山頂で1時間、ついに全容を納めることが出来ず
1997/6/28
![]() |
十里木高原駐車場 9:29 越前岳の北尾根の末端部にある裾野市営の駐車場。20台あまりの駐車スペースがある。きれいなトイレがある。男性登山者にとってもありがたい。NTTのマイクロウエーブの中継所があるところまで草原が続いている。地元十里木で例年野焼きが行われていて、この斜面はよい遊び場となっている。 |
![]() |
展望台 9:47 マイカー族もここまで登ってくる。裾野を視野いっぱいに広げた雄大な富士を眺めることができる。ここには、コンクリート作りの頑丈な展望台がある。これより、カヤトを切り開いたなだらかな尾根道になる。 |
![]() |
南アルプス 10:46 展望台より20分ほどで樹林帯に入り、展望はきかなくなる。ルート上には所々岩が露出している。格好の休憩場所になる。毛無山塊、阿部奥の山並みの上に聖から甲斐駒まで白い頂を遠望することができる。 |
![]() |
ヤマボウシの花 愛鷹にはこの時期、斜面に点々と白いものが見える。 |
![]() |
エゾハルゼミ 11:07 登山道が樹林帯の中に入ると、途端に賑やかになる。ウグイスの声を圧倒して、樹林の中はセミの鳴き声で満たされる。羽化したばかりであろう、目の前に不時着する。 |
![]() |
分岐 11:11 このルート唯一の分岐である。十里木より3.5km富士寄りの勢子辻からの登路がここで合する。 |
![]() |
山頂より駿河湾を望む 11:19 この時期にまれな好天である。もっとも今回はそこをねらっての山行きである。6月に入り、すでに3つの台風に見舞われ、今年は史上2番目だとのことである。台風8号は富士山南麓を覆っていたスモッグを吹き払って西伊豆の起伏に富んだ海岸線を眼下に見せている。正面は大岳、その北斜面はいたるところ崩壊の赤茶けた地膚をのぞかせている。大岳山頂より手前の呼子岳まで、崩壊が激しく登路はない。 |
![]() |
山頂より富士市街を視野に納める 呼子岳より西方に、たおやかな尾根が桑崎集落まで延びる。左手の尾根は、大岳より1041mのコブから桑崎集落の下流にある石井部落に達する。この2つの尾根の向うに県下第2位の工業都市、富士の市街がスモッグに覆われて広がる。富士川、そしてお分かりだろうか、その彼方に三保の砂州が折戸湾を囲んでいる。 |
![]() |
縦走路 愛鷹連峰は、ここ越前岳を最高点にして、呼子岳、鋸岳、位牌岳、袴腰岳、そして愛鷹山に達する。山頂よりS字状に連なる愛鷹連峰の主脈が一望できる。 |
![]() |
ブナ林 愛鷹山中のブナ林は、位牌岳の東斜面、位牌岳より袴腰岳の間に広がる。そして、ここ越前岳山頂に代表されている。かって、越前岳は地味な、魅力に欠ける山頂で、標高の高いことが唯一のセールスポイントであった。登頂してもうっそうとしたブナの樹林でおおわれ、まったく眺望が効かない山であった。そのブナも山頂部にはまったく見られなくなった。おかげで、東斜面をのぞいて、展望の優れた山頂になり格好のハイキングコースになっている。画面に点々と白く見えるものは、枯死したブナの若木である。富士市寄りの西斜面には、もうほとんどブナを見ることができない。 |
| 標高差を647mを登降して、13:00再び駐車場に戻り、今回の山行きを終わる。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
| シモツケ | ヤマオダマキ | コバイケイソウ | ノイバラ | ヤマボウシ | |