力つきてすみません
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「ユ…ユーリ! …っもう、決着は…ついただろうが…あぅっっ!!…」
『いや、まだついてはおらぬ』

王はそう言ってさらに奥を探るかのように、激しく突き上げてくる。
もう何度吐精させられたのか覚えていない。
そして何度注ぎこまれたのかも。


「……!! ひっ…っ…あああっ!も…出っ」
びくびくと震えるヴォルフラムの中心をユーリはきつく握り込んだ。
「んぐっ!!…ぅ」
大きくのけぞり、いやいやをするようなしぐさを見せる金色の髪を
見下ろしながら、ユーリは少しペースをゆるめた。
が、今度はさらに敏感になっている、前の先端からこぼれる白濁した液を
指にからめて、まあるく円を描くように、時にはきつくこするように割れ目を刺激した。
「ひっ!あっ!あっ…あっっ!!」
そして刺激を受けるたびに締め付けてくる後孔を、をもう片方の手でくすぐる。
「ああああああっ」
前と後ろ、両方から攻められた、ヴォルフラムは何度も痙攣を繰り返す。
たまらず身をよじろうとするが
下半身の感覚は、信じられないほどの快楽にのみ支配され、
もはや自分の意思では動かせない。


全身を駆け抜ける快感は、やがて脳神経のすべてを支配しヴォルフラムの
肉体だけでなく、魂までもが王の中に飲み込まれていく様だった。





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 陛下と絡ませている構図だったんですが、どうしても気に入らなくて
ヴォルフのみになっちゃったです。
…たぶん、右側で決着をつけていらっしゃると思います。
 途中から上様も降臨されて、激しく終わったこと希望(爆)



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