台北・旅行計画


海外旅行の経験は、「シドニーマラソンツアー」に参加したことと
息子の結婚式をサイパンで行ったため、両家家族10名で行ったことがあるだけ。
ぜーんぶ後をついて歩いていただけでした。
それが、今回はちょっと違うのよ。

それは、こんな風に始まったのでした。

2002
7/19


中国茶との
出会い
亭主殿が、5月に中国の福建省の武夷山でとても美味しいウーロン茶を買ってきた。飲んでびっくりした。今まで飲んでいたウーロン茶は何だったの?・・というほどの新しい経験だ。最初の一口で思わず顔を見合わせる。
それから中国茶用の茶器を買った。まづ、形から入らなくちゃね。
それから、中国に行きたくてたまらない。本も買って読んだ。インターネットで検索もした。すると「本場台湾で中国茶を堪能する3日間」という旅行コースがあったよ。8月は無理だから、9月におじいちゃんがショートステイしている間に行けるかな。
9月末に成田空港から、費用の安い午後便でたって、あいだに一日フリーな日を入れた4日間コースで、ホテルも上から2番目クラスでも、費用は7万円くらいだ。これが8月のお盆休みで午前出発だと11万から12万円くらいする。
7/27


同行者確保
台湾で「中国茶を卸値で買ってきたい旅」の同行者2名確保しました。一人では心細いので一安心です。誘うのは、やはり高校時代の友人になってしまいます。もう30何年のつきあいです。子育てが終わって、やっと旅行にもいける余裕が出来てきました。
毎年1回くらいプランを立てるけど、参加できるのは5人のうち大抵3人です。今年の旅も去年の旅も、参加できたのは同じメンバーでした。いつも2名が行けなくなるので、行けなかった2名のためにまた別なプランを立て直す・・の繰り返しで、毎年旅行に行くようになりました。
8/3


パックツアーを選ぶ編

50代からの応援雑誌「いきいき」さん2月号に載っていた「台湾の春を巡る5日間」は、代金148,000円だ。利用飛行機は、午後発のチャイナエアライン。「いきいき」さんの宿泊ホテルは、台北の「アジアワールド」。全行程で「故宮博物館」「茶芸の体験」「花の陽明山散策」「新北投温泉泊」「桃園の茶畑を眺めてお茶」「台北市内巡り」「足裏マッサージ」などなど。

それで今回我々の旅も、一番料金の安いチャイナエアラインにする。9月末出発日の格安往復費用をネットで探すと、午後便で29800円、その上が30500円、その上が33000円だ。これが午前出発だと、最低でも40300円。資料は、エクスプローラのトップページに出ていた旅行社に電話で問い合わせ送ってもらった。それは夏休み格安旅行の案内だったけど、担当者が言うにはホテルはもう少し上の方がお勧めとか。それで色々検討し、ホテルもほどほどの台北華國大飯店(インペリアルタイペイ)に決めた。そして旅行社に電話すると、自分の持っている資料よりも、2000円高い。で、こちらの資料ではこうなっていると伝えると、2000円安い方でOKでした。午後発の2泊3日コースに連泊2日加え、1日オプションが入った4泊5日で70,800円でした。空港使用料3,240円を加えても、合計で74,040円。 きゃひーーん!

それで、やっと!!! 友人の承諾を得たのでありまして、昨日仮予約いたしました。幹事はもうへとへと。。。

追加
ちなみに午前出発の時のインペリアルの延泊料金は1万円で、午後便利用は9千円です。午前発は飛行機代もホテル代も高いです。日程の余裕がある方々は、絶対午後便にしましょう!(ネットで探したインペリアルの料金は、シングルで13,500円くらいでした)

また追加
インペリアルの近くに「廸化街(ディーフォアーティエ)」がある。ここは、台湾の食材がなんでも揃っているらしい。素食(ベジタリアン)の材料、グルテン(植物性たんぱく)、クコの実、松の実、薬膳の材料、漢方薬などなど、中国茶以外に欲しかったもの見っけた。 とってもわくわく

8/5


中国茶編

中国茶の美味しいお茶の時期は、春茶と冬茶。それ以外は日本の二番茶、三番茶と同じで味が落ちるらしい。ところが五番茶まで収穫するところもあるらしい。暖かいから五回くらい収穫できるんだろうね。だから、夏茶は一番安いんだそうだ。喜んでいいのか、悲しんでいいのか、悩みます。

台湾では茶菜といってお茶の葉を使って料理する。中国で買った岩茶は、出がらしのお茶の葉を広げると、大きな一枚の葉になるのです。食べてみると美味しい。それで大事な岩茶の方は手を付けずに、日本の緑茶の出がらしをフライパンで味付けしてみた。自分では、まあまあかなと思ったんだけど、ダンナが「なんだ。食べれるのか?」・・そして一口食べたっきり手をつけず。日本の高級茶の茶がらは、新芽を使っているから小さい。日常茶の茶がらは、粉々です。だから日本茶で茶菜を作るのは、無理みたいです。・・見た目は、とても食べられない。

ところで、台湾人の面子の考え方について

台湾でビジネスをする場合、一般的には相手が酒や食事や贈り物、食べ物、煙草をあげると言うらしいです。断るともっと強く言い張り、大抵こちらが折れて相手の申し出を受け入れることになるそうです。これは、主張と拒否の繰り返しの儀式で、面子の応酬なのだそうです。実際は、何かを与える方が面子を得て、受けた方は面子を得られない。受け手も贈り物を欲しがっているような印象を与えると、面子を失う事になるそうです。気前の良さが面子の神髄で、与えることが実は得ることで、受けてばかりいると、結局は損をすることになるようです。ビジネスマンの場合は相手よりも早く勘定書を取る方が、評価が上がるらしいです。面白いですね。

8/8


卸値は日本より3分の1の烏龍茶編

最近はネットで情報集めをしています。美味しい中国茶を飲んでファンになり、本屋で「中国茶・アジアの誘惑」って本を買って、読みふけっていたのですが、その本の表紙に蓋付で黄色い茶碗が載っています。その茶碗には紅茶よりも明るいオレンジ色のお茶が入っている。いいなあと眺めていたのですが、ネット巡りをしていたとき、同じ茶碗を見つけました。それはここ「住んで良し食べて好し」のミハリータさんのHP。http://www2u.biglobe.ne.jp/~mihalita/Taiwan/index.html
その茶碗は台北駅前のお店で1客2000円くらいで売られていたことや、お茶のことはミハリータさんの友人のポーロさんとナマケモノさんが詳しいとか、いろいろ教えてもらいました。

ポーロさんとナマさんからの情報では、台湾の卸問屋で買うお茶は、日本の1/3程度で買うことが出来る。また中級の凍頂烏龍茶1斤(600g)が800元(約3200円)だったこととか教えてもらいました。この卸問屋は 正安漢福記名茶 台北市廸化街一段138号 tel 02-2557-1212か1216 ポーロさんのHP。http://myweb.to/polo
ミハリータさん。ポーロさん。ナマケモノさん。どうもありがとう〜☆
8/26


台湾旅行・太魯閣峡谷ツアー
台湾準備は着々と進行中。フリーの第1日目は、太魯閣峡谷ツアーに行くことにした。これが旅行社の案内だと、国内線の飛行機往復使うので23,000円なのだが、ネットで現地ツアーを探したらあった。http://user.komazawa.com/~tanpopo/tour/index.htm こちらの太魯閣峡谷ツアーは、1元4円で計算しても18,000円で、5000円安かった。帰りは列車で帰れば14,800円でもっと安い。なんですね。こうして掘り出し物を探すと、それだけでわくわくしてしまうのだから、「旅」はもう始まっているんでしょう。
9/16
日程表が届く
台湾旅行の日程表が、土曜日に旅行会社から届いた。昨夜は入国カードに記入したり、タグに名前を書いたり、資料を友達にFAXしたり、待ち合わせ場所の打ち合わせをしたりした。
渡航書類の書き方参考はここ。http://www.s-ssp.co.jp/etra_ed/top/top.html
9/26
出発前日
指折り数えていたけれど、はや明日の5時頃は台湾に行ってます。あっという間に前日という日を迎えましたよ。今は事務所の帳面をしています。旅行のことばかり頭にあったので、肝心のおじいちゃんのショートステイを忘れてしまうところだった。
9/27
出発
遅刻の常習者なのに、この日ばかりはパッと目が覚め、朝ご飯の支度、洗濯物を干す、エトセトラetc
すべて順調で出発。嬉しいな〜♪
10/2


帰宅
10月1日帰宅の予定が、台風21号の影響で翌日無事帰宅したよ。
今回は台風21号の影響で、10/1台北発018便は満席となり、空港のカウンターでチェックインを済ませた直後、次の106便が「飛ばない旨」を書いた紙がカウンターの上に張り出されました。

後から知ったのですがこんな場合、手配旅行の我々は「手配旅行では、旅行会社に旅程管理、旅程保証、特別補償の義務はなく、出発後(予定航空便が欠航するなど)のトラブルは旅行者である、あなた自身の責任で解決します(もちろん、旅行会社に故意・過失があった場合はこの限りではありません)。」に相当するらしいと気づきました。ガイドさんが胸をなで下ろし「良かったですね。後は何かあってもチャイナエアラインがホテルとか用意するでしょう」と言ってました。
いづれにしても、どんなに日頃の行いが良いのかということを、分かって頂けましたでしょうか?

成田には夜中の12時を過ぎた時間に到着したのですが、1人15,000円を限度として自宅までの交通費が、領収書と航空券の半券を送付することで、振込という形で支払われることになりました。

★★★ ところで、インターネットで検索しても、全部でいくらかかったの??って知りたいのに、書いてないでしょう。だからこっそりお教えします。
行くときにキッチリ15万円持っていきました(新幹線もこの中から払った)。あとカードは必要です。で、最後にいくら残ったか。
いくら持ってく?って話し合ったから、たぶん3人とも同じくらい持っていったと思うのですが、食べることと観光だけが目的の友達は、帰宅日前夜でも残金7万円くらいあったようだし、もう一人のマッサージとエステが目的の友達には聞いていないけど、免税店で宝石を買っていた。私は全部使っちゃうつもりだったので、もちろん使い切りました。一番高い買い物は、太魯閣ツアーを外すと、全身マッサージでしたね。茶王がその次であとはなんだかんだ納得できます。食費は最初1人1万円づつ出して、一人が会計係をやりました。でも最後には残金がたくさん残っていて最後の食事の後、それぞれ1人700元くらい戻ってきました。だから最後は、有り金残らずという感じでお金をかき集め、亭主殿にダチョウの足の皮の財布3600元を買ってあげました。(最後まで手をつけたくないお金として、日本円で3万円くらい決めていたけど、ダチョウの財布に貴重な1万円をエイっと払ったら、我が家に帰り着いたときは7千円くらいだったよ・・あらら)
廸化街では買いたいものだらけでした。アーモンドパウダーが1斤200元。干し貝柱の小が1斤500元。大豆たんぱくのグルテンが1袋85元〜100元。乾百合も安かった。きくらげも買ってきたかった。
花茶の種類も豊富だった。それでトランクの重量が20キロになってしまい、宅配に1700円払うという風で、大事なお金が消えていきました。