをする日が1ヶ月ほど続いた。
命を生み出す行為だけに留まらず身体を重ねることでお互いの大切さや思いやりを感じられる時・・・
幾度も幾度も注ぎ込んだ雪見の想いと浩平の精子が、みさきの卵子と無事に交じり合ったのが判ったのは。しばらく経ってのこと・・
そして長くも短い月日が過ぎ去った晴れやかな日・・・すくすくと子宮の中で成長した命が赤ん坊となってこの世界に現れた日。
「おぎゃぁぁー!」「おぎゃぁーっ!」
産婦人科の病室に響く大きくも元気な泣き声。
それは1つではなく2つとなって聞こえてくる。そう俺たちは双子の女の子を授かったのだった。
まるで、生殖能力のないはずの雪見の想いが適ったのか、浩平と雪見それぞれの命がみさきに届いたかのようなそんな風に感じる。
「良かったわね浩平」
「ありがとう由紀子さん」
産婦人科の先生でもある叔母の由紀子さんが浩平の肩をポンっと叩きながら自分の事の様に嬉しそうにお祝いするのを笑顔で返す。
「けど、これから2人の子供を育てるのは大変よ。 それに2人の愛する妻もね。責任重大よ頑張りなさい」
「大丈夫ですよ、あの笑顔を見られるのなら俺は家族の為に頑張れます。それが俺の永遠の使命ですしね」
雪見とみさきはそれぞれ自分の手に赤ん坊を抱きながら嬉しそうにする笑顔は、母親のような暖かな優しさを伝えてみせる。
彼女らの笑顔をずっと見守っていてあげたい。
そんな誓いを心の内で秘める浩平に向けて、雪見とみさきは抱いた赤ん坊に声をかけた。
「ほら、あなたのお父さんよ・・・美咲」
「うん、私たちが愛して、私たちを愛してくれている人だよ・・・幸美」
双子と判った時からお互いに考えていた名前をつけた赤ん坊は、
それに応えたか安心したような表情を浮かべたようにスヤスヤと寝息をたてていった。
〜fin〜
★あとがき★
以前に書いた「ONE day’s みさき&雪見」の続編として書いたのが本編です。
みさき先輩のシナリオはとにかく涙涙で、セラくん的エロゲーでも現在でもNO.1作品(&キャラ)です!
で、その親友でもある雪見さん、登場は少ないけども印象ある個性と親友の良さをみせてくれたサブキャラでしたね。
「なのに、私のこの扱いは何!? 最初は私のオリジナルストーリーの設定だったのが、どうして・・どうしてエロSSに!!」
「う〜、私はこんなにエッチな子じゃないよぉ〜」
えっ、いや・・・ほら、ふたなりとか3Pとかって萌えるじゃん!
バキッ☆
「星になれぇーっ!!」
う、海が好きぃ〜〜〜!! (クルクルクル・・・キラリ)
「けど、雪ちゃんの赤ちゃんなら私・・産んでもいいかな。 キャッ、言っちゃった♪」
「あんたねぇ・・・んっ? ・・・何だかムズムズと・・・・あれ?」
「雪ちゃん、どうしたの?」
「いや、ココが・・・・あっ」
「んっ、この感触は・・(さわさわ)・・・うわぁ、雪ちゃんの股間にナニが生えてるぅ♪」
「みさき、なにその♪は!! ど、どうして・・・」
ふっふっふっ、おいらを虐めた復讐を呪いにしてやったぜ・・これでまたオマケSS書いてやる! (ニヤソ
・・・・
「みさき、妊娠おめでとう」
「先輩、俺たちの赤ちゃんを孕んでくれて嬉しいよ」
「ありがとう2人とも。 私、元気な赤ちゃんを産むよ」
その命が宿っているだろうみさきのお腹を3人で易しく撫でる。
まだ小さな命だが、そのぬくもりが感じられる・・・そんな気持ちを3人は抱いていた。
「じゃぁ、みさきにお祝いしなくちゃね」
「そうだな、先輩に感謝の祝福を俺たちから送らないとな」
「うん、2人ともありがとう・・・それじゃ、んっんんっ、んぐっんんっ・・」
ベッドに腰掛けるみさきの前に立つ浩平と雪見、目の前にはブラリと垂れ下がった大きくなる前の男の性器がある。
それを両手で握るとまずは雪見のを口に含み大きくさせていく。
浩平のもみさきの柔らかな手に包まれ前後にこしゅこしゅ・・と擦り上げると徐々に天を向くように固くなる。
「はむ、んぐんぐんぐっ・・・あははっ2人とも大きくなったよ。いつ見ても立派だよぉ」
「んっんふっ、先輩こんどは俺のを・・・おぉ、凄い! やっぱり先輩のお口は気持ちいいや」
「ふっ、まだまだ甘いわね浩平。 お口もいいけど、みさきのおっぱいの気持ちよさには適わないわよ」
そう言うが早いか、ベッドの上に仰向けに寝かせ、みさきの上に跨ぐと2つの乳房を両手で掴みその間に自分の肉棒を挟みこむ。
「んっんんっんぐぅ・・ゆ、ゆふぃひゃんのおひんひんがおっふぁいに・・・はぅん、うぐんぐんぐっ」
「うおぉ、先輩のフェラの動きが激しくっ! くぅ、吸い取られそうだぜ」
「はぁはぁはぁ・・みさきの柔らかいおっぱいが私のをムニムニと挟んで揉んでくれてる・・・凄い」
フェラとパイズリの奉仕に2人の興奮は急速に高まっていく。
「くぅ、もぅ俺イきそうだ・・先輩のお口気持ちよすぎてもぅ・・・出るぅ」
「はぁはぁはぁ、わ、私もみさきのおっぱいが気持ちよすぎて出そう・・あぁん出ちゃう!」
「んぐんぐ、ぷはぁ・・ぺろぺろぺろ・・・いいよ、2人とも出していいよ、一杯吐き出してぇ」
「うあぁぁ、先輩イク! イク!」
「みさき!! おちんちんから一杯出ちゃうっ!!」
みさきの身体を使ってイク絶頂の瞬間に2人は、みさきを挟むように両側に移動する。
そして・・・
「みさき、私たちからの祝福を受け取って!! んんっーー、ふわわぁぁーーーっ!!」
「先輩、俺たちからのお祝いのシャワーだ! うっ!! ううっ!!」
どくっ! びゅ! びゅ! びゅくっ!びゅくっ!!
「あ、ああああ温かい・・・2人の精液が私に降りかかって・・・ああぁん!赤ちゃんも感じてぇ!!」
浩平と雪見がどくどく・・と射ちだす粘液が顔や胸、それに妊娠したお腹へと飛び、イヤラしい液にまみれていくみさき。
それを幸せそうに浴びながら、命の宿す子宮と産道の膣をブルブルと震わせ絶頂を迎えた。
・・・何を書いてるんだかなぁ、自分。 (^^;
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