スギナは夏緑性で多年草のシダ類 スギナは酸性土壌が好き。

 肥沃土壌も好きらしいが、これについてはわからない。

     

 ツクシはスギナの胞子体です。スギナは杉菜と書きます。見かけが杉の幼苗に似ているからでしょうか。

スギナについているので、「付子」だと言う説、土を突いて出るから「突く子」であると言う説、スギナを「継ぎ菜」、ツクシは「継く子」と言う説、土に刺した筆のような姿から土筆と言う説などがあるらしい。胞子穂のことを俗につくしというようですけれど。

オシタシとか佃煮、いためもの、つくし飯、卵とじ、天ぷらにするといいです。

卵とじをパスタ料理に仕立てるのも面白い。

【選び方】茎は節と節との間が短く、頭がよくしまったものがよい。作物と同じだね。

【薬効・栄養】腎臓疾患:すぎなは一般には山菜としては利用されませんが、干してから煎じて飲みます。ビタミンAB1B2C、サポニンを含み、利尿、鎮咳効果がある。

土筆の下拵え・・・・

 土筆はなるべく根元から長く摘んむ。

準備:面倒なのがはかま(と胞子穂)を指で取り除くことです。

これは食感が良くないので取り除く必要があります。

土筆が傷つかないようにさっと流水で洗います。

熱湯:「あく」を取るために、熱湯に塩少々を入れ1〜2分ゆでてから、1時間くらい水にさらします。

または、鍋に入れてタップリの水を張り、塩を適量入れてから火に掛ける。

鍋が沸騰し、土筆の頭が緑色、胴が赤く色付いてきたら火を止める。

茹で終わった土筆は流水で洗った後、水に30分程度浸して灰汁抜きする。