中国茶の話

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翠玉茶館旧館
翠玉茶館新館

2003/10/2更新・写真追加
老君眉(中国武夷岩茶)
250g3000円くらい。
(100g1200円)現地で購入
茶王(台湾)
300g3600元
(100g4320円)
大紅ほう(中国)
老君眉を沢山買ったので
おまけにもらった
苦丁茶(中国では生志茶)
1斤1000元
(100g600円)
凍頂烏龍茶(台湾)
半発酵茶
台湾廸化街の福記名茶さんで
1斤800元(中級)
(100g480円)
龍珠茶(ジャスミン茶)
台湾
台湾の茶楽で100g700元
(100g2520円)
茉香緑茶(ジャスミン茶)
台湾
廸化街の福記名茶さんで
1斤800元
(100g480円)
龍井茶(ろんじんちゃ)台湾
緑茶(釜入り茶)

1斤800元(中級)
★1元を3.6円で計算。
碧螺春(ぴーろーちゅん)台湾
緑茶(釜入り茶)
1斤800元(中級)


インターネットで教えて頂いた廸化街のお茶屋さんで買った凍頂烏龍茶は、中国の武夷山で買った老君眉と同じような味と香りがします。ただし、台湾人は中国には負けないという自負を持っていますが、軍配は老君眉の勝ちです。でも、中国の老君眉は100g1200円でしたが、廸化街のお茶屋さんで買った凍頂烏龍茶は100g480円でしたから、比較する方が無理ですよね。
両方の茶葉の違いは、葉の大きさと柔らかさに違いがありました。老君眉の茶葉は大きくて、食べると柔らかい。廸化街で買った凍頂烏龍茶の茶葉は、小さくて食べると固い。これは春茶と夏茶の違いかも知れません。茶葉はどちらも広げると完全な一枚の葉っぱの形を保っていました。

同じ烏龍茶でも、茶芸館の茶楽で試飲した高級な高山烏龍茶は、日本茶の新茶に似た味と香りがありました。このお茶は目が飛び出るようなお値段でした。確か200gで1900元だから、日本円で100g3420円。インターネットで検索しても、たいていこれ位の値段になっています。いづれにしても高すぎます。この高いお値段の高山烏龍茶は敬遠したのに、なおも高い300g3600元の凍頂烏龍茶を買ってしまったカラクリは「毎日飲みたいから、もっと安いのでいいの」と言ったら「じゃこれはどう。おすすめ!」と300g3600元の凍頂烏龍茶を出されたとき、100g1200円と勘違いしてしまったような気がするよ。・・元と円は発音が似ているので間違いやすいよね。もったいないので、当分飾っておきます。

・・と思っていたのですが、HPにアップするために開封したので、「茶王」飲んでみました。・・・「美味しい!」・・なんか不思議なお茶ですね。さわやか、豊か、語彙が少ないので表現が難しいです。それで、久しぶりに最後の老君眉も開封したのですが、息子が一つ舐めてみると言って舐めたら「甘い」「・・うそ」と舐めてみたら半端でなく甘い。友達に大いばりで飲ませたときも「なにこれ、サッカリンの甘さだよ」と言ったので「ふん」と鼻であしらってやったのですが、「なにこれ・・・??」ほんとうに老君眉ってこんなに甘いの??正安渓福記名茶さんの凍頂烏龍茶は、同じような味と香りだけど舐めても甘くない。中国で買った老君眉は疑問符だらけです。どなたか中国の福建省に行ったら、老君眉を飲み比べてきて下さいませんか。もしインチキしていたらとっちめて来て下さいまし。この武夷岩茶を買ったところは、(福建省武夷山市 天心岩茶精制なんとか。電話0599−5202629)
これも、茶王を飲んだから、おかしいぞって分かったことかも知れません。

さて、ここ毎日凍頂烏龍茶を飲み終わった茶葉で一品作っています。廸化街で買った大豆たんぱく(グルテン)を水で戻してたっぷりの油で炒めて、凍頂烏龍茶を加えてまたよく炒め、カップ1の凍頂烏龍茶を加えて煮て、砂糖・醤油・豆板醤で味付けします。美味しいよ。






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