楽寿館は、小松宮親王の別邸として建てられた純日本風の高床式数寄屋造りで明治期の建造物です。 現在1日2回(10:30〜、13:30〜)建物の一部公開されてます。 主室と次の間からなる60畳敷きの大広間「楽寿の間」を中心に、茶室や異なった部屋が、回廊によってつながっています。100年以上を経た今日も当時の優雅さがしのばれます。京風建築によるこの建物は、簡素な中にも格調高く、釘隠しなど細かなところまで趣向を凝らしてあります。各室のふすま、格天井、杉板戸などにはたくさんの装飾絵画が描かれています。