選挙運動の変化2003
組織選挙から草の根選挙
どの陣営も、昔のような組織選挙はできなくなった。 会社・労組は毎回、動員要請に応じていたが、今回は出していない。 実働部隊の中心は予定者の同窓生や身近な知人、身内。 実働部隊の動員力から見れば、議会活動を放置して、お愛想良く選挙区廻りをこまめにしている候補者が有利。「政治とカネ」に厳しい目があるのは事実だが「経費節減が至上命題」と変化している。 会社・労組幹部ともに「この経済情勢では選挙に首を突っ込む余裕はない」という。 どの選対幹部も「昔のような爆撃はできない。草の根選挙で、こつこつ回って名前を売り込み、政策を訴えていくしかない」ことを認識しだした。 |