ケルンテン公国投入軍事予算内訳

    :計画完了
開発予算
名称 月投入予算(単位:1億KM) 合計 備考
11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
ジャンプユニット 1 2 1 4
シェーファー3001『マイスター』 1 1 1 3 ジェットエンジン
強行突撃用重装ユニット 3 3
重量級イェーガー『アイン』 2 1 3
シェーファー・1001“Mond” 3 1 4 電波探知機
イスカンダルの火 3 3 100mmロケット弾投射機
ハーン37 プランダ 1 1 列車砲
EWL-AII メドゥーサ 2 3 5 1 1 12 対空戦車
ドライ・アーDa5 シュテルン 2 6 6 3 17 戦闘機
LDB M100 H/SG -茜- 1 1 歩兵用小銃
88mm汎用高射砲 Juki 3 4 2 9 高射砲
Si-05 1 2 3 赤外線暗視装置
Si-01C 1 2 3 30ミリ汎用機関砲
K4甲式戦闘機『轟風』 2 2
ヘッベル式駆逐ユニット 3 1 1 5
メテオール 1 1 2 航空機用ロケットブースター
シグリア・ファウスト 1 1 3 5 対戦車ロケット砲
戦闘機『風』 5+ 5+ アードラ
他にS&M工房の全資金を投入
σ-V・HD1ハンス・デルネッシュ 4 4 (新型?)爆弾
8月期に計画中止
レルヒェ 1 1 ジェット戦闘機
ホルニッセ 1 1 空対空ロケット榴弾
σ-V・HD1.5ハンス・デルネッシュ改 7 7 (新型?)爆弾
ハルカ&ズザンナ 2 2 高機動軽戦闘車両(自転車)
航空母艦『ケルンテン』 10 16 26 英国にて建造
SiP13『レオパルド』 3 3 中戦車
開発予算合計 1 9 9 9 15 13 13 9 8 12 14 17 129
特別予算
名称 月投入予算(単位:1億KM) 合計 備考
11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
水中用ウービルト捜索 1 1
砲艦シュマックハフトの修理 1 1
治安回復用特別予算 1 1
「ERIS」社の技術開発部長の研究に与える 1 1
南ゴートイェーク州軍政特別治安費 1 1
ハンス・デルネッシュ議員国葬予算 1 1
防空対策特別予算 1 1
海軍水中用イェーガー『MJ-01ティアマト』量産用予算 1 1
爆撃機『グライフ』生産ライン復旧用特別予算 1 1
ルーエンザール機兵旅団編成 3 3
軍事的外交予算 1 1 ムッソリーニが好意的になる
高機動軽戦闘車両『ハルカ&スザンナ』の緊急配備 2 2
スイス銀行の隠し口座に2億ケルンテンマルク 2 2
某政治家のスイス銀行隠し口座にさらに2億KM 2 2
某政治家による、某大企業の株券購入に3億KM 3 3
特別予算合計 0 1 0 0 0 0 2 1 5 4 4 5 22
補給・補充予算
名称 月投入予算(単位:1億KM) 合計 備考
11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
陸軍 39 30 31 31 25 27 25 29 26 23 22 18 326
海軍 1 1 1 3 6月期より必要
総合計
月期 合計 備考
11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 480

解説:

 この表は、硅緑内戦・硅独戦争期間におけるケルンテン公国での毎月の軍事予算配分を示したものである。
なお、硅緑内戦は1937年5月に勃発しているが、1937年10月以前の記録は散逸してしまっているため、1937年11月から1938年10月までの数字となっている。
また、当時のケルンテン公国では毎月15日を翌月の月初とする特殊な暦が採用されていた。そのため、例えば1937年11月期は1937年10月15日から1937年11月14日までと、名称とは多少ずれた期間となっている。

 ケルンテン公国の軍事予算は毎月総月40億KMが計上され、この中から前線への補給と開発への割り振りが行われていた。前線では補給・補充のために毎月40億KMを必要としていたが、実際には30億程度しか割り振られず厳しい状況が続いていた。と云うのも、毎月10億KM前後の予算が兵器開発につぎ込まれていたためである。
 ケルンテン公国では硅緑内戦・硅独戦争を通して、数多くの新兵器開発計画が立案された。これら計画は正式に予算が計上されたもののみでも25案にものぼり、うち15案が完了している。
 計画案を種類別にまとると、火器7案、航空機4案、車両4案、イェーガー1案、艦艇1案、その他8案となっている。傾向としては、比較的安価で早期に実現可能な計画を重視し、新型機開発など多額の予算を必要とする計画は優先順位を低く見積もられていた。 実際に10億KM以上の予算を必要とする計画のうち、完了できたのは『EWL-AII メドゥーサ』と『ドライ・アーDa5 シュテルン』のみとなっている。その他多くの計画は、着手したものの追加予算を得られずに立ち消えとなっているものが多い。

2008.10.07追記
 より詳しい予算配分の資料を発見したため、「ジャンプユニット」と「K4甲式戦闘機『轟風』」「補給・補充予算」の予算配分を修正しました。