いちじくの志田ファーム 土つくり 耕楽園 

ひゃくしょう

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いちじくの根域制限栽培法(コンテナ栽培)

(1)根域制限栽培法

  コンテナ(鉢)の配置密度:1350鉢/10a、

結果枝:1樹2本に仕立て、

    植え付け2年目で成園なみの収量3t/10aが得られる。

技術が高まれば6t/10aの可能性があり、10t/10aも夢ではない。

(2)用土量は植え付け4年目まで24〜48リットルが適当。

    鉢の目安
     一般に号数で呼ばれ、1号が直径1寸(約3cm)ですから、
    11号(直径 約33cm)ぐらいまで深さ60cmぐらいのもの。
輪鉢

(3)生育期の適正水分管理

   自記式テンシオメーター、土壌水分張力(pF)2.3以下で潅水を行うと、
   不着果節(飛び節)の発生を抑える ために重要である。

    樹体の水分吸収量が多く土壌水分の日変化が大きくなるため、潅水の自動化が不可欠である。

(4)年間窒素施用量は1結果枝当たり、5〜10g必要である。

(5)施肥の時期は、

結果枝長及び節数を確保するためには5月中旬から6月中旬の窒素施用が重要で、

10節目以上の果実の着生にはこの時期以降の窒素施用も必 要である。

(6)土壌病害虫の予防対策が出来ず不安な場合は、苗木は自家育成し、土壌は消毒して用いることが望ましい。