―子どもの本のお店―


 「バズハウス」( 藤枝市音羽町 ) 
 もう10年くらい前の話。
 ある日、偶然通りかかった藤枝の道路沿いに、大きな恐竜のような看板が立っているお店を発見。
 「なに、あれー? なんだろ? 帰りに寄ってみよう!」
 しかし、帰りは同じ道を通ったにもかかわらず、その看板は反対側からは見えなくて、つい通り過ぎてしまったのでした。

 それが、子どもの本の店「バズハウス」だと知ったのは、ずっとあとになってから。幼稚園の「絵本の会」で、藤枝に子供の本の専門店がある、という話がちらっと出た時、私は「あの店だ!!」と即座に思いました。お店の前にあった大きな恐竜の看板は、「エルマーのぼうけん」のりゅうなのでした。(だんだん傷んでしまって、残念ながら撤去されてしまい、今は赤い看板)

 バズハウスは、情報がぎっしりつまったお店です。大きな本屋さんではありませんが、絵本がゆったりと並べられていて、子どもたちを連れていくと小一時間は過ごしてしまいますね。
 幼稚園に通った8年間、絵本の会ではこのバズハウスをおおいに利用させてもらいました。情報を求めてはよく行ったものです。いまだにブッククラブに入っていて、毎月本を届けてもらってます。ご主人の石神さんが、本以外の情報も届けてくれます。


イベント好き!  

 コンサートや講演会など、いろんなイベントを企画するのもお得意。
 「トラや帽子店」や、新沢としひこさんのコンサートなど、楽しみでした。――楽しみでした、と過去形になってしまったのは、「トラや帽子店」は活動を休んでいるから。新沢としひこさんのソロコンサートも毎年のお楽しみだったんですが、ここんとこなくなっちゃって。
 でも、この夏には「新沢としひことケロポンズ」のコンサートで復活!
 ケロポンズというのは、「トラや」の増田裕子さんと、ポンちゃんという女性(不思議なキャラクターの持ち主)のグループ。
 新沢さん、増田さん、ポンちゃん、それぞれに強烈な個性の持ち主ですから、コンサートは期待以上の、超印象的なものでした。パネルシアターの『かきのきマン』新作も見られたしね! ポンちゃんの『やせたらどうしよう』という歌(実はポンちゃんてかなりぽっちゃりしている)など、ななみは今でもよく歌います。――このコンサートは来年もやって欲しい!と切に願っているのだ。


子どもの本セミナー

 今年は2月から「子どもの本セミナー」(もちろんバズハウス主催)が開かれていて、毎月1回通いました。(11月で終了)
 絵本作家や出版社の方などの講演で、毎回刺激を受けては帰ってくるというもの。
 実は私がこのホームページを立ち上げようと、重たい腰をようやく上げたのも、9月の始め、このバズハウスセミナーで童心社の下園さんという若き編集者さんのお話を聞いたのがきっかけでした。(童心社はまつたにみよこさんの『いないいないばあ』の赤ちゃん絵本シリーズをはじめ、数え切れないほどの絵本、こどもの本が出版されてます)
 下園さんが、ご自分が編集を手がけた本は、自分の子どもであるようにに愛情を感じるということを話されているのを聴き、私も手がけたくなったのです。ホームページを作らなきゃ!と思いました。そして、セミナーの帰りにパソコンショップへ寄り、さっそくHP作成ソフトを購入したのでした。

 
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