HOMEに行きます!

 ラングラーでチャレンジ(富士山に登る編)

一度も登らぬバカ、二度登るバカ。」・・・・・(富士山にまつわる格言)

 さて、冒頭にも書きましたが、富士山という日本人なら誰でも知っている山に一度は登ってみようというのは悪いこ

とじゃないと思われます。
 でも「二度登るバカ」って言うくらいで・・・はっきり言って富士山の頂上まで行くというのは苦行みたいなモンです。延々と続く岩だらけの登山道は面白みの無い、なんというか嫌がらせというか罰ゲームみたいなものです。だからあえて2度登るというのはバカ・・・なのでしょう(笑)
 ちなみに自分は大学生の時に一度登りました。標高3000m以上という異次元の世界でのめくるめく高山病の頭痛・はきけ・めまい・・・まあ、2度と登るまいと思ったわけですよ。
  しかしまあ、バカなものですから(笑)約10年も経つとあの学生時代に登った富士山のきつさみたいなものも忘れているというか、


 ↑なぜ5合目でボンネットを開いているのかというと・・・

なんか簡単に登れたような気がしてくるわけですよね。・・・って何書いてるのかというと、そう、僕はこの夏2度登るバカだったんですよね(笑)
 ・・・ことの発端は某Nさんの「30歳の記念に富士山に登ってみたい!」という発言でした。
  このHPにもチョコッと書いてますが、今年から「山登り」という新たなジャンルに取り組んでいた自分、そんな話をチラッと某Nさんにしてしまったんですよね。するとですね、某Nさんは「前々から一度は富士山に登ってみたいけど一人では不安だし一緒に行ってくれる人もいない」、と。そんな話の流れで・・・「いいよ、俺が連れてってやるよ!」、と・・・・嗚呼バカだ(笑)
 しかしまあ、学生時代と違い今は山登りのほんのチョットの知識と装備があるわけで、それにまあ1度登っていることだし大丈夫だろう、と。・・・ザック、登山用ステッキ、トレッキングシューズ、・・・・「携帯酸素」まで!登山装備をそろえるごとに根拠の無い自信を深めていく自分・・・たぶんもうその時にはバカの症状が出ていたのでしょう(笑)
 そんなわけで、運命の(?)8月18日木曜日(晴れ)にいたるわけです!(更新遅すぎ?)
 ところで、富士山の登山行程みたいなのって一泊かけて御来光見て・・・って感じなのかもしれませんが、なかなか仕事でそうもいかない自分なので日帰り登山を選択。イロイロ調べたところだいたい登って降りてくるのに8時間くらいはかかりそうなので、富士山五合目に7時半くらいにつけば大丈夫だろう、と。
  そんなわけで朝の4時に起き東名を走り時間どおり7時半ほどに富士山5合目(富士宮口)についたわけですが・・・。
 ↑上の写真はその富士宮口に着いて撮った写真なのですが、なぜボンネットを開いているのかというと・・・実は5合目についたは良いわけですが車から降りると素晴らしい景色とは裏腹になんかね変なボコボコいう音が聞こえるわけですよね。しかも我がラングラーくんからさ・・・。で、恐る恐る下を覗いたらなんかねエンジンルームの下にあろうことか緑の液体がポタポタ落ちてるわけですよ。マジビックリですよ、今から登ろうとしてるのになんだコリャ!!!・・・で、ボンネット開けてみたら・・・なんかね冷却水が沸騰(???)状態。水抜き穴(?)みたいなのから冷却水が漏れてるんですよね。いや〜、最初から幸先悪いなぁ。。。この前車検受けたばっかりなのになぁ。。。なんて考えてたらいつのまにかその沸騰(?)も収まってきたので、ま、いっか(笑)と。たぶん標高が高いから気圧が・・・なんだろう、って一人で納得して(←ホントかよ!)とにかくまあ、その時は富士山に登頂することのほうで頭がいっぱいだったから(笑)。

 というわけで、いざ、Nさんの引き連れてGO!というわけです。
 そうそう、 もちろん登山経験も無いNさん、そしてチョコチョコ登山をし始めた、さらには1度登っている自分というわけで、当然山登りのウンチクなど語りながら登っていったわけです。それに、その日の自分はかなり絶好調だったんですよね〜。雲が眼下に流れる何ともいえない景色とハァハァ言いながら大変そうに登っていく大勢の人たちを(ちょうどシーズンだったせいで登っている人はいっぱいいた!)を見ながらイイ感じで登っていく自分。Nさんはかなり大変そうでしたが、「がんばろうよ!」くらいのことを言いながら・・・嗚呼山登りってイイじゃない!・・・・と思っていたのは8合目まででしたね(笑)
 そう、悲劇は突然やってきたとですよ。。。。「高山病」なるモノがあるのですが、学生時代も自分は上に行けば行くほど頭痛気持ち悪さなどの症状がでてそれが大変だったのですが、8合目を過ぎたあたりで突然メチャクチャ息苦しくなってきたんです。吸ってるのに全然息が出来ない・・・まるで水の中にでもいるかのように、まさに溺れそうに感じ。歩けなくなって道の途中でヘタリこんでしまったのですが、座ったとたんストンと眠っちゃうかのような感じで一瞬意識が朦朧と・・・・。思えば朝の4時から車の運転してさらに山登りすること数時間疲れが出ないわけ無いわけで・・・遂に苦行の始まりです(泣)
 まあ、ともかく某Nさんと登っているこの状況から自分が先にギブアップするわけにはいかないというプレッシャーの中、死ぬ思いでなんとか頂上まではたどり着きました。しかし、まあ、調べて知ってはいたのですが8月といえど富士山の頂上は10度前後・・・はっきり言って思ってた以上に寒い!しばらく頂上で休んでいたわけですけど、高山病の頭痛・はきけ・めまいにさらに追い討ちをかけるこの寒さ・・・まさに苦行!まさに罰ゲーム!(笑)
 そんなわけで下りは全く地獄でした・・・余裕をかましていた8合目までの登りとはうって変わってもう自分のことで精一杯です・・・某Nさんのことをかまっている余裕は全くなく・・・いや、むしろほとんど高山病の症状のでてない某Nさんに「大丈夫???」って心配されながら下りました(泣)
 余談ですが、この「高山病」ってやつは不公平ですよね。これ全然関係ないヤツもいるんですよ・・・死ぬ思いで下ってるとこをメチャメチャ元気に下ってく子供に抜かされるのは何モノにも代え難い思い・・・まさにプライスレスな憤りです(!?)
 まあ、そんなわけでクルマまでたどり着いた時はもう限界超えてましたよ。。。たぶん、この10年間くらいを振り返ってみてもココまで苦しい思いをしたことは無かったんじゃないかな?、ってくらいに・・・。だから「富士登山したぞ〜!」なんていう達成感なんて全然なく、むしろ苦行から解放された・・・っていう安堵感だけでしたね。
  ちなみに時間はすでに6時近く・・・おお、10時間以上もかかっていたとです!そして着替えてクルマの運転席に乗ったとたん爆睡・・・・・・・。で、起きたら、寒い!帰り道なんて8月だというのにクルマのエアコンを暖房にしてましたよ・・・そのくらいこの標高は気温が低いってわけです。
 まあ、そんなわけで某Nさんには30歳の良い記念、僕にとっては苦い思い出(?)を残して無事富士登山終了しました(笑)僕はマジでその後1ヶ月くらい富士山を見るのもイヤ、富士山なんて言葉を聞くのもイヤだったですよ、苦しさがよみがえって来そうで!たぶん、いくら僕がバカでも3度登るバカにはならないと思います(笑)
 
   

 ウィンドウを閉じる