雪のふる日に…
「はぁっ…はぁ、っ…ぅあっっ!!」
冷たい石造りの部屋に、ヴォルフラムの美しいアルトが響く。
「良いですか閣下、ここですよ?」
「んぅ…っ!!」
まばゆい金髪を振り乱し、エメラルド色の瞳からは大粒の涙がとびちる。
張り詰めるばかりで、さきほどからなんの処理もされないヴォルフラム自身からは、
降り積もる雪と同じ色の液体が、細長くはき出され続けていた。
その姿を冷静な瞳で見下ろしながら、彼をこんな目に合わせている女性は淡々とした口調で続ける。
「この状態をDオーガズムといいます。通常より長く絶頂を得られるのが特徴で……こんなふうに」
「ひ…ぃッ…!!」
「全神経がここに集中しているみたいでしょう?」
うつ伏せにされ、腰を高く上げて両足をいっぱいに広げられた状態で、ヴォルフラムは羞恥心と快感で
返事ができない。
だが彼女はなおも片手で双の果実をこすり合わせ、もう一方は、秘部ををこねまわす。。
その中の一点をこりこりと刺激されると、頭のてっぺんから電気が走ったような快感が脊椎をはしりぬけた。
「ああああああっっ!!」
なんとかその嵐のような刺激から逃れようと体をひねるが、うまく力が入らない。
「あ…は…っはあっ……も、もう分かったから…や、やめっ…!!」
「まだです」
「っ…!!!」
反射的に振り返り、彼は自分をこんな目にあわせている旧知の女性を睨む。
しかし彼女ははにこりと笑って、果実と秘部の間のふっくらとした部分を親指でおしあげた。
「んんっ!!」
ヴォルフラムは美しい顔をゆがめ、その刺激に腿を痙攣させる。
「ほら、ここも、でしょう?」
子供に言い聞かせるようなゆったりとした口調で、ぐりぐりと刺激を強める。
ヴォルフラムも必死に声を抑えている風だが、下半身はひくひくと痙攣し膝はいまにも崩れそうだ。
だが、彼の教官はあくまで自分の役割に忠実で、手を休ませる様子は無い。そして
「快感というのは、愛情と共に物理的要素で得られます。陛下へのお勤めのためには
人体のどこにその秘点があるのかを全て学び取っていただく必要があります。」
そういって、朱に染まる滑らかな肢体を仰向かせた。
「まだ訓練課程は始まったばかりですよ?」
外には今年一番の大雪が降る積もろうとしていた、冬の夜のこと。
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☆ いきなりアレですみません。軍曹殿萌えです。
ナースで女医でお姉さまっていったらもう…ねえ!
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