はじめandゆう子 |
小さな
体験工房小売りしますキクスイの特蒸し茶
八十八夜新茶 100g \1000
普通 新茶 100g \700美味しいお茶生産農家が90%の農業の里です。
金谷町で一番大きい茶協同組合「キクスイ」は、FAシステムを導入した近代的な茶工場です。思い切った特別深蒸し茶を生産しています。
我が家も組合員です。毎日特蒸し茶を飲んで元気に農作業を楽しんでいます。
イタリアで 手揉み茶 交流
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イタリアでは、残念ですが、あまり日本茶は人気がありませんでした。 火香の強い下級茶が好まれました。 |
スカーナの民宿で、 楽しい食事の仕度をしています。 すてきな キッチン でした。
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イタリアに一緒に行った輸出組合の谷本宏太郎さんコメント 日本茶輸出組合と(社)静岡県茶手の共同事業としてここ数年行っているイタリアの椿祭りにおける日本茶の海外キャンペーンに仲田夫妻が参加しました。
最近の世界的な自然・健康ブームから、緑茶が世界中で注目されている中で、今年の1月以降、日本茶の残留農薬が日本茶の輸出相手国第一位のドイツで問題になり、日本の農業に不安を感じております。
また、来主要茶産地インド、スリランカ、中国、それに国内では鹿児島の茶農家が世界的な有機農産物ブームに対応して本格的に取り組んでいることを世界市場で目の当たりにして、
静岡の農家の将来を心配しています。椿まつりのおこなわれたトスカーナ村
斜塔で有名なピサの山の裏側、フィレンツェから車で1時間程度の山間の盆地にあるこの村は30分あれば歩いて一回りできてしまうような小さな集落です。
イタリアには珍しく雨の多いこの村は椿の栽培に向いているために、250年以上前から椿の栽培が行われてきました。
現在この村にはグイド・カトリカという国際的に有名な椿の品種改良家がいて、彼がお茶の栽培に挑戦しています。
皆さん御存知の通りお茶は椿の仲間なので、彼はこの地域に合った茶品種を作って、ヨーロッパ初の茶栽培家として歴史に名を残したいようです。
彼はお茶が好きで、特に健康に良い緑茶が好きだそうです。
村には静岡市の水とほぼ同じ水質の大変美味しい水が涌き出ていて、ここでは緑茶が美味しく飲めるということと、彼がアルコールに弱く(信じられないでしょうが、イタリア人にも下戸がいます)水割りのワインしか飲めないというのもお茶栽培に興味を持つことにつながるのでしょう。
村の主要農産品はオリーブオイルです。 この地方のエクストラバージンオイルは完熟しない実を使う青臭い、加熱しないで使うタイプです。
一番おいしいオリーブオイルはこの村の大地主の家でしか売っていません。
この家は留守がちなのでわざわざ車で(公共交通機関はこの村には無いので)出かけていっても、留守だと近くの畑を探し回ることになります。 次においしいオイルは村外れの共同工場と最近できた販売所で買うことができますが、自分たちの分が無くなるからといって、一人に一回10リットル以上は販売しないようです。
村から数Km離れた街道沿いの共同工場は大量注文に答えてくれますが、品質がまったく違います。
村の農家は日本の農家と同じように経営規模が小規模ですが、自分たちとその子孫の為においしい物を作り続けることを基本としているように見えます。
皆自分の作るものに自信を持っており、自分たちが一番良いところをとった後に、余ったら、おいしさをわかってくれる人に分けてやる。
という農業をしているようです。