見えない陛下の左手がアレなので。
「…っ!!も、…無理だっ!」
「ん、支えてるから」
言いながら、ヴォルフラムの胸の突起をやわやわと刺激した。
「んん…っはあ…」
くすぐったいような、じれったい甘い感覚に少し体がこわばる。
「力抜かないと入んないよ?」
ユーリは手を休めずそうつぶやいて、今度は耳たぶをはむ。
「ふあっ!…!」
自分では意識していなかった、敏感な場所を刺激され
ヴォルフラムの膝から一瞬力が抜けた。
「んぐっ!!」
「ほら、全部入ったじゃん」
「…卑怯者!」
うっすらと涙を浮かべて抗議のまなざしを向けても、すぐに与えられる
刺激にきゅっと目を閉じて、つぶやいた。
「ひどくしたら、許さないからな!」
「うん。大丈夫」
…そう答えてはみたものの。
次の朝、シーツにくるまる婚約者をなんとか抱えて風呂まで運んだとか何とか…。
↑割といじわるユーリ
腰を落としきれないヴォルフを
なだめつつってかんじで。
ぬるさ少々挽回。
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